日別アーカイブ: 2026年8月5日

じっくり考える

問題を解いていて、すぐに答えが出ないと、子どもは「わからない」と言って解説を見たくなります。しかし、そこで少し時間をかけて考えることが大切です。

問題文をもう一度読む。条件を書き出す。図を描いてみる。これまでに解いた問題と似ているところがないかを考える。そうやって手を動かしているうちに、解き方の糸口が見えてくることがあります。

受験勉強では、たくさんの問題を終わらせることに目が向きがちです。宿題もありますし、復習もしなければなりません。時間に追われていると、わからない問題はすぐに解説を読み、次へ進みたくなるでしょう。

しかし、解説を読んでわかったことと、自分で考えて解けることは同じではありません。解説を見れば納得できても、数字や条件が変わると解けなくなることはよくあります。自分で考えた時間が少ないからです。

もちろん、一問にいつまでも時間をかける必要はありません。それでも、最初から答えを見ようとせず、まずは自分で試してみる。その時間は確保した方がよいでしょう。

特に、少し考えれば解けそうな問題は、すぐに教えないことです。大人から見るともどかしく感じますが、子どもが考えている途中で手を出してしまうと、自分で解き方を見つける機会がなくなってしまいます。

一題をじっくり考え、自分で解き方を見つけた経験は、次の問題に取り組む力になります。早く終わらせることばかりを考えず、ときには立ち止まって考える時間を大切にしてください。