5分考えてわからなければ、解説を読めに潜む危険

思考力はじっくり考えなければ、やはり育ちません。

私は、1問15分ぐらいはかんがえても良いと思うし、子どものペースで考えさせないと、本当にわかるようになるか、あやしくなってくるところがあるからです。

しかし、最近、たくさんの問題を解くために、「5分考えたら開設を読め」という勉強をしている子がいるようなのです。

これは危険。

ひとつはわかった気になってしまうだけ、のことが多いから。本当にその問題の構造をつかんでいないにもかかわらず、ああ、こういうこと、こうなるので、とわかった気になってしまうだけで、自分の思考力につながっていない可能性があること。

さらに、意識が高くなければ、ただ答えを写しているだけ、ということになります。だってゲームやりたいもんね。

だからやるべき数は絞らないといけない。何でもかんでもたくさんやる、というやり方は質を問わないから、力がつかないのです。

親の忍耐力

子どもが何か新しいことに取り組む場面を見守っていると、じれったく感じることはありませんか?たとえば、なかなか開けられない蓋に悪戦苦闘しているとき、つい手を貸したくなるものです。

「こうやるといいよ」とすぐに教えてあげるのは簡単ですが、こうした親の介入は、実は子どもの自立を妨げることがあります。

子どもが困難な状況に直面したとき、自分の力で乗り越える経験は非常に重要です。失敗してもあきらめずに挑戦し続けることが、やがて大きな自信と問題解決能力を育むのです。

現代は一人っ子や少人数兄弟の家庭が増え、複数の大人が子どもに目を向けていることも多いでしょう。そのため、つい「手助けをしてあげたい」という気持ちが強くなりがちです。しかし、ここで親が一歩引いて見守ることが、子どもの成長に欠かせません。

たとえ時間がかかり、見ている側ももどかしいと感じても、子ども自身が最後までやり遂げることを待つ姿勢が求められます。この「我慢」が、子どもに自らの力で問題に向き合う強さを与えます。

新学年になり、学習や生活の中で新たな挑戦を迎えている子どもたちも多いでしょう。困難に直面したとき、親がすぐに手を出すのではなく、子どもが自分の力で乗り越えられるよう見守ることこそが、長い目で見て最も良い支援となります。

子どもの成長は、親の忍耐力によって支えられています。手を貸したくなる気持ちを抑え、子どもが自ら考え、試行錯誤する時間を大切にしましょう。それがやがて子どもの自信や自主性を育て、人生のさまざまな局面で役立つ力となるのです。

テストは自分の都合で決めてもよいのだが

組み分けテストはカリキュラムテストなので、定期的にやってきます。

ただ、そのテストはもう少し後の方が良いのに、と思うこともあるでしょう。

何でも延期するのは望ましくないが、やはり自分の準備ができてから、という方がやりやすい。

フリーダムは、テストも自分の都合で決められるので、まあ、その点では便利でしょう。

ただ、これも競争しない、からできるのです。

絶対評価で、このカリキュラムはここまでわかった、というチェックをするのだから、本来はこれで良いのです。

塾は子どもが勉強しないから、親が子どもに勉強させるように仕向けます。だから、まあ、それで苦しくなるケースも多いので、そういうところから脱してしまうのもひとつの方法でしょう。