今のやり方はウチの子に合っているか?

問題を解くのに時間のかかる子がいます。試験になるとなかなか終わらないから、点数はあまり上がらない。

しかし、あとからやり直してみるとちゃんとできる、ということも多いのです。しかもこういう子は、わかるまでには時間がかかるが、いったんわかるとそう簡単には忘れない。

だからじっくり時間をかけて勉強させるのが良い。急がせると、本人も慌ててミスが増えて、決して良い結果にはなりません。

ある程度力がついてから試験練習をするのが良いが、一般の模擬試験では相変わらず成績は上がらないでしょう。なぜなら、入試以上に忙しい試験が多いからです。これは差をつけるためにそうしているのですが、入試本番はそこまで忙しくはない。

過去問が時間に間に合えばよいのです。だから過去問を中心に練習していく。

いたずらに模擬試験でがっかりさせるよりも、過去問の点数が良いことに注目していく方が本人の自身にもつながります。

子ども一人一人個性があるので、その個性に合わせた受験法を考えてあげてください。

そんなに早くから塾に行くの?

近年、進学塾に入るのが大変だから、というので、早くから塾に行かれるご家庭が増えています。が、逆にその話を聞いて、「そんなに早くから行かないといけないのなら、中学受験は止めておこうか」と考えるご家庭も出てきています。

実際に、もう少し柔軟に考えた方が良いケースというのは多々あって、そんなに早くから塾に行かなくても大丈夫なのですが、一方で、共働き家庭が増えていることから、どうせ預かってもらうのなら塾で勉強していた方が良い、と考えて低学年から塾に行かせる、というご家庭もあるでしょう。

それぞれ、ご家庭の考え方だと思いますが、基本的に中学受験の内容は2年間で充分修得できます。

また、実際に入試に出る内容を勉強するのは、カリキュラムの関係からどうしても5年生の夏休み以降になるので、ここまでの時期の勉強はやはりその土台となるところではあるものの、入試に直接関係するというわけでもありません。

だから、山の登り方はいろいろある。〜でなければいけない、というのは塾の言い分に過ぎないのです。

ご家庭がしっかり目標を定めて、どうすれば一番効率よく勉強すればいいか、ウチのやり方を考えて行かないと、ただただ消耗戦に引き込まれてしまうだけになってしまいますから、気をつけましょう。

成績を上げないと、学校別クラスに入れない

という塾があります。

どうも、これに私は違和感を感じるというか・・・。

成績というのは、どの学校にも対応するための膨大なカリキュラムを消化しての結果。

つまり、志望校には出ないことまで要求されて、1列に並ばされるわけですが、別に開成を受ける子と麻布を受ける子は、競争する必要がない。

対策も元から違うのに、同じ準備で疲弊させられて、まあ、その結果学校別クラスに入れなければ、志望校をあきらめないといけない。

それは仕方がない?そのくらいのことができないと、合格しませんから、という前提のようなのですが、しかし、疲弊させられてしまうところが問題なのです。

なので、どうしてもこの学校を狙いたい、というのでれば、やはりやり方は考えておかないといけない。

今の塾に行っていて、もし、学校別クラスに入れない、というような事態になりそうであれば、やはりやり方を再考する必要があるのではないでしょうか?