日別アーカイブ: 2026年8月26日

ヒトはヒト、ウチはウチ

夏休みが終わりに近づくと、だんだん周囲の受験情報が気になってきます。

「あの子はもう過去問を始めているらしい」「模擬試験でずいぶん良い成績だった」「志望校の学校別対策に入ったそうだ」など、いろいろな話が耳に入ってくるでしょう。

しかし、そこで大事なのは、ヒトはヒト、ウチはウチと考えることです。

同じ6年生でも、得意な教科も違えば、苦手な分野も違います。志望校も違うし、これまでやってきた勉強も違う。したがって、今やるべきことも当然違ってきます。

他の子が過去問をどんどん進めているからといって、こちらも急いで進める必要はありません。逆に、周囲がまだやっていないからといって、必要な勉強を後回しにする理由にもならないのです。

特に秋になると、塾の授業や学校別対策、模擬試験などが増えてきます。そうなると、どうしても「みんながやっていること」に引っ張られやすくなります。しかし、本当に必要なのは、わが子の現在地を見て、合格するために何を優先するかを決めることです。

例えば、算数の基礎がまだ不安なら、難しい問題を増やすより、まず確実に解ける問題を増やした方が良いでしょう。知識が不足しているなら、模擬試験の成績を気にする前に、覚える時間を確保した方が良い。今、自信を失っているのであれば、できる問題を積み重ねて、まず「できる」という感覚を取り戻すことの方が先です。

受験は周囲との競争ではありますが、勉強の組み立てまで周囲と同じにする必要はありません。

人の話を聞いて焦るより、「ウチは今、これをやる」と決める。その軸がしっかりしていれば、余計なことに振り回されずに済みます。