投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

結構勉強したはずなのに・・・

5年生1年間、それなりに勉強をしたはずなのに、1月の組み分けでも奮わず・・・。

という場合。

なぜできるようにならなかったのだろう、と考えてみてください。

実は理由は割とシンプルなのです。

それは量が多すぎたから。

今の塾はたくさんの課題を出します。理由は、他の塾に目を向けるような余裕を与えないため。

時間ができてしまうと、まだ他の塾でも勉強できるのではないか、と親は考える、と塾は知っているのです。

上位層は特にその傾向が強いから、たくさん課題を出す。しかし、下位層はそれにはついていけない。それでも、量を絞ると「上位の子と教材に差があるのはおかしい」とまた別のクレームが入る。だから、全部同じものを渡して、まあ、できる限りやってください、という姿勢になるのです。

だから、当然、チェックはしません。

で、その結果として何とかやろうとする子、ほどできなくなる。なぜなら、ちゃんとわからないまま、次に行こうとするから。

あ、これ、わかんない。じゃ、次。みたいな流れになりやすいのです。

そうすると結局何も積み重ならない。本来はここまではしっかり理解しようという線を決めて、それはわかるようにしていく。ここが基礎力です。それを培わないとその上に積み重なっていかないのだけれど、なかなかそれがかなわない。

また4教科それなりに平均してやらないと組み分けで点数を取れない。組み分け対策に一生懸命暗記をするご家庭がほとんどなのですが、しかし、その後子どもたちは忘れてしまう。だったら入試に向けてやる時期を決めて、それまでは算数と国語に力を入れる、みたいなパワープレーはまったくできない。

だからできるようにはならないのです。

子どもたちが悪いわけではない。やり方が悪い。子どもに合っていない。

だから最早変えた方が良いです。

子どもたちの気持ちは何とか上へ、と思うのですが、しかし、今のやり方をしていては上がる見込みがあまりない。

それよりは、パワープレーができるやり方へ切り替えて行った方が良い結果が出るでしょう。


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穴あき作文


邦学館 中学受験 算数オンライン塾
2月14日の問題






AIで算数を解いてみると

ふと思いついて、生徒の質問をAIに聞いてみました。

以下の問題を解いてください。
ある店てくだものを1000個仕入れたところ、4%がくさっていたので、残りに仕入れ値の50%の利益をみこんて定価をつけました。定価で売りだしたくだものの25%が売れ残ったので、売れ残ったくだものを定価の20%引きにして売りつくしました。その結果、29440円利益が出ました。このくだもの1個の仕入れ値は何円ですか。

しかし、最初は40個のくさった処理を間違えて、×。

そこで40個は腐っているから、これは損になることを教えると、まあ、方程式で解くので、正解になりました。

で、これでは小学生が分からないので、割合を使ってやる解き方を導き、【1】を使うように指示した後は、こうなりました。

1. 仕入れた果物の数

1000個 の果物を仕入れた。
そのうち 4%(40個)が腐った ので、売れるのは 960個 になる。

2. 定価の設定

仕入れ値を【1】とする ので、1個あたりの仕入れ値は 【1】。
1個あたりの定価は 仕入れ値の50%増し(1.5倍) なので:【1.5】

3. 定価での販売

75%(4分の3) が定価で売れたので、売れた数は:960×0.75=720個

1個の売値は 【1.5】 なので、売上は:720×【1.5】=【1080】

4. 割引後の販売

売れ残ったのは 25%(4分の1) なので:
960−720=240個
これを 定価の20%引き(1.2倍の価格) で販売するので、売上は:240×【1.2】=【288】

5. 総売上と利益の計算

総売上:
【1080】+【288】=【1368】
仕入れ費用(1000個すべての仕入れ値):【1000】
利益(売上から仕入れ費用を引く):【1368】−【1000】=【368】

6. 割合から実際の金額を求める

この 利益【368】が 29440円 だったので:
【1】=29440368=80
よって、1個の仕入れ値は 80円 となる。

となりました。

結構きれいな原稿ですよねえ。

で、まだまだでしょうけど、だんだん近づいてくるのではないかと思っています。定点的に計測を続けていこうと思います。

やがて教えてもらえるようになるか?


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理科は覚えることばかり・・・






また、その話ですか・・・、

校舎の先生に、「課題が終わらないんですけど・・・」という電話をしたところ、またその話ですか・・・みたいな感じで、

「できるところまでやればいいです。全部できなくても大丈夫ですから。」

と言われて、まあ、そうなのかと思ったものの、ではどこまでやればいいのか?と聞くと、教科によって異なるから・・・とまた話を濁されてしまったそうで。

授業で先生に聞くのは、周りの子どもたちがいるので、聞きにくいし、先生は「あっという間にいなくなる」というし・・・。

当然教材の量は上位クラスの生徒が、やるものがなくならない程度に配られています。

新年度になって、当然のことながら授業時間が増えて、家庭で勉強する時間が減るわけだから、まあ、やる時間がないのは当然といえば当然なのだけれど、これからは受験勉強に絞ってやれば、他の時間も使えるし・・・ということで、大量の宿題が出てくる。

まあ、これで上位の子も他の塾には行けなくなるでしょ?みたいな感じに聞こえてしまいますが・・・。

ということなので、別にチェックもないのだから、家庭の考えで進めて良いのです。

別に習い事やスポーツも家庭が続けさせたいと思うのなら、それで充分。最後まで野球をやって合格した子はちゃんといます。

我が家なりのやり方で、力をつけられれば良いのです。


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