2025年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

競争原理

子どもたちの中には、競争が好き、という子がいます。

だから、テストで競争させることは一応のメリットと考えられがちなのですが、実はそれは全員ではない。

競争が嫌いな子もいますし、土台競争というのは勝者のゲーム。

つまり勝者が良い気持ちになるだけであって、そうではない子どもたちのモチベーションは上がりにくくなるのです。

だからロークラスで低迷する。すでにやる気がない、という子も出てきます。

いたずらに早くから競争をさせるのは、あまりプラスにはなりません。

むしろていねいに勉強する癖をつけた方が良い。

この最後の追い込み期間になって、相変わらず急ぎの虫にせかされて、ミスを連発する子のなんと多いことか。

ここをちゃんとしておいた方がよほど合格率は上がるのです。



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5年でカリキュラムが終わるだけではダメ



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WEB出願で、出願のハードルが下がったが

以前は出願といえば、書類を持って学校に並ぶ、というものでした。

早い受験番号が熱心さの表れ、みたいな伝説があって、朝一番に並ぶご父母の姿があったものですが、今は、学校で出願を受け付けることはほぼなくなってきました。

WEB以外に書類を郵送するところはまだ残っていますが、これもやがてPDFやフォームで送る、みたいなことになっていくのかもしれません。

出願のハードルは下がったが、やはりダブル出願は慎重に考えていくべきでしょう。

ダブル出願というのは、同じ試験日に複数の学校を出願することです。

全日の結果を受けて、合格ならこっち、不合格ならこっち、と受ける学校を変えていくわけですが、このダブル出願が増えれば増えるほど、過去問の対応をしないといけなくなる。

その分、やはり学校別対策は深みが出てこなくなることが多いのです。

ですから、ダブル出願は多用しない方が良い、でしょう。



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過去問の演習を増やせば、何が良く出るか体感できる



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偏差値50は中学受験と高校受験では違う

中学受験の偏差値表も各塾で公開されていますが、高校受験の偏差値表もやはり比べてご覧になることをお薦めします。

案外、中学受験で偏差値40台の学校が、高校受験では60台に並ぶでしょう。

これは、もともと平均が違う。

中学受験は全体のおよそ16%が受験するのですが、高校受験に比べて集団は上位になっているので、元々偏差値50が違うのです。

だから、中学受験の偏差値表を見て40台だから・・・と考えるのは危険。

中学受験で受験をやめようと思った学校に、高校受験で行くことになった、という話はよくあること。

だから安全校の議論は、公立に行くことと比べなければならないのです。

中学受験の偏差値で学校のランクを決めてはいけません。


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飛び級論


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