投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

第125回 春休みの学習

■ 塾に入ってから、初めての長期休みが今度の春休みになります。したがって、確かに講習はあるのですが、それも多くの場合は復習に充てられているはずなので、まずしっかりこの2カ月の復習をしましょう。

■ これは、全学年、同じです。先に行きたい、と思う部分はあるでしょうが、土台、短い春休み。そんなにいろいろできるわけがない。だったら、復習に焦点を絞ってやった方が良いでしょう。

■ で、復習とは、もう一度できなかった問題をやり直す、ということなので、これは算数や理科を中心にやればいい。一度読んだ国語の問題はやり直すのは、プラスにならないわけではないが、そこまで手を広げると時間がなくなってしまうでしょう。だから、算数や理科に限ってしまった方が良いのです。

■ やってできた問題までもう一度、という必要もありません。できたのなら、それはほっといて構わない。組み分けテストや塾の授業でやった問題の中から復習しましょう。

■ また、塾のテキストの中で手がつかなかった問題も、これは放置して良いです。たくさん問題があるだろうから、それをすべてやろうとすれば、またまた破たんしかねません。

■ たくさんの問題を解くことが大事なのではなく、わかることが大事。だからやる問題をしぼって、しっかり復習してください。

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平面図形の問題

2014年 灘中学の問題です。


図の四角形ABCDはADとBCが平行な台形です。対角線AC、BDが交わる点をEとおき、辺BC上に点Fをとります。
三角形AFEの面積が42cm2、三角形DECの面積が108cm2のとき、BFの長さとFCの長さの比を最も簡単な整数の比で表しなさい。


FからACに平行に線を引き、BDとの交点をGとします。

三角形DECの面積は108cm2ですから、三角形AEBの面積も108cm2です。

三角形AEFの面積は42cm2ですから、AEを底辺として考えるとEG:EB=42:108=7:18

したがってBG:GE=11:7になるので、BF:FC=11:7です。

【答え】
11:7

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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公立一貫校との差別化

公立の中高一貫校は授業料が無料です。

これは義務教育だから、公立の中学に行くのと変わりがない。ただ、一般の公立中学に比べればいろいろ校外活動とかが活発なので、その分費用はかかるが、それでも私立と比べてみれば雲泥の差がつきます。

公立一貫校ができたときに、私立の先生からずいぶん不満を聞かされました。

「同じ内容を無料で出されたら、それは大変なことになる。」

まあ、そういう面は否定できないでしょう。ただ、まだ学校数が限られているから、それなりのバランスがとられている面はあるわけですが、それでも公立の一貫校の倍率に比べて私立の倍率はかなり低下してしまっています。

で、これから私立はやはりそれなりの差別化を考えていかなければいけない。

費用がかかるのだから、費用対効果みたいなことが議論されていかなければならないのです。ひとつの道は、やはり個別化にあるだろうと思います。学校は集団指導の場ではあるのだけれども、それぞれの子どもたちの進捗状況にはやはり差がでてくるので、それをどうフォローし、またどう伸ばしていくのか、ひとりひとりの生徒に対する指導法というのをもっと個別に管理する必要があるでしょう。

また施設の面でも工夫ができるところはあります。公立の学校は当然予算があるわけで、ある特徴に特化した施設というのは作りにくい。しかし、私立の場合はそれが可能であるわけですが、しかし、学校見学に行ってみると案外そういうところでの工夫がないところが多い。

いっときパソコンを備えることが必要だ、とされてどの学校にもPC教室みたいなものができていましたが、それは理科実験室みたいな扱いであって、一般の教室にそれが持ち込まれることはなかった。wi-fiなんかつなげたら、生徒が授業中オンラインゲームをやってしまう、みたいな面もあるのだけれど、しかし、逆にプラスに使えるところもあるわけで、それぞれの学校がそれぞれの建学の考え方や生徒の育て方に沿った独自の施設や学習方式を編み出していくべきだと思うのです。

それが単純に大学受験につながるだけではだめです。例えば海外の大学に進学するプログラムとか、あるいは中学からビジネスモデルを考える授業があるとか、もう少し、ち密な計算と独自の戦略を打ち出していかないといけない時期に来ているように思います。
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