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併願校の想定は早めに

子どもたちは第一志望に向けてがんばっていけば良いのですが、実際はやはり挑戦するレベルの学校が多いもの。

実際の受験では、併願校に進学する子が多いわけで、だからこそ、併願校の想定は早めにしていかないといけない。

ある意味、実質的な第一志望になるので、いろいろな角度から検討しないといけない。

どうしても秋に、摸擬試験の結果が出てから、と考えやすいが、候補はしっかり絞り込まれていた方が受験カレンダーを決めるのに手間がかからない。

それに、併願校の学校別対策も早くから始められることになるので、想定は早めにスタートしましょう。


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自走は夢?

子どもが自分で勉強して、受験準備をすることを「自走」というのだそうですが、なかなか自走は難しいですね。

本人が計画を立てるといっても、何をやりなさいと言われたことを課題にすることはできても、自分の課題を具体的にこう、と指摘できる子はあまりいない。

これが中学生や高校生になると話はすこし違ってきますが、それでも、何をやれば良いのかわかっていない中学生や高校生もいますから、小学生にはなかなかハードルが高い。

だからご家庭がいろいろやっているわけで、それ自体は何も問題がないというか、むしろ手を出してあげないと難しいところはあるでしょう。

完全に自走した子は、あまり経験がないというか。

1人、何でも自分で決めて、自分で実行する子がいました。

ただ、これはこれでガンコなので、まあ、ハイハイとは聞いていたが、しかし、多少軌道修正をさせていたところはあります。

しかし自分でやる、ということに関してはかなり意識が高かったし、ちゃんとやろうとしていたので、力もついて第一志望に合格していきました。

やはり意識が高ければ、合格する率は高くはなるので、完全自走は無理でも、自分で勉強する姿勢は身につけてもらいたいと思います。




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10年たつと

前回のサンデーショックは2015年なので、11年振り、ということになりますから、大分学校の相関図も変わってきています。

サンデーショックは2月1日から2月2日に移動する学校が多いことから、2月1日の倍率が上がり、また2月2日も例年に比べて数字が変わる。

別に動かない学校でもいろいろ影響が出てくる、ということですから、保護者のみなさんがどうしてもナーバスになりがちです。

学校側としても、あまり例年の数字とかけ離れた募集はしたくない、と思っているところはあり、移動しない、と選択した学校もこれから出てくるでしょう。

さすがに10年以上経過すると、学校の難易度も変わってきているので、私は2015年のデータはあまり役に立たないだろうと思っています。

むしろ、ここ3年ぐらいの難易度がどう変わるかを考えていった方が良く、基本的には移動しない学校を第一志望にすると、わりとわかりやすいですが、移動する学校を第一志望にする場合は、やや合格圏が上がることを前提に準備が必要になるだろうと思います。

また2日は、逆に安全度を高めた方が良く、1日と2日でどちらかを確実に取ろうと考える場合、安全校はしっかり下げる必要があるでしょう。

確実に合格を取った上で3日以降に反転攻勢をかけるという流れが大事です。


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