もともと無理な計画なら、やり切ることはできません。
しかし、少しがんばればできる、というぐらいのことであれば、やはり最後までやり切らせることが大事だと思うのです。
これは勉強に限りません。家の手伝いでも、習い事でも同じでしょう。自分で決めたことを最後までやる、という経験を積み重ねることが大切なのです。
ただ、その「少しがんばればできる」というところのさじ加減は必要です。
子どもたちに計画を立てさせると、最初はたいてい理想的な計画を作ります。そして、だいたい実現するのは難しい。
「これはちょっと無理なんじゃない?」
と言っても、本人は「大丈夫です」と答えます。
そこで、とりあえず1週間やらせてみる。すると案の定、全部は終わらない。
そこで計画を整理します。やらないことをいくつか決める。その代わり、残したものについては、
「これは絶対にやろう。もうここからは減らさないよ。」
と決めます。
それでも本人にとっては楽ではありません。しかし、何とかがんばって最後までやり切る。すると、少しずつ「自分にもできる」という気持ちが出てきます。
この感覚が大事なのです。
最初からたくさんやらせる必要はありません。やることを絞って、その代わり決めたことはやり切る。そして、できたらしっかり評価してあげる。
そうすると、それが自信になります。
勉強でも、結局はこの積み重ねでしょう。「決めたことはやる」という習慣がついてくると、少しずつ自分から動けるようになっていきます。
