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教科書を使わない授業

中学にもかかわらず、教科書を使わず、自作のプリントや出版されている専門書を教材にする、という先生もたまにいます。

何が目的なのかというと、勉強の対策を自分でしっかり立てられるようにすること。

学校の勉強というのは長年定型化されてきているので、まあ、世の中にはいろいろな教材がある。

しかし、将来子どもたちが対応しなければいけない問題は、いろいろあって、それがちゃんと教材が用意されている、わけではないのです。

だからどうやって勉強していいか、どうやればわかるか、そういうことを自分で考えさせる。

ところが今の子はまずダメだそうです。

で、いろいろな親がいるので、「なぜ義務教育なのに、教科書を使わないのか?」と言われることもあるそうで。

まあ、ということでそういう授業もドンドン減っているのだとか。

せっかく私立に入ったのだから、そういうことができて、ホントは良いのにねえ、と思うのですが・・・。


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考えるのが面白い、が適量

算数の問題を解いていくこと、自体は結構面白いものです。

だから考えるのが楽しいと感じる子も少なくない。

しかし、それも量が度を超えると、ちっとも楽しくなくなる。

まだ、終わらない、ということになってくるからです。

考えるのが面白イ、と感じているうちは、間違いなく力がついていますが、苦しくなってくるといい加減に考え始めるので、それでは力がつかない。

だから、勉強量をコントロールすることが大事なのです。

何でも度を超えると、逆効果になります。


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求められていることが違う

最近の摸擬試験というのは、割とたくさんの問題を並べている出題が多いのですが、上位校の問題がそうかというと、そうではない学校も多い。

例えば算数は大問4問で、小問数にしても12~3問しかないという学校がある。

そういう学校が求めているのは、記述力でもあるし、早く多くの問題を処理する能力ではないのです。

だから、やはり出題傾向に沿った対策を考えるべきです。

塾の摸擬試験で上位だった子が必ずしも、上位校に入るわけではない、というのはこのミスマッチが原因であることが多い。

塾の成績を信じて受けても、やはり学校別対策が後手に回ってしまうとうまくいかないものなのです。


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