ドジノートの作り方

これから勉強していくうえで、一番大事なことは「できなかった問題」をどう復習するか?という点です。

最近は塾の日数が増えたために、塾でやる問題が増えて「できなかった問題」の復習がおざなりになってきているように感じます。しかし、できなかった問題をできるように勉強しなかったら、いつまでたっても力はつきません。

私は塾の日数を減らして、むしろ自分でできなかった問題をやり直す工夫が必要だと思います。

その中心がドジノートです。

A4のルーズリーフを用意します。

できなかった問題は、すべてこのノートにまとめます。

表は問題だけ。裏に解答、解説を書きますが、面倒であれば、プリントを切り刻んでもいいし、コピーを貼ってもいいでしょう。

問題と答えがわかればいいので、美しい必要はありません。

ただし、必ず大問1問につき1枚を考えてください。

そして、それができたら、別の綴じノートを用意して、それをどんどん解いていくのです。

といてわかれば、ドジノートから外し、別のバインダーに綴じます。

できなければドジノートに残ります。こうやって分類していくと「ドジノート」にはできない問題が残りますから、これを減らしていくことが勉強になるわけです。

で、一度自力でできた問題は潔く、バインダーから外してください。

もう一度やったらできなかった、ということもあるかもしれませんが、それは気にしない。じゃないと、どんどんたまる一方ですから。

組み分けテストも模擬試験も塾のプリントも全部やります。ということは、

1週間に出来なかった問題<ドジノートで解決できる問題 

という量をコントロールする必要があるのです。

できない問題がたまってしまえば、それは塾が多すぎる証拠です。つまりオーバーフローしているわけだから、できない問題ができるようになっていない状態なので、力はつかない。

これをまず算数についてやってください。これをやるだけで相当子どもたちの力は上がっていきます。

ただし、あくまで

1週間に出来なかった問題<ドジノートで解決できる問題

というコントロールを忘れないでください。

これが失われると、逆にどんどん子どもの成績は下がっていきますから注意が必要です。


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指示を読み飛ばす

問題はいろいろなところに「ワナ」が仕掛けられています。

本来、必要な数字をそっとしのばせている。なんだ、ここに書いてあるじゃないか、と後から気づいたりするものですが、実際に問題を解いているときは目に入らないことが多い。

とにかく急いで解いているからでしょう。普段はもう少しゆっくりやればいいのに、と思いますが、案外普段も急いでいる。まだ、あと~問あるから、という気持ちがあるからでしょう。

なので、問題の指示を読み飛ばすことが多いのです。しかし6年生はこれから正解率をあげていく必要がある。そのためには、問題の指示を読み飛ばさないことがとても大切です。

まずはゆっくり問題文を読んでみてください。案外そこをゆっくり始めてもあとから解き直すことを考えると、有効な方法なのです。


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三態に関する問題

2017年芝中学の問題です。

次の文を読んで、後の問に答えなさい。

 物質には、固体、液体、気体の3つの状態があり、温度や圧力を変えると状態が変化します。図1と図2はそれぞれ水と二酸化炭素が、さまざまな温度と圧力においてどのような状態にあるかを表したグラフであり、状態図といいます。横じくは温度を表していて、左ほど低く、右にいくにつれて高くなります。縦じくは圧力を表していて、下ほど低く、上にいくにつれて高くなります。図1の状態図では、固体、液体、気体の各状態の境界を曲線AB、曲線BC、曲線BDで表しています。同様に図2の状態図では曲線EF、曲線FG、曲線FHで表しています。
 例えば、図1において、圧力を1気圧に固定して温度を高くしていくと、温度が低いうちは固体で存在しますが、やがて液体になり、最後は気体になると読み取ることができます。なお、境界線上は複数の状態が共存していることを意味します。

20170603t001

(1)図1の温度T1およびT2はそれぞれ何℃ですか。整数で書きなさい。

(2)図1の(あ)および(い)の状態変化は、それぞれ何といいますか。ひらがなで書きなさい。

(3)水と二酸化炭素の状態図の最も大きな違いは、図1の曲線BCと図2の曲線FGのかたむきです。一般に、ほぼすべての物質は図2の曲線FGの形になり、図1の曲線BCの形になる物質は水などごくわずかです。このことを利用しているものにアイススケートがあります。アイススケ-トの刃は氷の上をすべっているように見えますが、氷の上はまさつが大きく、なめらかにすべることができません。アイススケートで氷の上をすべるとき、なぜまさつが小さくなるのでしょうか 図1を参考にしながら、「圧力」と「水」の2つの語を必ず使って説明しなさい。

20170603t002

 次に、氷10gを適当な大きさにくだいてからビーカの中に入れ、温度計を取りつけ、ヒーターの上にのせて加熱しました。図3はそのときの装置の様子を表しています。
20170603t003

 このときの加熱時間とビーカー内の物質の温度変化は、図4のようになりました。

(4)図1の(あ)および(い)の状態変化が起こっているのは、図4のどの部分ですか。

 次の中から選んでそれぞれ記号で答えなさい。複数ある場合はすべて書きなさい。

 (ア)ab間  (イ)bc間  (ウ)cd間   (エ)de間

(5)ビーカー内の物質の体積を図4の①点、②点、③点で比べたとき、ビーカー内の 物質の体積が最も大きくなる点と最も小さくなる点は、それぞれどこですか。ただし、ビーカー内から空気中に物質がにげることはないものとします。

(6)-5℃の氷10gをすべて100℃の水蒸気にするのに必要な熱量は、何cal(カロリー)ですか。次の値を用いて求めなさい。ただし、熱は空気中や容器にはにげず、温度変化および状態変化のみに使われるものとします。

20170603t004

【解説と解答】
(1)水が固体から液体に変わるのは0℃、液体から気体に変わるのは100℃です。
(答え)T1  0 T2  100
(2)固体が液体になるのが融解、液体から気体になるのが気化です。
(答え)(あ) ゆうかい (い) きか
(3)圧力がかかるために、0℃より低い温度でも氷が水になり、スケートと氷の間に水ができてすべるようになります。
(答え)スケートの刃によって氷に大きな圧力がかかり,0℃より低い温度で氷が水になりすべりやすくなるから。
(4)融解はbc間、気化は(イ)bc間(ウ)cd間(エ)de間すべてです。
(答え)(あ) イ(い) イ,ウ,エ
(5)ビーカー内にあるということでは固体が一番体積が大きくなり、液体になると小さくなります。
(答え)大きくなる点① 小さくなる点③
(6)0.5×10×5+80×10+1×10×100+540×10=25+800+1000+5400=7225
(答え)7225cal


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