第289回 たくさん問題を解こうとするよりも


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■ この時期は、何かと演習問題が増えます。毎週塾からもらうプリントの数も相当なもの。実際に解いている問題は、前期に比べて多くなっているでしょう。

■ だから、こそ、やった問題を大事にしないといけないのです。次から次へと新しい問題がくるから、復習がいい加減になると、使った時間が活かされなくなります。できなかったり、ミスをしたり、経験しているわけだから、そこを突き詰めないといけないのです。

■ なぜできないのか。基本がわかっていなかったのか。公式がうろ覚えだったのか。なぜミスをしたのか。勘違いしたのか。どうして問題を読み違えたのか。そういうことにあまり気を使わないで、「ドンマイドンマイ」でやっていってしまうと、いつまでたっても精度が上がりません。

■ たくさんの問題を解いたら、合格するかといえばそうではないのです。

■ ちゃんと力がついたかどうかが問題。精度が上がったかが問題であって、やった問題の数に惑わされてはいけません。じっくり復習する時間がないくらいなら、解かない方がまし。

■ やる以上は、じっくり復習して、覚えていないことも確認して、しっかり力にしていきましょう。ざるで水をすくうような勉強方法は、時間が無駄になるので気を付けてください。

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合格点をどう取るか?


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これからはやはり志望校の合格ラインというものを意識した勉強を進めていくべきでしょう。

例えば算数、国語が100点満点、理科社会が50点満点の合計300点満点で、200点前後が例年合格ラインというのであれば、それをどうとっていくのか、ということを考えていく。

算数は70点、国語60点ぐらいだとすれば、理科社会は合計70点取らないといけない、というイメージを立てます。

そして、算数70点はどうすればとれるかを具体的に考える。これはそれぞれの学校の出題傾向によって違います。

例えば10問程度の問題が並ぶ学校であれば、一問平均5分ぐらいで解くことになるわけだから、あまり凝った問題ではない。したがってやるべきことは標準的な問題の徹底とミスを減らすということになっていくでしょう。

また4~5問程度の応用問題ばかりが並ぶ記述式の学校であれば、そのレベルの問題を中心に考えて、最後まで正解にたどりつかずとも、ある程度部分点がもらえるような書き方を工夫する、などの対策が必要になってきます。

一辺倒に偏差値とか順位ばかりを考えて、その視点がなくなるのは受験対策としては効率が良くありません。

第一志望、第二志望の学校が絞り込まれて来たら、その学校のテストで合格点をとるためにどうするか?ということに考え方を切り替えていきましょう。


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条件を整理する問題


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2017年武蔵中学の問題です。


3つのやぎ牧場ABCがあり、AにはBの$$\frac{2}{5}$$より10匹多いやぎがいて、CにはBの1$$\frac{1}{3}$$倍より17匹少ないやぎがいます。またBにいるやぎが最も多いそうです。A、B、Cにいるやぎは合計何匹ですか。考えられるものをすべて答えなさい。


【解説と解答】
Bの頭数を【15】とすると、Aには【6】+10、Cには【20】-17です。
【15】>【20】-17ですから、17>【5】 【1】は3、2、1のどれかになります。
【1】=3のとき(A、B、C)=(28、45、43)→合計116
【1】=2のとき(A、B、C)=(22、30、23)→合計75
【1】=1のとき(A、B、C)=(16、15、3)→合計34 このときAがBよりも多くなるのでこれは不適。
(答え)75、116


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親の言うことだから聞かない


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