式は最後まで書く

子どもたちが問題を解いている様子を見ると、やはりいかにも「急いでいる」という感じがします、

で、記述式で式が完全に合っていなければ○がもらえない場合はがんばって式を書ききっていても、そこまで求められていない場合は、式が途中で終わっていることが多い。

これは頭の中の方が式よりも先にいっているからです。もう式の計算が暗算でわかっているから、次のステップに進んでいる。しかし、式が残らないと、そこで何を考えたか確認の仕様がない。

結果として、その場面で計算間違いをしてしまったら、式を見直してもミスが見つからないことになるのです。

だから、面倒でも式をひとつひとつ書き切る工夫をしないといけない。

そして、それを確認する。

これがは事なルーティンのひとつになります。

入試というのは、「人ができない問題ができる」よりも「人ができる問題を間違えない」ことの方が大事なのです。しかし、ミスは起る。できる子どもたちもミスはするのです。ただし、試験時間中に修正している。

つまり修正する方法を身につけているから、ミスがみつかり、間違えないようになるのです。

模擬試験や過去問の練習では、これを身につけることが大事。

なので、きっちり式を書ききり、それを確認する癖をつけてください。

夏至ごろの満月が低く見える理由

夏至ごろ、満月が南の空に来ても、冬の満月のようには高く上がりません。これは日本を含む北半球での話です。

まず、夏至ごろの地球では、地軸の北極側が太陽の方へ傾いています。そのため北半球では太陽が一年のうちで最も北寄りを通り、南中高度が高くなります。

公転面を横から見て、夏至には地軸の北極側が太陽へ傾き、反対側の満月の南中高度が冬至の太陽と同じになることを示す図
夏至の太陽は南中高度が高くなりますが、反対側にある満月の南中高度は冬至の太陽と同じになります。

満月のとき、太陽と月は地球をはさんでほぼ反対の方向にあります。夏至の太陽は南中高度が高くなりますが、その反対側にある満月の南中高度は、模式的には冬至ごろの太陽と同じになります。

冬至ごろの太陽は、南寄りの低い道を通ります。夏至ごろの満月もそれに近い道を通るので、真夜中ごろに南中しても高くならないのです。

ただ、月の通り道は太陽の見かけの通り道に対して少し傾いています。そのため、夏至に近い満月でも、南中高度は毎年まったく同じにはなりません。

夏だから月が低いのではありません。太陽が高い季節の満月は、その反対側にあるため低くなる、ということです。

成績の上下は当たり前

成績というのは、一直線に上がっていくものではありません。良いときもあれば、悪いときもある。これは当たり前のことです。ですから、一回成績が下がったからといって、すぐに勉強の仕方が悪いとか、勉強量が足りないと考える必要はありません。

特に、勉強のやり方を変えたときは、一時的に成績が下がることがあります。例えば算数で、それまで頭の中だけで考えていた子が、式を書いたり、図をかいたりするようになる。当然、最初は時間がかかります。国語でも、何となく選択肢を選んでいた子が、本文のどこに根拠があるのかを確かめるようになれば、最初はかえって迷うこともあるでしょう。

しかし、そこで「前の方が点が取れたから」と元に戻してしまってはいけません。新しいやり方が身につくまでには時間がかかります。続けているうちに、だんだん速くなり、正確にもなっていく。その途中で成績が上下するのは、むしろ普通のことなのです。

大事なのは、一回の成績で判断しないことです。最近、何を変えたのか。何を練習しているのか。そこを確かめながら、少し長い目で成績を見てください。上がったり下がったりしながら、少しずつ力はついていきます。