日別アーカイブ: 2026年5月23日

挑戦することがまず必要

学びを続ける中で、子どもたちには得手不得手がはっきりと表れてきます。例えば、計算や論理的な思考が好きで算数に意欲的な一方、細かな暗記や歴史のような記憶を要する科目には苦手意識を持つこともあるでしょう。それとは逆に、物語の理解や言葉の感覚に長けて国語が得意な子もいます。こうした違いは自然なことで、好きなことは進んで取り組み、不得意なことは避けがちになるのが普通です。

しかし、得意分野にある力は必ずしも他の科目に結びつかないわけではありません。むしろ、思い込みで「自分には無理」と決めつけてしまうことが、可能性を塞いでいることが多いのです。できることの延長線上に、苦手と思っていることの糸口も見つかることがあります。大切なのは、最初から諦めず「やってみる価値はあるかもしれない」と心を開く姿勢を持つこと。そうすることで、知らなかった自分の一面や楽しさに気づくことができるかもしれません。

子どもが嫌いな科目に向き合うとき、保護者の方も焦らず、じっくりと向き合うことが求められます。できないことを責めるのではなく、少しの進歩を見逃さずに認めてあげることが、子どもの自信を育てます。自信はまた挑戦する意欲の源泉となり、やがて新しい興味や得意分野の開拓へとつながっていくでしょう。学びの過程は決して一様ではなく、苦手を克服する過程もまた成長の大切な一部なのです。

まずは挑戦、という気持ちを忘れないようにすることが大事です。