投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

お決まり問題

中学入試の問題はすべて独自入試です。

それぞれの学校で作問するので、したがってその学校の出題傾向というのがはっきりと出ます。

ただ、傾向だけではなくお決まり問題というのがある。

例えば、武蔵のおみやげ問題は有名でしょう。理科で何かモノを渡してそれを観察したり、問いに答えてもらう。その代わり、そのモノは持って帰っていいので「おみやげ問題」といわれているわけです。

ある女子の学校では、方眼紙上におうぎ形と円の複合図形を描いて面積を求めさせる。

これは毎年必ず出ていて、その図柄がちょっとかわいいキャラクターになっている。

で、これは必ず出るわけですが、なぜこの学校がこれを出すのかといえば、計算力と面積を求める能力は必ず問いたい、と思っているからでしょう。

だから、この学校を受ける場合、当然、そういう準備をするべきだし、それをしないのはまったく効率が悪い勉強法になるわけです。

いろいろな学校の問題をやっていくと隠れた「お決まり問題」が結構あるものです。それを研究する、というのも大事な学校別対策のひとつでしょう。

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第146回 子どもができること、できないこと

■ この夏期講習にもずいぶんお金がかかったし、2学期からの日曜講座、とか、学校別特訓とかいうのにも、ずいぶん費用がかかる。しかし、子どもの様子を見ていると、そんなことを気にかけているようすもなく・・・。

■ でもやはりお金の話を子どもにしてもあまり意味がないでしょう。親のストレスは発散できるかもしれないが、子どもたちにとっては全然楽しくはない。なぜか?だって子どもが今の段階でお金を稼げるわけじゃないからです。

■ そんなことをいっているのではない、とお父さん、お母さんは思うでしょうが、子どもはお金の話をされると、「じゃあ、自分で出す」ぐらいのことは言いたいのです。できないですけど。できないから、むっとする。だから後から聞いてみて「お金の話をされるのが一番いやだった」という子が多いのです。

■ 子どもができることはまだ限られます。だから直接、子どもができることについて、注意をすべきであって、子どものできないことに話が及んでも、それは子どもとしてはどうしようもない。お父さん、お母さんは感じてほしいと思っているのですが、しかし言葉はお金の話になっているので、そっちにしか子どもの注意は行かないのです。

■ 子どもに対する注意は子どもができることにとどめなければいけません。自分ができることであるならば、子どもたちにも努力のしがいがあるはずですから。

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平面図形の問題

2014年吉祥女子の問題です。


1辺の長さが12㎝の正方形の紙があります。次の問いに答えなさい。

(1)図1のように、正方形の紙を2枚ずらして重ねました。ずらしてできた図形の太線の部分の長さは66cmです。2枚が重なっている四角形の面積は何cm2ですか。

図1

(2)図2のように、正方形の紙を3枚ずらして重ねました。ずらしてできた図形の太線の長さは72cmです。

1 アの長さは何cmですか。

2 3枚がすべて重なってできる四角形の面積は何cm2ですか。

図2


(1)
太線の長さは66cmですが、これは12㎝が4つと○が2つ、5cmが2つですから、12×4+○+○+10=66  ○=4cmになります。

したがって重なっている部分の面積は(12-4)×(12-5)=8×7=56cm2です。

(答え)56cm2

図3

(2)

1 下図からア+12=12+2+3=17cmよりア=5cm

(答え)5cm

図4


太線の長さは72cmなので、72-(12+5)×2-12×2=14 

図5

図5からイ=ウ+エで、合計が14㎝ですからイは14÷2=7cm

斜線部分は横が12-7=5cm たてが12-5=7cmになるので、5×7=35cm2

(答え)35cm2

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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