式は自分の考えを確認するためのもの

早く解けと言われ続けた子どもたちは、算数の式をあまりていねいに書く練習をしていません。

しかし、入試は僅差の勝負なので、ミスをした方が負け。

だからいかにミスを減らすか、と言う手法を身につけないといけないのです。

その意味で、式をきちんと書く、というのは、自分の考えを確認するために有効な手段です。

しかし、急がされてきた子どもたちは、式を書くのは面倒だ、と思ってしまいがち。

そこで失敗している子がなんと多いことか。

最後の勝負は、ていねいさの勝負と言っても良いので、確実に得点する術を身につけてください。



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団子状態?






「めんどくさそう」に、まどわされない。

問題を読んでいるだけで、「ああ、これはめんどうだ」と思う問題はあるものです。

しかし、上位校になると算数は4問しか出題されない。

で、それがみんな結構めんどうに見える。このままいったら0点?

いえいえ、だからこそめんどくさい、という気持ちを乗り越えて問題文を読んでいかないといけない。

何かヒントはないか?え、やってみる?全部書き出すのは無理じゃない?あれ、そうでもないかな。

いろいろなことを試行錯誤していくうちに道筋が見えてくるものなのです。

大事なことはめんどくさい。

だからめんどくさいことを乗り越える気持ちをしっかり持たなければいけません。


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式は最後まで書く


中学受験 算数オンライン塾
12月6日の問題






第611回 これからが大事

■ これまで多くの子どもたちを送り出してきて思うことは、合格よりもさらに先の方が大事だ、ということです。

■ 折角頑張って入った学校なのに、合格後に遊び癖がついてしまい、ついていけなくなった子どもたちがいます。

■ 途中でついていけずに、学校をやめさせられてしまった子どもたちもいます。

■ 一方で、本人としたら不本意と思える学校で、しかしくさらずにがんばって、見事に大学受験で返り咲いた子もたくさんいます。

■ なので、この先が大事。なんとなく、もうあと少しで、終わるのだから、と思ってしまいがちですが、終わらない、終わらない。

■ 子育てはこれからも結構大変だし、大事だし、楽しいし。ということを心に秘めて、中学受験に臨んでください。



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内申の問題よりも