投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

鉛筆かシャープペンシルか

概ね、どこの学校でも筆記用具は鉛筆かシャープペンシルになっていると思います。

で、そうなると多くの子どもたちがシャープペンシルを使うことになる。これはやはり書きやすさが持続するからでしょう。これはこれでよいのですが、しかし、シャープペンシルは芯が詰まる場合がある。

しかも急ぐときにかぎってそういうことが起きる。

だからシャープペンシルは予備のものを用意しておいた方が当然良いし、もちろん何本か鉛筆が入っていてもいいでしょう。

また消しゴムも複数入っていた方が良い。

「あ!」

と思って転がっていったとき、さっと手を挙げて

「消しゴムが落ちたので、拾ってもいいですか?」

みたいに発言できたら、それはそれで何の問題もないが、しかし、そう言える子ばかりではないでしょう。

だったら消しゴムもいくつか入っていた方が良い。

ただし、試験会場で筆箱をかばんの中にしまわせる場合が多いので、あまりたくさん並べても今度は邪魔になることになる。

というので、そろそろ本番を意識した道具を使って練習していきましょう。

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問題をなぜ読み切れないか?

ミスが多い問題のパターンで目立つのは、

「間違っているものを選びなさい」と問われているのに、あっているものを答えてしまう。

「分速で答えなさい」と条件が指定されているのに、その条件を見過ごす。

の2つです。

問題をよく読む、と言われているし、本人だって注意深く読んでいるつもりなのだが、なぜ読み切れないか?

頭が動いているからです。つまり、問題を読んでいるうちに頭がその問題を解き始める。最後まで確認しようという意識を乗り越えて、問題を解こう、解きたいという気持ちが勝る。

でも、これはこれで良いと思うのです。それを抑えてしまうと、実はぴんときたものがなくなってしまう可能性がある。

やはりつかみというのは、そういうものであって、なんとなく解き方のアイデアが沸いているのと「最後まで読まないと」と思うと、その沸いたアイデアがどこかに消えてしまったりする。だから、いいのです。それはそれで。

ただし・・・。

答えが出たと思ってから、もう一回読めばいい。

「あぶない、あぶない。分速じゃん。」

みたいに気が付けばいいのです。ただ、それだけの話。

答えを書く前にもう一度問題を確認する。

というルーティンを実行しましょう。

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第210回 スランプからの脱出法

■ この時期ぐらいから、スランプに突入してしまう子がいます。今までできた問題ができなかったり、覚えていたはずの知識が答えられなかったり。しかし、本当のことを言えば、学力はどこかに消えてしまったわけではないのです。子どもたちにはそれなりに考える力はついていたはず。では、どうしてできないのでしょうか?

■ 一番大きいのは心理的な問題でしょう。今まではあまりプレッシャーを感じずに、こうだ、とかこうすれば解ける、みたいに考えて解いていたはずなのです。しかしここのところ、模擬試験でも合格可能性が出てくるから、「もし落ちたらどうしよう」みたいな考えが頭の中に浮かんでくる。いや、実際は試験中にそこまでのことが頭に浮かんでいるわけではないのです。ただ、以前みたいにこうだ、という風には出てこない。こうだと思うけど、違うかなあ、最近できないから、ちがうんだろうなあ、みたいな心理になっていって、間違えることが多くなるのです。

■ だからできる、という自信を持てれば実はスランプは解決する。しかし、そう思えないからスランプになっているわけで、これはそう簡単には解決しません。

■ よく教室で実践していたのは、本人の力からしてやや「やさしい」問題を解かせる方法。さすがにやさしいとまあ、間違えることが少ない。少ないから点数がとれるわけで、そこをすかさず、ほめる。「できるなあ」とか、「えらいなあ」とか。これはスランプになっていない子にもよくやっていました。秋の最初のころには難しい問題を出しているが、だんだんにやさしくしていく。そうすると、本人の力が変わらずとも点数が良くなる。良くなる、ということは「え、合格するかも」と思えるようになる。そうすると、スランプに入りにくくなるのです。

■ これからはあまり、難しい問題をやるよりは「できそうな問題を確実にできるようにする」練習をした方が良いのです。そしてできた、という感覚を積み重ねる。そうすることで、次第に「迷い」がなくなればスランプは脱出します。もちろん、落ちることへの恐怖感も同時に取り除いていく必要がありますが、できると思えばそういう恐怖感も少しずつ遠のいていくので、とにかくできることを自分で確認できるようにしていってください。

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