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中学受験で子どもの人生は決まらない

まあ、この時期は子どもも、親も、決して落ち着いてはいられない。

    できない問題があったり、実は忘れていた、なんてことがあると、
    ついつい
    「大丈夫?」
    といいたくなってしまうもの。
    ただ、あまり細かいことを言い始めてしまうと、今度は子どもが自信をなくす、つらくなってしまう。自分の力を出し切れない、ということになりがちです。
    だから1月は、もう腹をくくるのがいいとお話はしていますが、なかなかそうならないのが「親心」なんです。
    そこでおまじないです。

    中学受験で子どもの人生は決まらない

      私はたくさんの子どもたちを送り出してきました。最初の子どもたちは、もう社会の中核で活躍しています。受験の結果がどうであったのか、という話でいえば、それをプラスにした子がいる、活かさなかった子がいる、ということなのです。
      合格しても、その後勉強をなめてしまった子がいる。合格して、その学校の良さを謳歌し、自分の道をしっかり見つけた子がいる。
      不合格だったが、そのことが発奮の材料となって、その後がんばった子がいる。不合格のまま、ついだらだらとした子がいる。
      合格、不合格よりも、実はその後、その経験をどう活かしたか、ということが子どもの人生には大事なのです。
      だから親は、この結果がどうあれ、プラスに考えてあげよう、良くがんばったんだから。という気持ちをどこかに持っていてください。
      そして、この3週間あまり。健康に気をつけて、けがもなく、無事試験を受けられることに注力しましょう。

上位校離れ

中学受験のスタートが早まり、さらに子どもたちの負担が増える中、上位校離れという現象が起きているようです。

つまり、そこまで上を狙わない。大学受験の状況を考えれば、中堅校であったとしても、そこそこの進学実績は出てきているので、敢えて上を狙わなくても良い。

塾内の消耗戦に加わらず、一歩距離を置くという考え方は、ある意味リーズナブルな考え方ともいえます。

これも塾が囲い込み戦略を早めたからで、ある意味、塾が自分で自分の首を絞めた結果になっているようです。

本来、そこまで子どもたちに負担をかけなくても良いものを「難しくなったから」の一点張りで、早くから囲い込むという戦略は、家庭からは距離を置かれることになりかねない。

いかにリーズナブルに、効率良く勉強をして合格してもらうか、を道案内することが役割だとすれば、現状は大いにかけ離れていると言えるでしょう。

逆転が起きる場合

入試問題の難度は、年度ごとに多少なりとも違いが出ることがあります。特に上位校は、それなりに難しい問題を出さないといけない、と考えている部分がある。というのもやさしいと、みんなできてしまうから差がつかない。なので、それなりに難しくすることになるわけですが、その難度が微妙にずれる。

で、難度が上がりすぎると今度は、みんなできなくなる。みんなできなくなると、逆転が起きやすくなる。だから、これもまた差がつかない部分にはなるのですが、ちょっとできないのと、大分できないの、差がつかなくなる部分があるので、逆転はこちらの方が起きやすくなる。

一方、問題がやさしいと、割と実力通り結果が出てくる部分はあるのですが、ちょっとしたミスが致命傷になる部分があり、「できる子を取りこぼす」面は出てくるところはあります。

難度は受験者平均を出してくれていれば、大方見当がつくところですが、難度に関わらず、とにかく自分のできる問題を解く以外に道はない。

最後はていねいさが勝負の分かれ目になるので、とにかく落ち着いて問題に取り組んで欲しいと思います。