授業についていけない?

この時期になると、集合授業のレベルはだんだん上がっていきます。

一般に塾の授業は、そのクラスの真ん中ぐらいの子に合わせて進めることが多いものです。しかし、受験が近づいてくると、少し事情が変わってきます。だんだん上の子に合わせた授業になっていく。

真ん中ぐらいの子はまだ何とかついていけるかもしれません。しかし、それより下にいる子にとっては、「授業がわからない」「ついていけない」ということが増えてきます。

なぜそうなるのか。

塾としても、そろそろ合格実績が気になる時期です。難しい学校に合格する可能性のある子には、当然力を入れたい。クラスの担当者としても、上の子をさらに伸ばした方が結果につながりやすい、という面はあるでしょう。

特に、この時期になってもまだ勉強に身が入らない子は、なかなか手をかけてもらえなくなります。「もうここまで来たら、自分で頑張ってもらわないと」ということになる。

本当は、そうなる前に今のクラスが合っているのかを考えた方が良いのですが、長く通っていると、なかなか踏ん切りがつきません。そのまま最後まで通い続ける子も少なくないでしょう。

しかし、大事なのは塾に通い続けることではありません。

今の授業を本当に理解できているのか。その授業が自分の志望校の対策として役に立っているのか。そこは一度、しっかり確認しておいた方が良いでしょう。

授業についていくだけで精一杯になっているのであれば、その時間を基礎のやり直しや過去問、志望校に必要な勉強に使った方が良い場合もあります。

受験までの時間は限られています。だからこそ、「今まで通ってきたから」ではなく、「これから何をするのが一番必要なのか」で考えてください。

式は最後まで書く

子どもたちが問題を解いている様子を見ると、やはりいかにも「急いでいる」という感じがします、

で、記述式で式が完全に合っていなければ○がもらえない場合はがんばって式を書ききっていても、そこまで求められていない場合は、式が途中で終わっていることが多い。

これは頭の中の方が式よりも先にいっているからです。もう式の計算が暗算でわかっているから、次のステップに進んでいる。しかし、式が残らないと、そこで何を考えたか確認の仕様がない。

結果として、その場面で計算間違いをしてしまったら、式を見直してもミスが見つからないことになるのです。

だから、面倒でも式をひとつひとつ書き切る工夫をしないといけない。

そして、それを確認する。

これがは事なルーティンのひとつになります。

入試というのは、「人ができない問題ができる」よりも「人ができる問題を間違えない」ことの方が大事なのです。しかし、ミスは起る。できる子どもたちもミスはするのです。ただし、試験時間中に修正している。

つまり修正する方法を身につけているから、ミスがみつかり、間違えないようになるのです。

模擬試験や過去問の練習では、これを身につけることが大事。

なので、きっちり式を書ききり、それを確認する癖をつけてください。

夏至ごろの満月が低く見える理由

夏至ごろ、満月が南の空に来ても、冬の満月のようには高く上がりません。これは日本を含む北半球での話です。

まず、夏至ごろの地球では、地軸の北極側が太陽の方へ傾いています。そのため北半球では太陽が一年のうちで最も北寄りを通り、南中高度が高くなります。

公転面を横から見て、夏至には地軸の北極側が太陽へ傾き、反対側の満月の南中高度が冬至の太陽と同じになることを示す図
夏至の太陽は南中高度が高くなりますが、反対側にある満月の南中高度は冬至の太陽と同じになります。

満月のとき、太陽と月は地球をはさんでほぼ反対の方向にあります。夏至の太陽は南中高度が高くなりますが、その反対側にある満月の南中高度は、模式的には冬至ごろの太陽と同じになります。

冬至ごろの太陽は、南寄りの低い道を通ります。夏至ごろの満月もそれに近い道を通るので、真夜中ごろに南中しても高くならないのです。

ただ、月の通り道は太陽の見かけの通り道に対して少し傾いています。そのため、夏至に近い満月でも、南中高度は毎年まったく同じにはなりません。

夏だから月が低いのではありません。太陽が高い季節の満月は、その反対側にあるため低くなる、ということです。