最後に伸びる子どもたちに共通する要素はいくつかありますが、その中で大事だなと思うのが「わからないことをごまかさない」態度です。
たくさんの問題をやり続けていると、ちょっと間違えても、「まあ、ミスだから」と流してしまう。ところが本当にわかっているか、というとそうでもない。
ところが伸びる子はここで見逃さない。というか、勉強することによって「わからない」ということが気持ち悪くなっている。
なぜ、そうなるのか。どうして、そういう答えになるのか。
疑問に思ってくると、ついほっておけなくなる。
そんな時間はない、と思われるかもしれませんが、そういうことをいい加減にしておいて勉強しても逆にザルで水をすくうようなものだから、決してできるようにはならない。
そしてまた、それが一問わかることで、いろいろ他に応用できるようになるから、やはり一問を大事にした方が良いのです。
わからないことをごまかさないと、ひとつの理解をいろいろな方向に展開できるようになるので、そういう気持ちで勉強してほしいと思います。
11月8日の問題(比と割合の問題)
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