投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

自分で考える時間が大事

大量の宿題や課題は、流れ作業を生みやすくなります。

だから、AIが出てきて、それを使って一気に宿題や課題をやってしまう、という技を身につけている子もこれから出てくるでしょうが、やはり自分で考える力をもっていないと、逆にこれからは生きられない。

AIやロボットに何でも任せられると思ってしまうと、一気にいろいろな力がなくなってしまうことがあるものです。

だから、今のうちにちゃんと自分で考える時間と力を作っていかないといけない。

そこが結構これから重要になってくるでしょう。

ちゃんと自分で考える時間を大切にしていきましょう。これは子どもだけでなく大人もそうかもしれません。

食堂のテーブルで勉強する

受験勉強をどこでするか、というのは案外大事な問題です。

自分の部屋に机があるのだから、そこでやればいい、と思われるかもしれません。しかし、実際には食堂のテーブルで勉強した方がうまくいく子は少なくありません。

特に受験勉強は、教科書やノートだけでは済まない。問題集があり、プリントがあり、解き直しの紙があり、場合によっては過去問も広げることになる。そうなると、子ども部屋の机では狭いことが多いのです。食堂のテーブルなら、必要なものを並べやすい。これは思っている以上に大きい。

もうひとつ、食堂で勉強する良さは、親の目が届くことです。ずっとつきっきりで教える必要はありませんが、近くに誰かがいる、というだけで、子どもは案外だらけにくい。分からないところがあればその場で聞けるし、手が止まっていればすぐ気づくこともできます。

自分の部屋に入ると、どうしてもほかのものに気が向きやすい。漫画があったり、ベッドがあったり、最近ならスマートフォンもあるでしょう。少し休むつもりが、そのまま長くなることは珍しくありません。その点、食堂は勉強だけの場所ではない分、余計なものが少ない。家族にテレビを消してもらうなど、少し協力してもらえれば、十分勉強できる場所になります。

また、食堂で勉強する形にすると、生活の流れの中で勉強時間を作りやすくなります。夕食の前にここまでやる、食後にもう少しやる、というように区切りがつけやすい。自室だと始めるまでに時間がかかる子でも、食堂なら比較的すっと入れることがあります。

受験勉強は、子どもひとりで完結するものではありません。最終的に解くのは本人ですが、そこに至るまでには家庭の支えが必要です。そう考えると、親の気配があるところで勉強する、というのは案外理にかなっているのです。

もし自分の部屋で思うように勉強が進まないようなら、場所を変えてみるのもひとつの方法でしょう。食堂のテーブルで勉強するだけで、意外に集中できる子はいるものです。

解説を読み解く力を育てるために

近年の学習教材や塾のテキストには、以前よりも丁寧で詳しい解説が付けられることが増えています。特に新年度の過去問題集などでは、解説の内容が充実しており、多くの子どもたちの理解を助ける設計になっています。

とはいえ、その解説を読んでもすぐに内容が飲み込めないケースも少なくありません。問題に直面してすぐに「教えてほしい」と頼ってしまう子どもは多いですが、ここで重要なのは「まず自分で考える時間を持つ」ことです。

問題がわからなければ、まず手を動かしてみる。次に解説をじっくり読んでみる。もしそれでも理解が難しければ、再度問題に立ち返り、考え直す。この繰り返しの中で「なるほど、こういうことだったのか」と自分で気づく瞬間が生まれます。

こうした段階を踏むことで、解説が単なる答え合わせのためのものから、自分の理解を深める手がかりに変わります。自分の力で解決の糸口を見つける体験は、学習効率を高めるだけでなく、子ども自身の自信にもつながるのです。

夏休み以降は、自学自習の時間が増え、授業だけでカバーできる内容にも限界が出てきます。授業ではわからない問題が扱われないことも多くなるため、過去問や問題集の解説を自分で読み込み、理解を深める力が一層求められます。

このため、解説を丁寧に読み取る習慣を早めに身につけることが重要です。教材選びの際にも、解説が充実しているものを選び、わからない部分はすぐに飛ばさず、じっくり読み解くクセをつけましょう。

解説を活用できる力が不足していると、せっかく過去問をこなしても成績の向上が思うようにいかないことがあります。自分の力で考え、解説を読み解いて理解する力が、これからの学習を支える土台となるのです。

また「すぐに教えてもらう」のではなく、まず自分の頭で問題に向き合う姿勢を持つことが、長期的な学力の伸びにつながります。解説を読み解く力は、一朝一夕に身につくものではありませんが、日々の積み重ねで確実に伸ばせる力です。

これからの受験勉強では、解説を「読む」だけでなく「理解し、自分のものにする」学習法を大切にしていきましょう。