投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

親が入れたい理由と子どもが入りたい理由

最近は出願書類が簡単になってきて余分な個人情報もなるべく取らないようにしています。

ですから、お父さん、お母さんの出身校なんかもう聞くところはないでしょう。あるいは、保護者名を1名にしてしまうところもあります。これは片親の家族に配慮しているからですが、まあ、いずれにしてもシンプルな書類になりつつあるのは良いことだと思っています。

しかしながら、「志望理由」を書く学校は依然として多いと思うのです。これが選択式になっていれば、まだいいのですが、そうはいかない。ちゃんと文章にまとめないといけないから、結構どう書くか、思案される方も多いでしょう。

で、志望理由は実は2つあります。

1つは当然子どもが入りたいと思う理由。

そしてもうひとつは親が入れたいと思う理由。

例えば管理型で、しっかり大学受験の面倒を見てくれそうだから、親はいいな、と思うことだってあるでしょうが、そうなると子どもが入りたいのかどうか、今一つわからない。

もちろん「親が誘導した」ということは当然あり得るわけだけれど、やはり志望理由の中心は「子どもが入りたい」と思った理由です。そして、その意思を聞いたうえで親もその学校の~な点が気に入ったので志望した、みたいな流れになるのが普通でしょう。

なので、まず子どもがどう思っているか、ということをしっかり整理してください。

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複数回受験の結果が揺れる

最近は複数回受験が多くなったので、第1回で失敗したのに第2回で合格する、という子もたくさんいます。一般的には第1回の方がやさしい、というケースが多いようですが、逆の場合もあるかもしれませんが、複数回受験の結果が揺れる場合は珍しいことではないのです。

これは単純に

1 僅差の勝負であること
2 子どもの出来は、試験によってまちまちであること

ということによります。

その学校を受験する生徒は事前にいろいろな塾の模擬試験を受け、塾の先生と相談をして受験校を絞るわけですから、当然のことながら合格ラインに近い受験生ばかりです。したがって受験生の差自身が元々そんなにない。僅差の勝負に最初からなっているのです。

そこへ、ちょっと問題を見間違えたとか、勘違いをした、ということで失敗をすれば合格できないことになるでしょう。逆にいえば、うまくやれば合格できる、ということなので当日うまくいくか、いかないかはやはり本人の状況によって大分変わる。試験を受けて安定的にできる、と言う子はあまり多くはありません。ただし、そういう子は確実に合格していきます。

が、そうでない子はやはり試験で多少なりとも出来にぶれがあるから、当然のことながら複数回受験の結果が揺れるわけです。

入試は勝負事です。

その日にできれば、いままでどんなに模擬試験の成績が悪かろうが、組み分けの結果がひどかろうが入る。逆もまた同じことなので、これからは当日、いかに「力を発揮するか」ということに目を向けていった方が良いでしょう。

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力のつりあいの問題

2015年鎌倉学園の問題です。


重さを考えない軽い棒を2本用意し、図1のようにおもりA~Cをつるして、棒が水平になるようにしました。次の問いに答えなさい。

(1)aの長さは何cmですか。
(2)bの長さは何cmですか。

 次に長さ12cm、重さ30gの太さが同じ棒を2本用意しました。図2のとき棒は水平になって静止しています。次の問いに答えなさい。

(3)おもりDは何gですか。
(4)Cの長さは何cmですか。

最後に図1、図2で使用したおもりA~Dと同じ重さの滑車、おもりEを組み合わせて図3のようにつりあわせました。次の問いに答えなさい。

(5)滑車の重さは何gですか。
(6)おもりEの重さは何gですか。


【解説と解答】
(1)(2)おもりの重さがB:C=2:1なので、bの長さは10㎝の半分の5cmになります。
またA:B+C=30:60=1:2なので、aの長さは5×2=10cmになります。
(答え)(1) 10cm (2) 5cm

(3)(4)ぼうの重さは左端から12÷2=6cmのところに30gかかっています。
したがってDの重さは30×4÷2=60gです。
すると一番上の棒の左端には60+30=90gの重さがかかります。一番上の棒も30gなので90:30=3:1ですから、
Cは6÷(3+1)=1.5cmです。
(答え)(3) 60g  (4)1.5cm

(5)(6)
A 30g B 40g C 20g D 60gです。

一番下の定滑車の右側の糸には20gの力がかかり、下から2番目の定滑車の右側の糸にはDと同じ60gがかかりますから、滑車の重さは60-20×2=20gです。
一番上の滑車の重さは60×2+20=140gですから、A+B+E=140g
したがってE=70gです。
(答え)(5)20g (6)70g

「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴)

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