決めたことはやりきる

もともと無理な計画なら、やり切ることはできません。

しかし、少しがんばればできる、というぐらいのことであれば、やはり最後までやり切らせることが大事だと思うのです。

これは勉強に限りません。家の手伝いでも、習い事でも同じでしょう。自分で決めたことを最後までやる、という経験を積み重ねることが大切なのです。

ただ、その「少しがんばればできる」というところのさじ加減は必要です。

子どもたちに計画を立てさせると、最初はたいてい理想的な計画を作ります。そして、だいたい実現するのは難しい。

「これはちょっと無理なんじゃない?」

と言っても、本人は「大丈夫です」と答えます。

そこで、とりあえず1週間やらせてみる。すると案の定、全部は終わらない。

そこで計画を整理します。やらないことをいくつか決める。その代わり、残したものについては、

「これは絶対にやろう。もうここからは減らさないよ。」

と決めます。

それでも本人にとっては楽ではありません。しかし、何とかがんばって最後までやり切る。すると、少しずつ「自分にもできる」という気持ちが出てきます。

この感覚が大事なのです。

最初からたくさんやらせる必要はありません。やることを絞って、その代わり決めたことはやり切る。そして、できたらしっかり評価してあげる。

そうすると、それが自信になります。

勉強でも、結局はこの積み重ねでしょう。「決めたことはやる」という習慣がついてくると、少しずつ自分から動けるようになっていきます。

二期制の場合、通知表のコピーは忘れずに

2学期制のところは、そろそろ秋休みの時期かもしれません。

秋休みと言ってもあまり長い休みではないわけですが、しかし、前期、後期で切り替わるわけで、通知表も前期の分がここで出てくる学校があります。

で、しっかりコピーをとってください。

3学期制のところは、通知表を12月にもらってからの出願でおおむね間に合いますが、2期制の場合はここで通知表のコピーをとっておかないと、出願に使えません。

今は多くの学校が出願の書類として調査書を求めていませんが、通知表のコピーはやはり必要な学校が多いと思います。

ここで出席日数や学校の様子を一応確認する学校が多いようです。本人が間違いなくその学校に在籍しているかのを確認するのにも使います。

で、良く質問があるのは、「通信欄の返信を書いてからコピーするのが良いか?」ということなのですが、それはどちらでもかまいません。

そこで差が出ることは考えられないので、気になるのではれば書く前にコピーをしておけばよいでしょう。

授業についていけない?

この時期になると、集合授業のレベルはだんだん上がっていきます。

一般に塾の授業は、そのクラスの真ん中ぐらいの子に合わせて進めることが多いものです。しかし、受験が近づいてくると、少し事情が変わってきます。だんだん上の子に合わせた授業になっていく。

真ん中ぐらいの子はまだ何とかついていけるかもしれません。しかし、それより下にいる子にとっては、「授業がわからない」「ついていけない」ということが増えてきます。

なぜそうなるのか。

塾としても、そろそろ合格実績が気になる時期です。難しい学校に合格する可能性のある子には、当然力を入れたい。クラスの担当者としても、上の子をさらに伸ばした方が結果につながりやすい、という面はあるでしょう。

特に、この時期になってもまだ勉強に身が入らない子は、なかなか手をかけてもらえなくなります。「もうここまで来たら、自分で頑張ってもらわないと」ということになる。

本当は、そうなる前に今のクラスが合っているのかを考えた方が良いのですが、長く通っていると、なかなか踏ん切りがつきません。そのまま最後まで通い続ける子も少なくないでしょう。

しかし、大事なのは塾に通い続けることではありません。

今の授業を本当に理解できているのか。その授業が自分の志望校の対策として役に立っているのか。そこは一度、しっかり確認しておいた方が良いでしょう。

授業についていくだけで精一杯になっているのであれば、その時間を基礎のやり直しや過去問、志望校に必要な勉強に使った方が良い場合もあります。

受験までの時間は限られています。だからこそ、「今まで通ってきたから」ではなく、「これから何をするのが一番必要なのか」で考えてください。