2026年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

相対的な位置にとらわれすぎ

長い間、同じ校舎や教室で組み分けを受けていると、相対的な位置、というのはだんだん固定化します。

ある意味走り方を知って、テストの受け方も知って結果を出せる子と、そうではない子の差はなかなかひっくり返らない。

ただ、ここにあまりとらわれすぎてもいけないのです。なぜなら、その競争は同じ志望校の子どもたちとの競争ではないからです。

塾の組み分けテストですから、塾の勉強の中身が問題だけれど、志望校の問題と等しくはないのです。ここが落とし穴。

あまり組み分けテストにこだわっていると、手を広げすぎて,自分の志望校の傾向とは関係のないことまでやってしまう。それで結果が出ないと嘆くのは間違い。余計なことをやり過ぎているのです。

だから相対的な位置にこだわるのは、そろそろやめた方が良いのです。塾だって、6年生の後半はそこまで組み分けにこだわらなくなる。志望校の組み分けの方が比重が大きいでしょう。だから、大方志望校の目安がつけば良い、と考えてください。

その上で、その志望校にどうやって入るのか、実はこちらの方がよほど大切な戦略なので、そこに目を向けていきましょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
終わらない子


中学受験オンライン塾 田中貴社中 
飛び級、その後


邦学館 中学受験 算数オンライン塾
3月30日の問題







なぜ自分で勉強しないのか?

フリーダムオンラインは、自分で勉強ができるようにいろいろシステム的な工夫をしていますが、しかし、もうひとつ大事なポイントは
「今週はこれでおしまい」という目安がはっきりしている。

塾に行くわけではないので、今週のカリキュラムと問題が終われば、後は何をしても大丈夫、という状態にしてあげられます。

しかし、一般的な塾だと、塾に行ってかつ、宿題や課題を家でやる。つまり、自分の自由が利かない。

がんばっても終わらない、ということであれば、塾に行っているのだからもういいだろう、と考える。

逆に親は塾に行かないと勉強しないのなら塾に行かせる時間を増やす。個別指導や家庭教師を増やす。

結果として子どもたちはさらに自分で勉強しなくなる、という悪循環に陥ります。

負担が過多だからこそ、そういうことになるわけで、まずは自分でしっかりやる内容を決めてあげて、「これで終わればもう負担は増えない」ということを明示してあげるべきです。

終わるんだったら、ちゃんとやる子は多いのです。

フリーダムオンラインは塾に行かないから、自分でやるようになっている、ということではないかと私は思っていますが・・・。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
1列に並ばせる意味があるのか?


中学受験 フリーダムオンラインブログ
先生といっしょでなければいけない、ということはない







主要校の過去問販売が早い理由

今年2月の試験の内容を解説した過去問がすでに3月から発売されてきています。

10年ぐらい前までは、夏休み頃に販売されていたわけですが、今はもうこの時期に販売が始まっている。

つまり、それだけこの時期から需要があるからです。

早く始めている家庭は増えているわけで、また過去問をやることによって、本当に志望するか、その相性も分かる。

相性が合わないと、なかなか成績は上がらないので、やはり早めにやっておいた方が良い。

また遅いと消費者は過去のものを買って、新しいものを買わなくなるから、早く売り出さないといけないところもある。

なので、販売は早くなっているのです。

せっかく早く出してくれるのだから、どんどんやっていきましょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
私立から公立に移る子


中学受験オンライン塾 田中貴社中 
物をオンラインで買うなんてことは想定外だったが


フリーダムオンラインブログ 
フリーダムオンラインが提案する3つの自由


邦学館 中学受験 算数オンライン塾
3月28日の問題