投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

点の移動の問題

2015年サレジオ学院中学の問題です。


図1のような長方形ABCDがあります。
点Pは、その周上をA→B→C→Dの順に一定の速さで動きます。
図2は、点Pが点Aを出発してからの時刻を横軸に、三角形BDPの面積を縦軸にして表したグラフです。

このとき、次の問いに答えなさい。
(1)辺ABの長さと辺BCの長さはそれぞれ何cmですか。
(2)点Pの速さは毎秒何cmですか。
(3)面積が12cm2になるのは、点Pが点Aを出発してから何秒後ですか。すべて答えなさい。


【解説と解答】
(1)AからDまで40秒。AからBまでは10秒です。したがってBからCまでは40-10×2=20秒
16×2=32cm2が長方形ABCDの面積でAB:BC=1:2ですから、AB=4cm、BC=8cmです。
(答え)AB=4cm BC=8cm

(2)4cmを10秒で行くので、秒速0.4cmです。
(答え)0.4cm

(3)12cm2になるのは、最初AP:PB=1:3ですからAP=1cmなので、1÷0.4=2.5秒後
2回目はBP:PC=3:1になるのでBP=6㎝ 6÷0.4=15秒より10+15=25秒後
3回目はCP:PD=1:3になるので、CP=1㎝
1÷0.4=2.5秒から30+2.5=32.5
(答え)2.5秒後 25秒後 32.5秒後

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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学校別特訓がない

いろいろな塾で上位校の学校別特訓が行われていますが、一方ですべての学校で学校別特訓があるわけではありません。

むしろ、ない学校の方が多いでしょう。だから何となく手を抜かれている、というような気になるかもしれませんが、まあ、こればかりは仕方がない。

ないものはないので、だったら家庭で考えていけばいいのです。

もちろん塾だってただ過去問をやらせればいいと思っているわけではありません。その子、その子に必要なことを切り分けてくれる面倒見の良い塾もあるでしょう。そういうところに通っている場合は、むしろあまり手を出さなくてもいい。

しかし、そうでない場合は、やはり作戦を考えないといけない。まず第一志望の出題傾向をとらえて、模擬試験の結果から見て、強化しなければいけないテーマを絞り込んでいきます。

ポイントは、よく出て、できないところ

できなくても、出なければ何の問題もない。例えば文学史は覚えてないなあと思っても、出なければ別にどうでもよいわけです。

逆に出るとわかっているのに、できないというのは問題だからしっかり対策を組んでいきましょう。

それとこれからあまり難しい問題をやらなくてもいい。これは全体的な傾向ではあるのですが、もう問題はそう難しくはないのです。2015年の問題を見ていても、難しいと思うのは一部の学校にとどまっていて、概ねみんな平準化してきている。なぜやさしくなっているかといえば、難しい問題を出すと差がつかないからです。

みんなできなければ、その中で少しでもできる子をとらないといけないわけだから、なるべく差がつくように問題を作りたい。だから、問題は明らかにやさしくなります。なので、むしろやさしい問題を確実に得点する、ことに力を入れていった方が良いでしょう。

家で何もしなくていいです、という塾が本当に手を尽くしてくれていれば問題はないが、そうでなければやはり手は打った方が良いのです。そのためには今子どもたちが何を勉強しているのか、把握することが当然大事。学校別傾向と子どもたちの勉強の内容を把握したうえで、「これはまずい」と思ったら、我が家の学校別特訓を始めてください。

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音読の効果

試験対策としては、当然のことながら試験中に音読できないのだから、音読の練習は意味がないかもしれません。

しかし、こと、文意を把握したり、言葉を知る勉強をするにあたり、音読は明らかに効果があります。実際に、子どもたちに文章を音読してもらうと、国語力の違いが明確にわかります。

すらすら読める子がわかっていない、ということはまずない。読める以上、その文章に対する理解が十分できるはずなのです。

一方たどたどしく読んだり、言葉の読みが違っていたりすると、正確に読み取れない可能性があります。だから、音読してもらってつっかかる字は全部教える。これはわかっていないかな、と思われる言葉もその場で教えます。

そうすると、問題を解く段になって、明らかによくできるようになります。

といって、試験中に音読も横で意味を教えることもできないわけだから、今のうちのやっておくしかない。特に4・5年生のうちはとても大事です。

音読をすれば文中の言葉が音になって自分の耳に入ってくる。これは言葉を覚えるのにとても良い方法です。

子どもは小さいときから耳で言葉を覚えてきているので、読んで覚えるのと耳で聞いて覚えるのでは圧倒的に後者の方が効率が良い。

問題を解かずとも、音読をさせる、というだけでも力はついていくので、音読の機会をなるべく多くしてください。

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