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ギリギリで入っても大丈夫?

入学試験で補欠で入った、という子もいます。

少なくともその時点で、多分ビリに近い成績、ということは言えるでしょう。

となると、学校に入ってもついていけないのではないか?と心配される方もおられるかもしれません。

しかし、それは大丈夫。

補欠で入った子は、少なくとも入った段階で補欠だと知っているのだから、それなりにがんばる。

かつ入学者は僅差の勝負で入っているので、それほど大きな差は開いていない。

なので、結果として補欠で入っても、入学後良い成績を取る子はたくさんいるのです。

だからギリギリで入っても大丈夫。とにかく入試を突破することが大事です。

学校の成績は、入った後の問題ですから。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月18日の問題(数の性質に関する問題)

1週間無料公開されています。


塾の入室テストは入室許可よりも偏差値を見る

新年度に向けて、いろいろな塾で入室テストが行われています。

以前、大手塾に関係していたときに、入室テストの基準が結構低いのを聞いて驚きました。まあ商売ですから、なるべく入れたいと思うのでしょうが、しかし、30台で入ると長い期間、いわゆるロークラスにいることになります。

その塾での序列はある程度決まってきている部分があるから、なかなか上に上がれない。上がれない以上、どうしても気持ちが上に向かないところは出てくるのです。

入室許可が下りても45未満であれば、やはりやり方を考えた方が良いと思ってください。その成績で入室許可が下りるということは、お客様として迎えられただけである、ということなのです。

それではあまり意味がない。

これはやり方を変えなければいけないのです。競争に参加するのは後回し。まずはしっかり力をつけていくことに力を入れましょう。あまり力のないうちから、テストや課題に追い回されていくと、ただでさえ理解に時間がかかるのに、さらに煽られてしまってやる気をなくしてしまいがちです。

競争に参加するのは、力をつけてから、で良いでしょう。6年生の前半からいろいろな塾で公開模擬試験はやってくれるので、そのデータを参考にして最後詰め切れていけばいい。それまでの間は、子どもがまずしっかりと自分で勉強できる体制を作ってあげることです。やらされる勉強は楽しくないし、わからなければもっとつまらなくなる。

まずはちゃんと自分でできることから、スタートしてください。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月17日の問題(速さ)

1週間無料公開されています。


一行問題に気をつける

算数のテストで案外、注意が必要なのが一行問題です。

算数の入試では前半、形の決まった一行問題を出す学校が少なくありません。

この形が同じ、というのがクセモノ。

つまり、解いたことがある、見たことがある、と思い込んでしまうケースが出てくるのです。

「ああ、あれね。」と最後まで読まずに、そう思い込んでしまうと、なかなか元に戻れなくなります。

ということで一行問題の練習もたくさんでなくてよいので、ずっと続けてください。

大事なことは「問題文を最後まで読み切ること」。

「あ、わかった」は絶対にしない。

問題文の条件を確実に理解してから、解くようにしてください。そこがしっかりしていれば、ミスによる時間のロスはかなり減るはずです。
今日の一問(算数オンライン塾から)

12月16日の問題(比と割合に関する問題)

1週間無料公開されています。