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    人気、不人気

    2025年2月1日で1回だけの入試しかしない学校を並べてみました。

    学校名 募集定員 応募者数 倍率
    開成 300 1234 4.1
    麻布 300 761 2.5
    武蔵 160 518 3.2
    駒場東邦 240 617 2.6
    早稲田高等学院 120 392 3.3
    慶應義塾普通部 180 675 3.8
    桜蔭 235 542 2.3
    女子学院 240 706 2.9
    雙葉 100 389 3.9
    フェリス女学院 180 415 2.3

    こうやって見ると、今は1回だけの入試という学校が本当に少ないですね。第1回、第2回と分けられると、まあ、この学校に行きたい、と思っていても、他の学校を併願できるわけだから、その点はメリットですが、今回は比較なので、これだけになってしまいました。

    一番倍率が高いのは開成で4.1倍。次が慶應義塾普通部の3.8倍。
    御三家レベルで麻布や、駒場東邦が2倍台というのは、やはり少ないと思いがちですが、しかし、女子に目を転じてみると、一番難しいとされる桜蔭が2.3倍です。まあ、倍率と難しさが今ひとつ比例しないところもあるかもしれません。

    ただ、やはり毎年の増減はいろいろあって、それはその学校の人気度を物語るところはあります。3月にいろいろな塾で入試説明会があり、この学校は減った、人気がなくなった、というような話は出てくると思うのですが、やはり我が家は我が家なりに、我が子に合う学校をしっかり選んだ方が良いでしょう。


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    結構勉強したはずなのに・・・

    5年生1年間、それなりに勉強をしたはずなのに、1月の組み分けでも奮わず・・・。

    という場合。

    なぜできるようにならなかったのだろう、と考えてみてください。

    実は理由は割とシンプルなのです。

    それは量が多すぎたから。

    今の塾はたくさんの課題を出します。理由は、他の塾に目を向けるような余裕を与えないため。

    時間ができてしまうと、まだ他の塾でも勉強できるのではないか、と親は考える、と塾は知っているのです。

    上位層は特にその傾向が強いから、たくさん課題を出す。しかし、下位層はそれにはついていけない。それでも、量を絞ると「上位の子と教材に差があるのはおかしい」とまた別のクレームが入る。だから、全部同じものを渡して、まあ、できる限りやってください、という姿勢になるのです。

    だから、当然、チェックはしません。

    で、その結果として何とかやろうとする子、ほどできなくなる。なぜなら、ちゃんとわからないまま、次に行こうとするから。

    あ、これ、わかんない。じゃ、次。みたいな流れになりやすいのです。

    そうすると結局何も積み重ならない。本来はここまではしっかり理解しようという線を決めて、それはわかるようにしていく。ここが基礎力です。それを培わないとその上に積み重なっていかないのだけれど、なかなかそれがかなわない。

    また4教科それなりに平均してやらないと組み分けで点数を取れない。組み分け対策に一生懸命暗記をするご家庭がほとんどなのですが、しかし、その後子どもたちは忘れてしまう。だったら入試に向けてやる時期を決めて、それまでは算数と国語に力を入れる、みたいなパワープレーはまったくできない。

    だからできるようにはならないのです。

    子どもたちが悪いわけではない。やり方が悪い。子どもに合っていない。

    だから最早変えた方が良いです。

    子どもたちの気持ちは何とか上へ、と思うのですが、しかし、今のやり方をしていては上がる見込みがあまりない。

    それよりは、パワープレーができるやり方へ切り替えて行った方が良い結果が出るでしょう。


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    2月14日の問題






    AIで算数を解いてみると

    ふと思いついて、生徒の質問をAIに聞いてみました。

    以下の問題を解いてください。
    ある店てくだものを1000個仕入れたところ、4%がくさっていたので、残りに仕入れ値の50%の利益をみこんて定価をつけました。定価で売りだしたくだものの25%が売れ残ったので、売れ残ったくだものを定価の20%引きにして売りつくしました。その結果、29440円利益が出ました。このくだもの1個の仕入れ値は何円ですか。

    しかし、最初は40個のくさった処理を間違えて、×。

    そこで40個は腐っているから、これは損になることを教えると、まあ、方程式で解くので、正解になりました。

    で、これでは小学生が分からないので、割合を使ってやる解き方を導き、【1】を使うように指示した後は、こうなりました。

    1. 仕入れた果物の数

    1000個 の果物を仕入れた。
    そのうち 4%(40個)が腐った ので、売れるのは 960個 になる。

    2. 定価の設定

    仕入れ値を【1】とする ので、1個あたりの仕入れ値は 【1】。
    1個あたりの定価は 仕入れ値の50%増し(1.5倍) なので:【1.5】

    3. 定価での販売

    75%(4分の3) が定価で売れたので、売れた数は:960×0.75=720個

    1個の売値は 【1.5】 なので、売上は:720×【1.5】=【1080】

    4. 割引後の販売

    売れ残ったのは 25%(4分の1) なので:
    960−720=240個
    これを 定価の20%引き(1.2倍の価格) で販売するので、売上は:240×【1.2】=【288】

    5. 総売上と利益の計算

    総売上:
    【1080】+【288】=【1368】
    仕入れ費用(1000個すべての仕入れ値):【1000】
    利益(売上から仕入れ費用を引く):【1368】−【1000】=【368】

    6. 割合から実際の金額を求める

    この 利益【368】が 29440円 だったので:
    【1】=29440368=80
    よって、1個の仕入れ値は 80円 となる。

    となりました。

    結構きれいな原稿ですよねえ。

    で、まだまだでしょうけど、だんだん近づいてくるのではないかと思っています。定点的に計測を続けていこうと思います。

    やがて教えてもらえるようになるか?


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