2026年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

結構勉強しているのに

ここのところ、「勉強しているのだけれど、成績が上がらない」という話を良く聞くようになりました。

結構、宿題も多いけど、なるべくがんばってやっているし、終わらせているのだけれど、でもできるようにならない。

これ、やはりやることがちょっと違っているように思うのです。

今の塾は、多くの場合、各教科で先生が違うし、それぞれの先生が自分の教科のことだけ課題を出す。

そして、それを調整する人はいません。

なので、子どもたちは一杯一杯になるが、本来は、当然今やるべき優先順位がそれぞれの子にあるわけで、それをやらないとできるようにならない。

しかし、今先生が出している課題は基本的に全員に同じものを出しているはずで(じゃないと、不公平だという声が上がるそうですが)、だから、個々の課題は解決しない。

だから勉強していてもできるようにならない、ということなのです。

それはもう、昔からずっとそうで、だから個別や家庭教師の出番になっているわけですが、でも、そんな時間がもうない、という子も結構多い。時間ギリギリ。

だから根本からやり方を変えないと、問題は解決しないのです。




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併願校の想定は早めに

子どもたちは第一志望に向けてがんばっていけば良いのですが、実際はやはり挑戦するレベルの学校が多いもの。

実際の受験では、併願校に進学する子が多いわけで、だからこそ、併願校の想定は早めにしていかないといけない。

ある意味、実質的な第一志望になるので、いろいろな角度から検討しないといけない。

どうしても秋に、摸擬試験の結果が出てから、と考えやすいが、候補はしっかり絞り込まれていた方が受験カレンダーを決めるのに手間がかからない。

それに、併願校の学校別対策も早くから始められることになるので、想定は早めにスタートしましょう。


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自走は夢?

子どもが自分で勉強して、受験準備をすることを「自走」というのだそうですが、なかなか自走は難しいですね。

本人が計画を立てるといっても、何をやりなさいと言われたことを課題にすることはできても、自分の課題を具体的にこう、と指摘できる子はあまりいない。

これが中学生や高校生になると話はすこし違ってきますが、それでも、何をやれば良いのかわかっていない中学生や高校生もいますから、小学生にはなかなかハードルが高い。

だからご家庭がいろいろやっているわけで、それ自体は何も問題がないというか、むしろ手を出してあげないと難しいところはあるでしょう。

完全に自走した子は、あまり経験がないというか。

1人、何でも自分で決めて、自分で実行する子がいました。

ただ、これはこれでガンコなので、まあ、ハイハイとは聞いていたが、しかし、多少軌道修正をさせていたところはあります。

しかし自分でやる、ということに関してはかなり意識が高かったし、ちゃんとやろうとしていたので、力もついて第一志望に合格していきました。

やはり意識が高ければ、合格する率は高くはなるので、完全自走は無理でも、自分で勉強する姿勢は身につけてもらいたいと思います。




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