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ご褒美作戦

子どもの数が減って、多くの大人が子どもたちを見ている環境になってきています。

親としては子どもがいろいろと自分でやれるようにと仕向けているつもりでも、実際には子どもに手をかけているところがある。

自分でやらなくてもすむものは、基本的に子どもはやらない。

能力的にはいろいろなことができても、やるか、やらないか、で言えばやらないを選びます。

特に幼い子はこの傾向が強い。

これはやらなければいけないこと、と決めても、それがやりたくなければ、自分のやりたいことをやってしまう。

我慢してやる、ということはあまり得意ではないので、したがって受験勉強に向かないのです。

そういう子どもたちをちゃんとやることに向かわせるためには、それをやりたいことにする動機付けをしなければなりません。

で、それを正面切ってやれば、志望校に合格することでしょ?という話になるわけですが、そういう話は幼い子には効かない。

しかし、ご褒美には敏感に動きます。

~をやったら~がもらえる

~をやったら~ができる

勉強は自分のためにやることだから、というような正論は子どもが幼さから脱してからの話。

幼い子には幼い子なりの向き合い方をしていかないと、いつまでたっても勉強は進まないので、親の方で切り替えていきましょう。




覚えるだけのこと

6年生はすでに大方のことは習っているので、あとはそれをどう答案に反映するか、確実に得点するか、にかかっています。

だから四の五の言わず、練習しなさい。

そして覚えていないことは覚えなさい。

ということに尽きる。

別に塾でなくても自宅でもいい。あるいは逆に塾の自習室でもいいかもしれない。

サッカーだって、野球だって、ピアノだって、全部同じ。

練習しなきゃ、できるようにならない。

問題を解かないと、わかるようにはならないのです。ただし、すべての問題を網羅する、などと考えてはいけない。あるいは過去問すべて解いたから十分、ということにもならない。

入試に到るその日まで、やれる練習は全部やる。

無理なことはやらなくていい。

しかし、できることはしっかりやりきる。

そういう覚悟は絶対に必要です。

何、残りはあと5ヶ月もないのです。

中学入試前に、

「いやあ、あのときはがんばった」

と思えるほどやっていれば十分だから、がんばりましょう。



6年2学期に生徒が減る?

6年生の2学期というと、もう最後の追い込みに入る時期ですが、ここにきて、生徒が減る塾があります。

まあ当然どこかへ移ったか?あるいは個別などの方法に切り替えたか?

それにしてもその数が多いということになると、残った方は心配になる。

「え、ここにいて大丈夫なの?」

大丈夫かどうか、それはわかりません。が、間違いなく満足しなかった人がいるのです。ここはしっかり認識しておいた方が良い。

みんなと同じように、と思っていたのが、かえって最後にはしごをハズされるということもありますから。