投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

時間がかかる子

テストを受けると、時間が足りない、という子がいます。

で、急いで解きなさい、というのは、実はあまり意味がない。本人は急いでいるからです。でも時間がかかる。

だから、解けるようにしてから早くするしかないのです。

ところが今は小さい時から試験を受けているから、とにかく急がせる。

それでよく考えない子、よく読まない子が育つのです。

方法論は逆です。ちゃんとまず読めるようにする、ちゃんとまず考えるようにする。

できるようになったら、時間を短くする練習をすると良いでしょう。いたずらに急がせても問題は解決しません。

お薦めのルーティン

ミスを防ぐルーティンはいろいろありますが、そのルーティンを覚えるだけで、大変、というのだとこれまた効果がなくなる。

だから必要だというルーティンの中から、やはり3つぐらいに絞り込んでいくしかないのです。そんな5個も10個もやっている閑はない。

で、そんな中、一番効果があると思うのが「で、何を出すんだっけ?」とつぶやくこと。

もちろん心の中で。

これでかなり防げます。太郎君の分速、AからBまでの距離。間違っているものを選ぶ。

答えを書く前に、ちょっとつぶやく。

これは効果が絶大です。

最後の最後、これだけは絶対、と思うお薦めのルーティンです。

できることをていねいにやる

この時期になると、親も子もやはり合格したい、という気持ちは強いでしょう。

しかし、これまで合格してきた子どもたちを見てきて、私が一番感じるのはやはり「普通に受験する」ということに尽きるのです。

つまり、自分の持てる以上の力を出す、なんてことは考えない。自分ができることを淡々とていねいにやりきる、ということに集中していること。当たり前のことを当たり前にやることに注力していることが大事です。

土台、一発逆転などを意気込んでいると、ちょっとつまずいただけで焦る気持ちに変わってくることがあります。

「この問題ができないとまずい」などと思ってしまえば、解くきっかけがつかめないと慌ててしまうでしょう。

しっかり問題文を読んだところで、難しいと思えば違う問題をやればいい。できなくたって、実はみんなできないかもしれない。それよりは自分のできる問題は何かを考えていくことにに集中していることの方が大事なのです。

そういうどこか冷静なところがあれば、問題文を読んでいて、「あれ、ここかな」と思うところが見つかったりするものです。

「3番が難しかったんで、他のできるところをやっていて、それから戻ってもう一度問題を読み返したら、わかったんです。やっぱりあわてなくて良かった。」

そんな感想を言う子どもたちは少なくありません。

「できることをやればいい。できないことは土台できない。でも最後までていねいにしっかり考えること。」

これがコツかな、と思います。