今のやり方が最短なのか?

最近、つくづく感じることは、子どもたちが合格に向かわないといけないのに、どんどん遠回りをしていることです。

みんな同じことをやるのは、塾にとっては合理的であっても、子どもたちにとっては合理的でない。

志望校によっては出題されない、複雑な理科計算や立体図形の問題まで、延々とやらされて自信ややる気を失っている現実。

これらは、やはり道筋としては最短とは言い難いところではあるのです。

志望校を早くに決めてしまえば、要らないと思うがどんどん決まって来る。

しかし、そう決まってしまって塾を離脱させるわけにはいかないから、学校別特訓の資格審査など、姑息な?手段で子どもたちに同じ道を歩ませている現実は、どうも納得がいかない。

それであとから、慌てて学校別対策をしようとしても間に合わなくなってしまうのは本当にもったいないのです。

この夏もまた、意味のない分厚い過去問集をやらされる子どもたちのことを考えると、ここはそろそろ家庭が思い切った決断をした方が良い、と思います。

みんなセット

今の塾、夏期講習はみんなセットのところがほとんどでしょう。

夏期講習、何十時間、何授業とセットになっている。

しかし、本当のことを言えば、子どもに全部必要というわけではないのです。

フリーダムオンラインは、WEBワークスを自分で勉強するスタイルなので、全部自分で取捨選択できる。

また、先生に全部教えてもらう、というスタイルでもないので、自分が必要なものだけを先生に教えてもらえるように設計されています。

なぜか?

無駄な時間を作りたくないから。

何でもかんでもみんなと同じ、と考えるのはやはりおかしい。

受ける学校も違うし、課題も違うのだから、やる勉強も違うはず。

まあ、オンライン個別だからできる、と言ってしまえばそれまでですが・・・。

家庭が主導権をにぎるべき

中学受験は、どうしても塾のペースで進みがちです。

毎週の授業があり、宿題が出て、テストがあり、その結果でクラスが変わる。そうなると、家庭もつい「塾についていくこと」が目的になってしまいます。

しかし、本来の目的はそこではありません。

わが子が、志望校に合格する力をつけること。そして、その過程で無理をしすぎず、自分で勉強する力を少しずつ育てていくことです。

塾のカリキュラムは、全員に向けて作られています。だから、ある子にはちょうど良くても、別の子には多すぎることがあります。今やるべきことではない内容まで、ただ「出されたから」という理由で抱え込んでしまうこともあるでしょう。

そこで大事になるのが、家庭の判断です。

この宿題は本当に今必要なのか。今は難問よりも基本を固めた方が良いのではないか。組み分けテストのために追い込むより、志望校の対策を始めた方が良いのではないか。

そうした判断は、塾任せにしているだけではなかなかできません。塾には塾の都合があります。クラス編成もありますし、カリキュラムを進める必要もあります。もちろん塾を否定する必要はありません。上手に利用すれば、非常に大きな力になります。

ただし、主導権まで渡してしまってはいけないのです。

中学受験は高校受験や大学受験と違って、学校が進路指導をしてくれるわけではありません。何を受けるか、どの塾に通うか、どの教材を使うか、どこまでやるか。最終的には家庭が決めなければなりません。

だからこそ、親が冷静に子どもの様子を見ることが大切です。

疲れていないか。わかったつもりで進んでいないか。テストの点数だけに振り回されていないか。志望校に必要な勉強から外れていないか。

初めての中学受験では、なかなか判断がつかないことも多いでしょう。その場合は、セカンドオピニオンを求めても良いと思います。塾の先生とは別の立場から、今の勉強が本当に合っているのかを見てもらうだけでも、ずいぶん整理されることがあります。

大事なのは、家庭が「言われた通りにやる」だけにならないことです。

子どもの受験なのだから、子どもに合った進め方でなければなりません。そして、その子のことをいちばん近くで見ているのは家庭です。

塾を使う。教材を使う。模試も受ける。

しかし、最後に判断するのは家庭です。

中学受験の主導権は、塾ではなく家庭が持つ。その意識を持つだけで、やるべきことはかなり整理されてくるはずです。