2015年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

模試か、文化祭か

9月に入って模擬試験が始まると同時に、いろいろな学校でイベントが始まりました。

学校説明会の他、文化祭も秋が盛りですが、このイベントが模擬試験や特別授業とよくぶつかります。

文化祭は5年生の時にも行ったから、ここは模擬試験に、という方は多いかもしれませんが、私は文化祭に行くべきだと思っています。

子どもたちの学校に対するモチベーションをしっかり固めることは非常に大事なことです。5年生の時は、何となくおもしろかった、で終わりかもしれませんが、今、こうやって受験勉強をやっていきながら見れば、「あの部活に入りたい」とか「ああいう活動をしてみたい」みたいなことも具体的にわかってきて、それがまた自分のやりたいことに加われば、勉強には明らかにプラスになります。

それに、こういう息抜きは絶対に必要なのです。

模擬試験よりは子どもの経験が広がる、という意味において断固として文化祭、と思います。

お父さん、お母さんも子どもたちと楽しい時間を過ごしてください。

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最後はお母さんが入れてくれる?

本来、勉強して力を付けて入学試験で合格点を取る、こと以外に合格の道はありません。

しかし、幼い子どもたちは、今までそんな壁にぶつかったことはない。何となく親の言う通りに歩いてきて、特に問題なく生きてこれているから、そこにあまり大きな疑問を抱かない。

したがって、勉強しなくても、まあ、最後はお母さんが入れてくれると思っている子もいるものです。

信じられないでしょ?

でも、いるんですよ。実は。

それが幼さだと言えるのです。幼さは非常識だから、それが強みでもあり、合格可能性が20%以下という判定が出ても「まだうかる」と言い出すこともできます。

しかし、これらは本当に根拠のない話であって、勉強もしないで入れるわけはないのです。

でも、そこに上手に努力する時間や経験を加えることができたならば、その非常識が本人のプラス思考に切り替わり、結構良い結果を生むこともあり得ることはありえる。

そういう意味では「最後はお母さんが入れてくれる」というのも真実か、という気もしないでもないが、ま、いずれにしても、本人が3カ月でもいいから、本気で勉強した、という時間は作りましょう。

なんとなくやって、なんとなく落ちた、というのが一番いけない。

少なくともがんばった、ということが子どもたちの経験となるようにしていきましょう。

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遊びを忘れてはいけない

さすがに6年生もこの時期になると、遊んでなんかいられない、という感じになるかもしれません。

でも、塾の教室で子どもたちをみていると、みんな、しっかり遊んでいる。例えば定規や消しゴムだって、対戦ゲームの道具にはなるわけです。

子どもたちが何人かいれば、何かゲームが始まり、何かおもしろそうなことをやっている。でも、これこそがいろいろな創造性の源になっていることなので、こういう時間まで取り上げてしまってはいけない、と思うのです。

勉強するべきは、勉強した方がいい。しかし、大人だってずっと仕事をしている、というのはしんどいでしょう。子どもだって同じこと。だから遊びを忘れてはいけません。

このときは、遊んでいいんだ、という時間もちゃんと作った方が良い。その方が実際に、勉強するときの集中力が上がると思うのです。

そのメリハリを大事にしてください。

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