駒場東邦中学の問題です。
下の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。
世田谷区に駒男くんという男の子が住んでいました。4月のある日、学校の宿題で月の観察をしました。地球は北極と南極を結ぶ線を軸として、西から東へ約1日で
1回転しています。この回転のことを自転といい、回転の軸を自転軸と言います。月も同様に自転しています。
地球の自転軸と月の自転軸は平行であると仮定できるものとし、月の北極は地球の北極と同じ側にあります。
(1)駒男くんが明け方に月を観察すると、南東の空に月が見えました。この時に見える月の形として最も適切なものを、次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。
(2)省略
大人になった駒男くんは、宇宙飛行士になり、月に行きました。月の北極点から地球を見ると、図のように見えました。
(3)このとき、太陽、地球、月の位置関係はどのようになっていますか。月の位置として適切なものを、次のア~エから1つ選び、記号で答えなさい。図は地球の北極側から見た図で、天体の大きさ、距離などは、実際とは異なります。
(4)この後の地球の満ち欠けについて正しく述べているものを、次のア~ウから1つ選び、記号で答えなさい。
ア.満ちていく。 イ.欠けていく。 ウ.変化しない。
(5)月から見た地球の大きさと、地球から見た月の大きさについて、正しく述べている文を、次のア~ウから1つ選び、記号で答えなさい。
ア.月から見た地球の方が大きい。
イ.地球から見た月の方が大きい。
ウ.地球から見た月と、月から見た地球の大きさは同じ。
(6)(3)と同じ時刻に月の赤道から、地球をみると、地球は真上ではなく水平線近くに見えました。そのときに見える地球の形として最も適切なものを、次のア~オから1つ選び、記号で答えなさい。
【解説と解答】
(1)明け方に南東ですから、下弦の月を過ぎていることになります。したがって右側が欠けているのでエ。
(答え) エ
(3)地球を見たときに、右側が太陽の光を受けて明るいので、ウ
(答え)ウ
(4)
ウですから、この後地球は満ちていきます。
(答え)ア
(5)月から見た地球の方が大きくなります。
(答え)ア
(6)地球で上弦の月が出ているのと同じになります
(答え)イ
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