投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

まずは算数

この時期、どんどんカリキュラムが進んでいるわけですが、まずはじっくり算数に取り組むべきだ、とお話しています。

算数は合格者平均と不合格者平均のかい離が一番大きな科目なので、算数ができると明らかに入試では有利になる、というのがその一番の理由ですが、実は算数の力
はやはりそう簡単にはつかない。

最近の入試は工夫を凝らして、グラフを描かせたり表を書かせたり、あるいは作業をしながら、自分の考え方を整理して結論を出す、というような問題が増えてきて
います。

逆に言えば、単純に〜算ができる、というような視点ではなく、論理を組み立てる力が備わっているかを試そうとしているわけで、それはやはりある程度訓練を積ん
でいく必要があり、時間がかかるのです。

なので、今は勉強時間の半分は算数でいい、とすら思います。

ただし・・・。

たくさんの問題を解く、ということが必要なのではありません。むしろ問題数はしぼっていい。その分、多少なりとも難しめの問題をじっくり考えていくことが必要
なのです。

ポイントは、論理を組み立てる、ということにあるので、なぜこうなるのかを明確にできなければ意味がない。

答えが合っていても減点する、という学校が増えてきているのは、あくまで考える力を見たいと思っているからで、したがって式や説明を本来はしっかり書けるよう
になっていなければなりません。

ただ、答えが合っていればいい、という感覚は必要ありません。

どうしてこの答えになるのか、ということがしっかり理解できていなければ解けたことにはならないので、解き方に注目して、ていねいに勉強する必要がある。

そのためにはやはり時間がかかるので、大胆に時間配分をされていくと良いでしょう。

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人気の蔭に

学校の偏差値とか難しさ、みたいなものはそう簡単には上がりません。下がるのは不祥事があったり、大学受験の成績が悪かったりするとおきますが、それでも少しずつ、というところがあります。

したがって学校の偏差値が上がる、というのは実に大変なのです。

今の上位校を見ていても、昔はこんなに高くなかったなあ、と思う学校がたくさんあります。

ではそういう学校はどうして上がってきたのか。

人気が上がる、というのは当然その蔭でいろいろな努力があったからで、大学受験もひとつの分野ではありますが、それだけでは当然うまくいかない。

子どもたちが6年間という長い時間を過ごす場ですから、得てほしいことをいろいろ考え、子どもたち一人一人に目を配りながら、積み重ねてきたものが今の学校の姿になっているところがある。

一方で子どもたちの優秀さにかまけて、その辺の努力をあまりしてこなくなると、だんだん学校は力をなくしてくるわけです。

しかも、こういう努力には尽きるところがない。この辺でいいだろう、と思ったところでもう下り始めてしまうところがあるわけで、それで伸ばし続けてきたというのはなかなか大した学校なのだ、と考えて良いのではないかと思います。

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できる子が自由にやっているだけさ

上位校の学習管理を見てみると、そんなにぎしぎしやっているところはないでしょう。

まあ、大学入試が近づけば、それなりに模擬試験ぐらいはやるかもしれないが、何か特別な授業を組むとか、そういうことはあまり見られない。したがって「上位の学校の大学受験の実績はできる子が自由にやっていることで生まれる」ということではあるのです。

逆にいろいろなことをやらせようと学校が思っても、それはいやだ、と思う子が多い。自分なりに考えて、自分で工夫をする方がいい、と思う子は少なくありません。ただ、一方でそれで終わってしまう子もいるのは間違いない。すなわち、自由を奔放とはき違え、遊びほうけて大学受験を迎えてしまう。

ここはお母さんが割と心配をする部分でしょう。それだったらまだ管理をしてくれる学校の方が良いかも。つまり、遊びほうける可能性があると思うのであれば、自由な学校に入れてはいけないということです。ブランドに目がくらんではいけない。逆にそういう自由な学校の方が自分なりに努力できていい、と思う子を入れるべきだ、ということなのです。

このミスマッチは、今でも割と起こる。

だからそういう学校の大学合格実績を見ると、上から下まで幅が広くなるわけです。逆に管理型は上がそう多くはないが、下もそう多くはない、ということになるでしょうか。

どちらを選ぶか。やはりスクールカラーと本人の性格をどう考えるか、ということが一番であって、ブランドや実績で決めてはいけない、ということなのです。

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