投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

雑な勉強を克服する

子どもたちが問題を解いているときのノートを見ていると、まだまだ雑であることが多いものです。

式が書いてある子も少ないし、途中で計算がちょこちょことしてあったり、問題の図形にいろいろ書き込みがしてあって、答えだけがぽつんと書いてあったりする。

しかし、間違えている率は当然、高いのです。

まだまだ面倒だ、と手間を惜しんでいるところがある。

とにかく終わればいい、やればいい、ということになってくるとなかなか力はつきません。ていねいに解くことで正確さがでてくるし、得点力も上がる。だから、この時期、雑な勉強の方法を止めさせることが大事でしょう。

例えば、算数の問題は式や計算を書く。

問題の図を使わずに自分で図を描いてみる。

そんなことやってたら、間に合わないよ、と思うかもしれないが、だから正解率が上がらない。理解が中途半端になっているのです。

量をこなすことばかり、やっているとこの雑な勉強方法から脱せません。ザルで水をすくっているのと同じだから、成績は伸びていかないのです。

まずはこの時期、雑な勉強方法から脱することを考えていきましょう。


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月に関する問題

駒場東邦中学の問題です。


下の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。

 世田谷区に駒男くんという男の子が住んでいました。4月のある日、学校の宿題で月の観察をしました。地球は北極と南極を結ぶ線を軸として、西から東へ約1日で
1回転しています。この回転のことを自転といい、回転の軸を自転軸と言います。月も同様に自転しています。
地球の自転軸と月の自転軸は平行であると仮定できるものとし、月の北極は地球の北極と同じ側にあります。

20170225t001

(1)駒男くんが明け方に月を観察すると、南東の空に月が見えました。この時に見える月の形として最も適切なものを、次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。

20170225t002

(2)省略

 大人になった駒男くんは、宇宙飛行士になり、月に行きました。月の北極点から地球を見ると、図のように見えました。

20170225t003

(3)このとき、太陽、地球、月の位置関係はどのようになっていますか。月の位置として適切なものを、次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。図は地球の北極側から見た図で、天体の大きさ、距離などは、実際とは異なります。

20170225t004

(4)この後の地球の満ち欠けについて正しく述べているものを、次のア~ウから1つ選び、記号で答えなさい。
 ア.満ちていく。   イ.欠けていく。   ウ.変化しない。

(5)月から見た地球の大きさと、地球から見た月の大きさについて、正しく述べている文を、次のア~ウから1つ選び、記号で答えなさい。
 ア.月から見た地球の方が大きい。
 イ.地球から見た月の方が大きい。
 ウ.地球から見た月と、月から見た地球の大きさは同じ。

(6)(3)と同じ時刻に月の赤道から、地球をみると、地球は真上ではなく水平線近くに見えました。そのときに見える地球の形として最も適切なものを、次のア~オから1つ選び、記号で答えなさい。

20170225t005


【解説と解答】
(1)明け方に南東ですから、下弦の月を過ぎていることになります。したがって右側が欠けているのでエ。
(答え) エ

(3)地球を見たときに、右側が太陽の光を受けて明るいので、ウ
(答え)ウ

(4)
ウですから、この後地球は満ちていきます。
(答え)ア

(5)月から見た地球の方が大きくなります。
(答え)ア

(6)地球で上弦の月が出ているのと同じになります
(答え)イ


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第260回 子どもたちには受験経験がない

■ この時期の子どもたちは、まだまだ中学受験というものをリアルに実感できていないでしょう。合格することがどういうことなのか、不合格がどういうことなのか。あまりピンとこない。

■ ところが、お父さん、お母さんはさすがに受験の経験があるので、たとえば落ちればつらいだろうと思うから、「勉強しなさい。」と注意することになります。

■ 子どもたちとて、勉強しなければいけないことはわかっているし、実際に勉強はしているのです。しかし、やることはどんどん難しくなっていって、本当についていけているのか不安になるのを何とかなると思いなおしているのか、あるいは一切気にしないというのが、子どもたちの状況ではないでしょうか。

■ だから親の方はそういう子どもたちのノーテンキにさらに不安になることが多いのです。今の子どもたちは以前にくらべて精神年齢は幼くなりましたから、ノーテンキになりやすい。だからつい心配になり、いろいろ小言が多くなりやすいものです。

■ まだ時間があるのだから、成長する余地はたくさんあります。だから親が慌ててはいけない。ある意味、親の方も多少ノーテンキにならなければいけないのです。


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