月別アーカイブ: 2006年4月

第12回 熱量に関する問題

■1gの水を1度上げるのに必要な熱量を1cal(カロリー)といいいます。今日はこのカロリーを使って計算問題を解いてみましょう。

■例えば40℃の水100gが持っている熱量は40×100=4000calと計算できます。80℃の水400gが持っている熱量は80×400=32000calとなります。ではこれをまぜると何度になるでしょうか?

■熱量の合計は4000+32000=36000calになります。水は合計で100g+400g=500gですから36000÷500=72℃ということになるわけです。さて、ここで一つ条件を加えましょう。0℃1gの氷が0℃1gの水になるのには16℃の水5gが必要です。そこで問題。

■0℃50gの氷を40℃450gの水に入れると何度になるでしょうか?

■0℃50gの氷を0℃の水に戻すのには 16×5×50=4000calの熱が必要ですから、これがなくなります。このなくなる熱のことを融解熱といいます。40℃450gの水は、40×450=18000calの熱量を持っていましたから、18000-4000=14000calしか熱量は残りません。したがって14000÷(50+450)=28℃という答えになるのです。

(平成18年4月7日)

何時に寝てますか?

中学受験が厳しくなるにつれて、いろいろな無理がまかり通ってきます。

子どもたちの寝る時間、ずいぶん遅くなっているという感じがするのですが、実際のところどうなのでしょうか?

と思ってアンケートを作りました。 アンケートはこちらから

この形式はオープン型調査で、ご回答いただくお子さんの学年などの属性の連関性もありませんが、ただ遅い子がどのくらいいるかは全体のパーセントから浮き彫りになってくるのではないかと思います。ぜひご協力ください。

第11回 短歌に関する問題

■短歌は、入学試験ではあまり出題されない分野になりました。しかし、短歌や俳句を楽しむ方は最近増加しているそうです。短歌や俳句はその場の気持ちや情景を短い文章に写しとるという楽しみがあるのです。これは創る楽しみですが、読むにも楽しみ方があります。

■ 短歌は31音であらわす短い詩です。その短い詩をさらに膨らまして情景や心情を説明する文章をつくってみましょう。

■【例題】馬鈴薯(ばれいしょ)のうす紫の花に降る 雨を思えり 都の雨に (石川啄木)

【解答例】ふと部屋から外をのぞくと雨がふっていた。決して強い雨ではない。庭木の葉に雨のしずくがつたわっている。そういえば、ふるさとにいたころ、この季節は馬鈴薯(ばれいしょ、じゃがいものこと)のうすむらさきの花に、よく雨がふっていたな。みんなどうしてるかなあ、ふとふるさとを思い出した。

■中学生にはもう少し発展させて、短い小説を書いてもらいました。ストーリーがあって、最後に短歌がでてくるのです。結構良い作品がたくさんできていました。短歌、俳句は短いことばに気持ちをこめています。そこを膨らましてさらに情景を想像していくとまた違った面が感じられることでしょう。

■(問題)次の短歌のあらわす情景を160字以上200字以内で説明しなさい。

こどもらと 手まりつきつつ この里に あそぶ春日は くれずともよし (良寛)

(平成18年4月6日)