投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

第209回 自信をつけよう

◾️ 自信をつけよう、と書いたものの、これは簡単につくものではないでしょう。結構成績の良い子に「合格する自信はある?」と聞いて「もちろんです。」と答える子は先ずいないでしょう。心の中でどう思っているかは別にして、そう公言してはばからない子は決して多くはない。一方で「合格する」と言い切っている子は、多分心の中ではかなり不安なので、それを打ち消そうとして言っているところもあるのです。だから「あら立派ねえ」なんてからかってはいけない。本人は少なくとも気持ちは必死なのですから。

◾️ しかし、自信がないまま試験を受けてもあまり良い結果は出ない。少なくとも落ちるとか、失敗する、とかいうイメージは消してしまった方が良いわけです。できれば合格するイメージ、できるイメージを持って残りの期間を過ごしたい。しかしながらそうさせないものがあります。それが模擬試験の結果です。

◾️ もうほっといてもらってもいい、と思う時期に、合格可能性が何%であるというご託宣が出てくる。しかも具体的な数字になっているから、妙に信憑性が高く感じられます。それでまた自信がなくなる。あるいは「悪いイメージが出てくる」わけです。

◾️ よく子どもたちに「合格したら次に何をする」と考えさせていました。ディズニーランドに行く、ゲームを死ぬほどやる、野球の練習に戻る、まあ、いろいろなアイデアがありましたが、終わればそういう楽しいことが待っているのだ、だから、あと少し頑張ろう、という気持ちになるのは悪い方法ではない。

◾️ 自信が出るまでに行かずとも、「落ちる」とか「失敗する」というイメージを取り去ることで、平常心を保たせることができれば、それが自信につながります。悪いことは決して考えない。いいことだけ考える、ということに徹していきましょう。
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規則性の問題

2015年市川中学の問題です。


分数が並んでいる列に対して、次の操作を繰り返し行います。

操作:となりあう分数の分子にかかれている数字どうし、分母にかかれている数字どうしをたして新しい分数をつくり、これを2つの分数に間に入れる。ただし、約分はしないものとする。

最初に与えられた分数が$$\frac{1}{6}$$と$$\frac{3}{4}$$のとき

$$\frac{1}{6}$$、$$\frac{3}{4}$$

操作1回目

$$\frac{1}{6}$$、$$\frac{4}{10}$$、$$\frac{3}{4}$$

操作2回目

$$\frac{1}{6}$$、$$\frac{5}{16}$$、$$\frac{4}{10}$$、$$\frac{7}{14}$$、$$\frac{3}{4}$$
となります。

最初に与えられた分数の列が$$\frac{1}{2}$$、$$\frac{1}{3}$$のとき、次の問いに答えなさい。
(1)操作を4回行ったとき、右から7番目の分数を答えなさい。
(2)操作を7回行ったとき、並んでいる分数の数を答えなさい。
(3)操作を8回行ったとき、並んでいる分数んも分母の書かれている数字を全部加えるといくつになるか答えなさい。


(1)
操作1回目で3つ、このとき間の数は2個あるので、次は3+2=5個です。
操作2回目で5つです。このとき間の数は4個あるので、次は9個です。
操作3回目は9つです。
操作4回目は17です。
右から7番目です。このとき真ん中は右から9番目ですから、操作3回目の時に真ん中の数の右にできた数です。
したがって
$$\frac{2}{5}$$、$$\frac{3}{8}$$、$$\frac{1}{3}$$
$$\frac{2}{5}$$、$$\frac{5}{13}$$、$$\frac{3}{8}$$、$$\frac{4}{11}$$、$$\frac{1}{3}$$
となるから$$\frac{5}{13}$$です。
(答え)$$\frac{5}{13}$$
(2)
4回目は17個、5回目は17+16=33個 6回目は33+32=65個 7回目は65+64=129個です。
(答え)129個
(3)最初の分母の和は5、分子は2です。
1回目の結果を見ると、真ん中の数の2倍になっていることがわかります。
2回目の結果は真ん中の数の5倍です。
3回目は14倍です。
これを一覧にすると以下のようになります。

1回目は2と3が1回増えたので2倍になります。
2回目は2倍のところに3倍ふえたので5倍です。
3回目は5倍のところに9倍ふえたので14倍です。
4回目は14倍のところに27倍ふえたので41倍です。

前回新しく増えた数の3倍ずつ増えていくのでこのような規則になります。したがってこれを表にまとめると、

になるので、合計は16405です

(答え)16405

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)

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入試科目の順番

過去問で通しけいこをするのは悪いアイデアでありません。

ある1年分を、本番の順番でやってみる。できれば休み時間も同じようにして。これは時間の感覚を磨いたり、時計をみるタイミングを計ったりする意味でもなかなか良い練習になります。

で、試験の順番がちゃんと発表されている学校とそうではない学校にわかれるでしょう。ちゃんと発表されている場合は、それでいいですが、よく分からない場合もあるかもしれません。

その場合多いパターンは

国語→社会→理科→算数

という流れです。

国語は記述問題がある場合もあり、採点に時間がかかる。かつ、子どもたちがあまり「できなかった」と思いにくい。

算数ははっきりわかるので、算数が前の方にあるともうあきらめちゃう、という場合もあり得るので、まあなるべく力が出せるように、算数は一番最後にしてしまう。

理科と社会を比べれば、やはり社会の方が採点に時間がかかる場合が多いので、こういう順番が多くなるのです。

よく分からない場合は、これで進めてみてください。

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