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お試し受験

受験スケジュールが決まってくる中、お試し受験をされる家庭も多いでしょう。

第一志望を受験する前に、やさしい学校で入試本番の予行演習をする、というのがお試し受験です。

難しい学校はお試しにはならない。これはむしろ本番モードでしょう。お試し受験というのは、「合格するイメージ」をしっかり作るという意味もあるので、これは合格する学校を選んだ方が良いのです。

ただ、それが全員に必要か、といえば当然そうではない。

神奈川の子どもたちは千葉や埼玉にでかけるとすると、東京を通過しないといけないわけで、それはそれで大変。

近年地方の学校の東京入試を利用される家庭が増えていると思いますが、もちろんそれでも良いでしょう。ただ、当然試験を受けるというのは負担ではあるわけで、当日、あまり調子が良くない、などということがあればやめてもかまいません。

入試とはこういうものだ、という流れを一通りおさらいするためのものですが、本人が真剣に受けないとあまり意味がないので、そこも気をつけてください。


今日の一問(算数オンライン塾から)

11月10日の問題(数の性質の問題)

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急がせすぎ

今の子どもたちは本当に急ぎます。

で、割と問題を解き終るのは早い、そういう練習をさせられてきているとも言えます。

しかし、ところが蓋を開けてみると、ボロボロであることも多い。

ホントに読んだ? ちゃんとそこに書いてあるでしょ? 大正の初期って。

結局最初を勘違いし、その後はすべて頭の中で事実とまったく違う歴史が組み立てられていたりするのです。

最近の塾は早く解きなさい、と言い過ぎていないか。

特に大手からやってくる子どもたちは、そういう癖を身につけてしまっています。


今日の一問(算数オンライン塾から)

11月9日の問題(速さに関する問題)

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わからないことをごまかさない子

最後に伸びる子どもたちに共通する要素はいくつかありますが、その中で大事だなと思うのが「わからないことをごまかさない」態度です。

たくさんの問題をやり続けていると、ちょっと間違えても、「まあ、ミスだから」と流してしまう。ところが本当にわかっているか、というとそうでもない。

ところが伸びる子はここで見逃さない。というか、勉強することによって「わからない」ということが気持ち悪くなっている。

なぜ、そうなるのか。どうして、そういう答えになるのか。

疑問に思ってくると、ついほっておけなくなる。

そんな時間はない、と思われるかもしれませんが、そういうことをいい加減にしておいて勉強しても逆にザルで水をすくうようなものだから、決してできるようにはならない。

そしてまた、それが一問わかることで、いろいろ他に応用できるようになるから、やはり一問を大事にした方が良いのです。

わからないことをごまかさないと、ひとつの理解をいろいろな方向に展開できるようになるので、そういう気持ちで勉強してほしいと思います。


今日の一問(算数オンライン塾から)

11月8日の問題(比と割合の問題)

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