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箝口令

これから入試が続くわけですから、当然、結果が出てきます。

しかし、その間も塾に行くわけだから、つい「受かった」と言いたいところではありますが、多くの塾では合否を口にしないことになっている。

またどこを受けるとも言わない。そして聞きたいかもしれないが、聞かない。

ここはしっかりしておいた方が良いかもしれません。本当のことを言えば、気にしなければ良いのだけれど、しかし、やっぱりそういう情報を耳にするようになると気になる。

あの子が受かって、自分が…、みたいな話になるのはなかなか大変です。

だから合否の結果は口にしない。

まあ、試験が終わるまでは我慢しましょう。その方がお互い、きっとやりやすいでしょうから。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月5日の問題(規則性)

1週間無料公開されています。


親がいない間に

働くお母さんが増える中、お母さんが(あるいはお父さんが)帰ってくるまでの間に、ちゃんと勉強しているか、というのは中学受験で課題のひとつになります。

早くから塾に通うと、塾に行くことが勉強、と思う子が少なくありません。塾に行っているときは勉強しているのだから、塾に行かないときは遊んでてもいいじゃないか。

塾で宿題が出たり、復習をしないといけない、と言われても特段チェックがなければ素通りすることになるから、勉強しなくても済んでしまうところがある。

塾も細かく全員のチェックをすると授業時間がなくなってしまうから、簡単に答え合わせをして(あるいはそれすらも素通りして)終わってしまうから、子どもたちはあまり気にしなくなる。

結果として、塾に行くときだけ勉強する子ができる訳です。

そこでお母さんは考える。塾に行かないときに勉強しないのなら、勉強するようにシステムを作れば良い。

それで個別指導を受けたり、家庭教師が来たりすることになる。あるいはプラス習い事というのもあるかもしれませんが、とにかく親がいない間に何とか勉強させたい。

当然のことながら、組み分けテストの成績がふるわないから、こういうことになるわけです。(成績が良ければ、まあ、そこまでと思うことはないでしょうが)

で、追いかければ当然相手は逃げる。モチベーションができていないから、勉強させられると、サボることばかりに目が行く。始末が悪いのは、叱られてふてくされて、おしまいになるケース。まあ、こういう子は本当は、まだ受験準備が整っていないのだから、中学受験はやめた方が良いかもしれません。

だから、中学受験を始める前にまず、本当は自分で勉強する習慣をしっかり作る必要があるのです。

その習慣がついておらず、また中学受験に対するモチベーションもないまま、塾に行ったところでなかなかうまくいかない。

本人がそれなりにやらなきゃ、と思ってくれればいいわけですが、そうならないケースも最近増えています。

これはやはり、通塾のタイミングが早くなったせいでしょう。

いわゆるロークラスにいる子どもたちの中には、「サボることに熱心な子」がいるものですが、そうなるとなかなか起ち上がらない。

そうなる前にまずしっかり手を打つことが大事です。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月2日の問題(比と割合に関する問題)

1週間無料公開されています。


やるやる詐欺

計画を立てて、やることを決めていたにも関わらず「やるやる」と言ってやらない子。

試験が終わると「できたできた」というけれど、できていない子。

まあ、そういうことはたーくさん、あります。

それ一つ一つについて細かいことを言っても仕方がないところがある。

が、これもだんだん入試が近づいてくるごとに変わってくる。

突然ちゃんとやり始めたとか、「本当にできてた」ということもあるものです。

それが子どもの成長。

ひとつここは我が子の成長を見届けましょう。

今日の一問(算数オンライン塾から)

12月3日の問題(速さ)

1週間無料公開されています。