日別アーカイブ: 2026年7月17日

夏休みの計画を大書する

夏休みは、毎日いろいろな勉強を進めることになります。

塾の宿題、知識の復習、過去問、計算や漢字など、やるべきことを頭の中だけで管理するのはなかなか大変です。そこで、夏休みの計画は大きな紙に書き出し、家族の目に入る場所に貼っておくと良いでしょう。

もちろん、計画そのものは本人が分かっていればよい、とも言えます。しかし、小学生が長い夏休みの計画を一人で管理し続けるのは簡単ではありません。家族も進み具合を知り、自然に応援できる形にしておくことには意味があります。

毎日やることを書き、終わったものを赤いペンで消していく。

これだけでも、子どもにとっては一つの楽しみになります。赤い線が増えていけば、自分が進んでいることが目に見えて分かるからです。

お父さんが帰宅して、たくさんの項目が消されているのを見れば、

「お、今日はがんばったな」

と声をかけることもできます。家族が結果だけではなく、毎日の努力を見てくれていると分かれば、子どもの励みにもなるでしょう。

ただし、計画を大書することが、いつも良い方向に働くとは限りません。

終わっていない項目が増え、赤い線がなかなかつかない。そこへ家族から「まだ終わっていないのか」「早くやりなさい」と言われれば、計画表を見ること自体が嫌になってしまうこともあります。

その場合は、遅れをすべて取り戻そうとしないことです。

できなかったものを翌日、さらにその翌日へと繰り越していけば、やることは増える一方です。本人も、どうせ終わらないと思い始め、気持ちが前を向かなくなります。

そうなったら、一度線を引いて、計画を立て直しましょう。

ここまでできなかったことは、いったん整理する。そのうえで、本当に必要なものを選び直し、今日から実行できる計画に組み替えるのです。

一度立てた計画を最後まで守れるのが理想ではあります。しかし、計画の目的は、計画通りに進めることではありません。必要な勉強を着実に進めることです。

予定が崩れたときは、失敗を責めるより、早く立て直す。その判断も、夏休みの学習をうまく進めるための大切な力になります。