投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

問題をていねいに読めとは言われるが・・・

過去問の採点と解説が続いているのですが・・・。

相変わらず急ぎの虫がいて、問題をしっかり読み飛ばす。

答えはわかっているのだけれど、書き方が指示通りでなくて、全部減点、とか。

あるいは、間違っているものを選べ、と書いてあるのに正しいものを選ぼうとして、四苦八苦するとか。

まあ、とにかく、ミスの原因は、問題をよく読んでいない、ということになるケースがまだまだ多いのです。

そんなこと、何回も言われているのだけれど、なかなか完璧にはいかない。

でも、経験を積んでいくから、だんだん直るところはあるので、この冬休み、しっかり練習しましょう。


筆算を見直す

相変わらず、計算ミスが止まらない、という子は、とにかく筆算をまず書く。

そしてそれを見直すようにしてください。

検算は入試ではあまり効果がありません。逆算している時間なんてない。だから、筆算をちゃんと書いて、答えをもう一度確認する方法をとればいいのです。

ところが子どもたちの様子を見ていると、あ、割り切れた、という瞬間にもう答えを書いていたりする。

だいたい「できた!」と思う瞬間に間違えることは多いので、そこをしっかり書き切ってから確認しないといけない。

頭の中でへんな暗算が出てきたりすることもあるのです。だから日々、筆算を確認することです。式もちゃんと書く。

この冬休み、徹底しましょう。


過去問の勉強は難しい

塾は統一した教材を使うので、塾として過去問を扱うことはほぼない、という状況になってきました。

あるとすれば、個人でやったものを提出するか、添削するか、ということぐらいになりますが、添削もかなり時間がかかるということなので、まあ、ここが家庭に任されることが多くなっています。

だから過去問の勉強が進まない、というのはその通りで、自分でやれる子は良いが、なかなか進まないと、とっつきにくくなる。

しかし、ここが本末転倒なところで、これをやらないとできるようにならないところはあるのです。

また、過去問をギリギリまでとっておいて、直前の練習に使う指導をする塾もあるのですが、じゃあ、直前の時期にできなかったらどうするの?という疑問が残る。

やはり早くから手をつけていかないといけないのです。

ということで、過去問の勉強は以前よりもハードルが上がった感じがしますが、やはりここをがんばらないといけない部分はあるので、5年生のみなさんはそろそろやり方を考えておきましょう。

特に秋以降、併願校が決まって来ると一気にやる過去問が増えるので、第一志望屋第二志望の学校の過去問は早くスタートしないと間に合わないところがあります。