いろいろな場合を想定する

ろそろ模擬試験も終盤に入り、受験する学校のスケジュールを決める時期になりました。

ここではいろいろな場合を想定しておく必要があります。例えば1日の結果を受けてダブル出願をする場合や、合格発表後の手続きの手順など。最初から出願する手もありますし、結果を見てから出願する方法もあるでしょうが、しかし、その手順をしっかり確認しておかないと、やはり当日はバタバタしてしまう。

最近はWEBでの発表も多くなりましたが、発表を見た後、手続き書類を受け取るための締め切り時間が設定されています。発表時間があって、手続きの締め切り時間があって、お子さんの送り迎えがあると、保護者一人では回りきれない場合があるでしょう。だからしっかり段取りをする必要がある。近年、書類の受け取りもWEBでする学校が増えましたが、まだいろいろなパターンがありますので、これも確認が必要です。

いろいろと考えることはたくさんありますから、今のうちにいろいろシミュレーションをしてみてください。ただし、別に子どもはその話に加わる必要はないでしょう。

誰も自分が落ちる前提の話は聞きたくないでしょうから。


今日の一問(算数オンライン塾から)

11月11日の問題(比と割合の問題)

1週間無料公開されています。


お試し受験

受験スケジュールが決まってくる中、お試し受験をされる家庭も多いでしょう。

第一志望を受験する前に、やさしい学校で入試本番の予行演習をする、というのがお試し受験です。

難しい学校はお試しにはならない。これはむしろ本番モードでしょう。お試し受験というのは、「合格するイメージ」をしっかり作るという意味もあるので、これは合格する学校を選んだ方が良いのです。

ただ、それが全員に必要か、といえば当然そうではない。

神奈川の子どもたちは千葉や埼玉にでかけるとすると、東京を通過しないといけないわけで、それはそれで大変。

近年地方の学校の東京入試を利用される家庭が増えていると思いますが、もちろんそれでも良いでしょう。ただ、当然試験を受けるというのは負担ではあるわけで、当日、あまり調子が良くない、などということがあればやめてもかまいません。

入試とはこういうものだ、という流れを一通りおさらいするためのものですが、本人が真剣に受けないとあまり意味がないので、そこも気をつけてください。


今日の一問(算数オンライン塾から)

11月10日の問題(数の性質の問題)

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急がせすぎ

今の子どもたちは本当に急ぎます。

で、割と問題を解き終るのは早い、そういう練習をさせられてきているとも言えます。

しかし、ところが蓋を開けてみると、ボロボロであることも多い。

ホントに読んだ? ちゃんとそこに書いてあるでしょ? 大正の初期って。

結局最初を勘違いし、その後はすべて頭の中で事実とまったく違う歴史が組み立てられていたりするのです。

最近の塾は早く解きなさい、と言い過ぎていないか。

特に大手からやってくる子どもたちは、そういう癖を身につけてしまっています。


今日の一問(算数オンライン塾から)

11月9日の問題(速さに関する問題)

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