投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

溶解度に関する問題

表1は,水の温度と物質A,物質Bが水100 g に溶ける最大の重さ(溶解度)の関係を示したものです。

20170813t001
 物質Aと物質Bを50gずつ混ぜた物(混合物)から,物質Aと物質Bをそれぞれできるだけ多<分離させるために,実験1,2を行いました。ただし,同時に2種類の物質を溶かしても,溶解度は変わらないものとします。

実験1 混合物に(a)gの水を加え,(b)℃に加熱してよくかき混ぜ,溶け残った物質をろ過した。
実験2 実験1の後,ろ液に(c)gの水を加えてから,水の温度を20℃に冷やし,溶けなくなってでてきた物質をろ過する。

(1)実験1の操作で( a ), ( b )に入る数字の組み合わせとして最も適するものはどれですか。
20170813t002

(2)実験2の操作で(C)に入る数字として最も適するものはどれですか。
 ア 10    イ 15    ウ 20    エ 25    オ 30
(3)実験2の操作でろ紙上にろ過された物質は何ですか。
 ア 物質A  イ 物質B  ウ 物質Aと物質Bの混合物
(4)実験2の操作でろ紙上にろ過された物質は何gですか。

【解説と解答】
(1)Aの方が高い温度で溶けるので80℃で50gが全部とけるためには100:169=a:50ということになるので、a=30gです。したがって答えはウ。
(答え)ウ
(2)そうすると、Bは65×0.3=19.5gだけ溶けるので30.5gを抽出することができます。
で、次に20℃のときに19.5gBが溶けているためには、100:c+30=38:19.5 より1950÷38-30=21.315・・・より20gだとBが出てくるのでエの25g。
(答え)エ
(3)Bは溶けたままにしていますから、出てくるのはAのみです。
(答え)ア
(4)25g入れると水は55gになるので、32×0.55=17.6gが溶液中に残りますから、結晶として取り出せるのは50-17.6=32.4gになります。
(答え)32.4g


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ねばるためには

この時期は、まだ問題をあきらめてはいけません。なるべく考える。何か解く工夫ができないか、試してみる。そういう努力が問題を解く力を培ってくれるわけですが、今の子どもたちは割と簡単にあきらめる傾向がある。

これはやはり問題の与えすぎと、早い段階からの入試準備が災いしているのです。

あれもやらなければいけない、これもやらなければいけないということになると、わからない問題にかかずらわっているわけにはいかない。

さっさと結論を出して次に行かないと終わらない。だから簡単にあきらめる。

また、小さい時からそういう習慣がついてくると、「ねばる」より「あきらめる」ことを選ぶ傾向が強くなってしまう。結果として、本来考えなければいけない問題をどんどん切り捨ててしまっている。

勉強する時間は決まっているので、考える問題には限りがある。だからこそ、わからない問題をねばらないと問題が解決しないのです。だってできる問題を繰り返していても、成長はありませんから。

今はとにかくがんばって、わかった問題を一題でも多く増やしていって欲しいと思います。


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第285回 練習する目的

■ 高校野球の監督が、例えば1.1kgのマスコットバットで1日1000回素振りをするように指示をしたとします。1日1000スイングということになると、いったいどの位の時間がかかるのかわからない。しかも相当エネルギーを消耗することは間違いないから、指示された選手は困惑するかもしれません。

■ しかし、この練習を過去やった選手のデータを見せられる。素振りを何週間続けた結果として、ヘッドスピードが何mから何mに上がり、その結果として打球の速度が何%上がった。今までならショートゴロだったかもしれないが、それが三遊間に抜ける可能性が高くなる、などなどデータを見せられると、「そうか、よしやってやろう」という気になるかもしれない。

■ で、こういう説明が今のところ、小学生にはなされていない可能性が高いのです。なぜ、この計算ドリルをやるのか。なぜこの知識を覚えるのか。なぜ、復習をしないといけないのか。

■ 同じようになぜ、中学受験をするのか、ということも明確に語られていない可能性があるかもしれない。「受験は親が決めたことだから」と相変わらず勉強しない子は、中学受験の利点をあまり知らないのかもしれない。(お父さん、お母さんが明確にわかっていないかもしれませんが・・・。)

■ これからいろいろな勉強をすると思うのですが、これはいったい何のためにやる練習なのか、その理由を明らかにしておくと良いと思います。


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