とにもかくにも式を書く

算数の問題を解くとき、とにかく大事なのは式を書くことです。

式を書けばその答えにコメントをするだけで、立派な記述式の解答にもなる。また記述式の問題ではなく、答えだけを解答する場合であっても、確実に問題を解くという点において、やはり式を書き慣れている必要があるのです。

おうぎ形や円の問題になれば、3.14を1回で計算する、という点で式のメリットは理解できると思うのですが、しかしその他の問題になると、なかなかそうはいかない。

式を書くのが面倒だ、ということで、ついつい書き飛ばしてしまう。

書き飛ばしても、考え方があとから追えればいいのですが、自分で何を考えていたのか忘れることも十分考えられるし、その過程でミスが出やすい。

なので、とにかく最初から面倒でも式を書く、式を書き慣れることが大事です。たとえ試験時間が間に合わなくても、最後に入試でできる方が大事だと思ってください。


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国語力がつくことで成績は安定するから

国語の勉強は難しい、と言われます。

やってもそれほど点数が変わらないから、国語は後回しにする、というご家庭が多いように思うのですが、しかし、国語の勉強は非常に大事です。

今年も入試問題は驚くほど長いところが多かった。それも国語ばかりでなく、算数や理科社会でも文章が長い。

したがってそれを読みこなす時間がなくて、間に合わないという子が結構多いのです。

だから国語を勉強することはとても大事ですが、ではどうすればいいのか。

まずは過去問を解いていくことをお勧めします。

時間は制限なく、最後まできっちり答えるのです。そして答え合わせをする。

ただ答え合わせが非常に大事。ここが勉強なのです。

なぜアではなくイだったのか、この根拠を考えていかないといけない。

国語の作問者は、作者ではありません。したがってだれが考えてもこの答えにならないといけない、というものなので、したがって根拠が必要になる。

その根拠は文中にある。「以下の文章を読んであとの問いに答えなさい。」と書いてあるのだから、文章に答えがあるのです。

そこを見つけられないまま、「アだと思った」ではだめなのです。常識的にこの選択肢は正しいことを言っていても、文中になければ間違いになる。

しかし、子どもたちはやはり文章を読んで自分の解釈で考えるから、答えが正しくならない。良く最後の2つまでは選べたんだけど、そこで間違えた、という子がいるものですが、そこで根拠をチェックしていない。

でも試験中そこまで根拠を探せるのかという問題はあるので、そこを積み重ねて練習していくしかないのです。まずは解き方をマスターして、そして練習を積み、時間を短くしていく。問題を先に読んで見当をつけながら読むという手もありますが、それは万人ができる、というわけではないので、やはり自分なりの解き方を練習していくしかない。

だから今のうちから国語をやらないといけないのです。

国語の点数が安定すれば、成績は安定します。少なくともコンスタントに国語の勉強をするんだ、というスケジュールを考えてください。


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自由な時間がないツケ

近年中学受験が加熱化して、塾に行く年齢が下がってきました。

これに伴って、子どもたちの自由な時間が減っているという問題が生じています。

塾に行く時間が増えることで、学習に対するプレッシャーも増します。それで子どもたちのストレスレベルが高まり、家族に対する態度が悪くなったり、学校でいろいろな行動を起こしてしまう子どもたちもいます。

また自由な時間が減ることで、仲間と遊ぶことや、趣味を楽しむことなど、社会性を育てる機会が減ってきます。本来、子どもたちはみんなで遊ぶ時間の中で人との付き合い方を学ぶところがあるので、やはり小さい時からこの時間がなくなるのはあまり良いことではありません。

さらに子どもたちの自由な思考や創造力が育まなくなることもあります。子どもは自由な時間があれば、その中でいろいろな遊びをします。それがいろいろなものを作ったり、考えたり、表現する力につながっていくのですが、その余裕がなくなってしまうのは決して子どもたちの教育にとってプラスではないのです。

ですから、成績を上げたいという気持ちもわかりますが、やはりバランスをとっていかないといけないところはあるのです。

中学受験は子どもたちにより良い教育環境を与えようとして、考えることですから、その過程も本来は教育的でなければならない。

ただ、成果を上げるために長い期間子どもたちの自由な時間がなくなることは、やはり避けなければいけないことなのです。


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