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第612回 入試に出る内容を勉強する時期

■ 近年、中学受験の塾に入る時期が低年齢化しています。

■ 中学入試の受験人員が増え、勉強する内容が膨らんでいるからですが、しかしながら、塾を早くスタートしても試験に出る内容を勉強する時期を長くできてはいません。

■ 当たり前ですが、小学校2年や3年で中学入試の問題を解くのは無理です。だから基礎を勉強する時期が早くなっているだけで、それはできる子にとっては退屈なだけ。

■ 入試に直結する内容を勉強する時期を長くするためには、飛び級しかないのです。

■ 4年生になる時期からスタートすれば良いですが、それで5年生のコースをスタートさせる。そして5年生までの2年間で、一応中学受験の内容を全部勉強する。そして6年生になったら、実戦的な過去問演習や知識の獲得にさらに力を入れると、1年間それに充てられる余裕ができるのです。

■ 5年生までに受験内容を終わらせるというカリキュラムをやっている塾もあるのですが、しかし、その後集合授業だから復習回になってしまい、個別の学校別対策はまた遅れてしまうのです。ここが一番の問題点。

■ カリキュラムだけでなく、最後の1年間第一志望校対策に特化できるかどうかが鍵なので、ここはやはりオンライン個別指導の出番だと思っています。


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お試し受験は1校で充分

東京・神奈川の受験生は、埼玉や千葉でお試し受験をするケースが多いと思いますが、これは試験のリハーサルとするという意味があるので。そんなにたくさんやる必要はない。

遠くまで行かないといけないケースも考えられるから、1校で充分です。

まあ、それも絶対にやらなければいけないもの、でもない。

神奈川の子は、千葉や埼玉は遠いので、地方校の東京入試を利用する手がありますが、それも1校で充分。

入試は、こんな感じ、というのがわかれば良いでしょう。

合否にこだわる必要もありません。



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基本は受験校

ここのところ、ずっと大学附属校の人気が上がってきたのですが、大学入試のシステムも落ち着いてきたので、少しその陰りが見えてきています。

で、中学受験の場合、やはり基本は受験校だと思うのです。

というのも、子どもたちがこれから成長して、自分が何を勉強したいか、何を仕事にするのか、ということが段々決まってくる。

その希望に合わせて、大学を選ぶ、という自由が利くから、やはり受験校を候補に挙げて良いと思うのです。

大学附属校は確かに大学受験はないですが、その大学にない学部があったりするし、あっても定員が決まっていて入れないという場合もあるのです。

その場面で学校を出て受験するというのでも良いのですが、周りが受験しないのでやはり少々孤独感がある。

だったら最初から受験校が良いじゃないか、ということになるのです。

ただ、もうある程度選ぶべき道が見えているとか、やりたいスポーツがあるとか、ある程度道筋が見えていれば、大学附属校も良いでしょう。

ただ、無闇に大学受験を避ける必要は少子化の今日、あまり意味がないと思います。


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