学校も1列に並べられている

大手塾に入ると、子どもたちは成績順に1列に並べられます。

これはすべての学校の合否判定を、1種類の試験で行うという荒技が元になっているわけですが、しかし、そうなると学校も1列に並べられている。

いわゆる合格可能性80%偏差値とか、なんちゃら4という数字がそうでしょう。

これも、ホントのことをいうと、あまり良いことではない。

というのも、学校の良さをこの数値通りだと思う子どもたちや保護者が多くなってくるからです。

子どもにとって良い学校というのは、子どもの可能性を伸ばしてくれる学校であって、それは元から数値化できる話でもない。

しかし、今はその数値化ですべて動いているから、見えないところがたくさん出てきているし、それで子どもたちや家庭のストレスが増大している。

多元的な価値がわかりにくいからといって、1本のものさしだけでモノを計って、それが全てだと思わないようにしないと、子どもたちの成長に大きなゆがみを生じさせてしまうことになるので気をつけていきましょう。


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第603回 本人は一生懸命のはず

■ 親から見ると、どう考えても、勉強しているとは思えない子。しかし、本人は結構勉強していると思っています。

■ なぜか?

■ 塾に行っているから。親の勘定の中に、塾での勉強時間は多分含まれていない。そんなの、みんな同じじゃないかと思うからです。

■ しかし、子どもからすれば、学校から帰って遊びもせず、すぐに塾に向かって、夕飯もしっかり食べられないまま、勉強している。

■ それで勉強していない、と言われると心外なところがあるでしょう。こういうところ、ちゃんとコミュニケーションをしてみないとわからないところ。

■ 本人は結構勉強していると思っていますから、上手に話をしていかないと、バトルに火が点きやすい状況になります。



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授業で解説しない問題って・・・


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習い事の選択

小さい時は2つ、3つと習い事やスポーツをしていたが、さすがに中学受験の塾が始まると、全部やる、というわけにもいかない。

じゃあ、少し絞ろうか、というのは、当然のことだとは思います。

ただ、やはり良くお子さんと話し合わないといけない。

じゃ、これもうやめね、と決めてはいけません。本人が納得しないと、いろいろなところでストレスをためる。

それで、学校でいじめを始めた子もいました。

スポーツとか習い事は確実に、子どもたちのストレスを解消する部分があります。ただ、運動すると、疲れるから勉強にならないという考えもあるでしょうが、しかし、そう勉強ばかりもしてられない。

最後まで野球やサッカーをやり続けた子もいますから、まずはいろいろ話し合って、落とし所を見つけましょう。ただ、全部止める必要は当然ありません。


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