月別アーカイブ: 2013年10月

私立の月謝

各校の募集要項を見ていると、本当に初年度納付金がずいぶん違うなあ、と感じます。

東京都の調査によると、東京の私立中学の初年度納付金の平均は923644円。もう、そんなに高くなってしまったのか、と思いますが、それでもまだ6〜70万円台でがんばっている学校もあれば、150万に近づこうとしている学校もある。

一般に大学付属校は高く、受験校は低くなる傾向があり、これは大学受験の費用対効果が折り込まれている印象があります。

入学金の平均が25万円ぐらいなので、次の年からも70万円近い金額がかかることになるし、さらにそれだけではすまない。交通費も旅行代もあるし、大学受験をするなら塾や予備校の費用もかかる。

中高6年間で平均で600万円ぐらいはかかってしまうのが現状です。

「うちは一人だから出せるけど、二人なんて無理。」
というお話は本当にその通りであって、教育費はちょっとかかり過ぎのような気がします。

とかいっていたら、アメリカの私立大学は年間350万円から400万円ぐらいかかるそうです。もちろん、いろいろ奨学金制度があったりするので、実際のところはもう少し少ないようですが、それでもなかなかの金額。

親はホントに大変です。

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規則性に関する問題

今回は規則性に関する問題です。決まりを見つけて、工夫をしながら解いていきましょう。


(例題1)
次のようにあるきまりにしたがって数が並んでいます。
1、3、7、13、21、31、43、・・・

(1)ある数はその前の数との差が40でした。その数は何番目ですか。
(2)50番目の数を求めなさい。


(解説と解答)
差をとっていくと、きまりはすぐわかるでしょう。
2、4、6、8、10、12・・・と偶数になっています。
(1)はその前の数との差が40でしたから、差の数列で考えると40÷2=20番目です。したがってその数は20+1=21番目になります。
(答え)21番目
(2)50番目は49回差がありますから、2×49=98増えます。
(2+98)×49÷2=100×49÷2=2450より50番目は1+2450=2451になります。
(答え)2451


(例題2)
次のように分数があるきまりにしたがって並んでいます。
$$\frac{1}{1}$$・$$\frac{2}{3}$$・$$\frac{3}{5}$$・$$\frac{1}{7}$$・$$\frac{2}{9}$$・$$\frac{3}{11}$$・$$\frac{1}{13}$$・・・

100番目の数を求めなさい。


(解説と解答)
分子は1、2、3の繰り返し、分母は1から奇数が小さい順に並んでいます。
したがって100÷3=33・・・1より分子は1
分母は1+2×(100-1)=1+198=199
(答え)$$\frac{1}{199}$$


(例題3)
次のように分数があるきまりにしたがって並んでいます。
$$\frac{1}{1}$$・$$\frac{1}{2}$$・$$\frac{2}{2}$$・$$\frac{1}{3}$$・$$\frac{2}{3}$$・$$\frac{3}{3}$$・$$\frac{1}{4}$$・・・

(1)$$\frac{4}{15}$$は何番目ですか。
(2)最初から$$\frac{4}{15}$$までの和を求めなさい。


(解説と解答)
(1)規則は分母が1の時が1個、分母が2の時は2個、というように分母の数だけ分子が1から並んでいます。
したがって分母が15になる前は分母が14の分数が14個並んでいましたから、
(1+14)×14÷2=105個の分数があるので、$$\frac{4}{15}$$は分母が15の分数の4番目ですから105+4=109番目です。
(答え)109番目

(2)分母が1の分数の和は1、分母が2の分数の和は(1+2)÷2=1.5、分母が3の分数の和は(1+2+3)÷3=2、分母が4の分数の和は(1+2+3+4)÷4=2.5というように0.5ずつ増えていきます。
分母が14の分数の和は、分子が(1+14)×14÷2=105ですから105÷14=7.5です。
したがって最初から$$\frac{14}{14}$$までの分数の和は(1+7.5)×14÷2=59.5です。
$$\frac{1}{15}$$~$$\frac{4}{15}$$までの和は$$\frac{1+2+3+4}{15}$$=$$\frac{10}{15}$$=$$\frac{2}{3}$$より、
和は59.5+$$\frac{2}{3}$$=60$$\frac{1}{6}$$

(答え)60$$\frac{1}{6}$$


(例題4)
次のようにある決まりに従って数が並んでいます。

(1)Aは何ですか。
(2)120は何行何列の数ですか。


(解説と解答)
(1)1列目の数を見ると、1、4、9、16・・・と並んでいます。
これは同じ整数をかけた平方数になっているので、6行1列の数は
6×6=36です。Aはそれより2小さいので36-2=34
(答え)34

(2)120に一番近い平方数を考えると11×11=121があります。
これが11列1行ですから、120はその1つ前になるので、11行2列になります。
(答え)11行2列


(例題5)
太郎君は文集のページ数を書いていきます。この文集は234ページあります。1ページには1と数字を書き、10ページには10と数字を書きますが、10の場合は1と0を書いたことになるので数字を2個書きました。123ページの場合は数字を3個書いたことになります。
次の問いに答えなさい。
(1)太郎君は何個数字を書きましたか。
(2)太郎君が一番多く書いた数字は何ですか。またそれは何個ありますか。


(解説と解答)
(1)1ケタは1から9の9個。2ケタは10から99ですから99-9=90より2×90=180個
3ケタは100~234ですから234-99=135より3×135=405
9+180+405=594
(答え)594個

(2)100~199の間に100の位は全部1なので、1が一番多くなります。
1の位は1~231まで10おきに書いたので、(231-1)÷10+1=24個
10の位は10~19で10個、110~119で10個、210~210で10個の合計30個
100の位では100~199ですから100個
したがって合計24+30+100=154個が1です。
(答え)1 154個

規則性の問題はいろいろな形がありますが、すべてのパターンを網羅する、というわけにはいかないので、その場、その場でどんな規則があるのかを見つけ、そこから解き方を考え出していかなければなりません。

そのためには多少なりともいくつか、書き続けてみる、ということも大事です。すべて書くというのはさすがに大変ですが、いくつか書き続けていくことで、規則の使い方がわかることがありますから、ぜひ試してください。

以下の教材もお役立てください。

算数5年後期第9回 算数オンライン塾「規則性に関する問題」

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)

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金属に関する問題

2013年 吉祥女子中学の問題です。


塩酸にいろいろな金属を加えて、ある気体Xを発生させる実験を行いました。後の問いに答えなさい。

[実験]
 ある濃さの塩酸10cm3にいろいろな重さのアルミニウム、マグネシウム、鉄をそれぞれ加えた。このとき発生した気体Xの体積を測定した。結果をまとめると表のようになった。

(1)気体Xが発生するものとして正しいものを次のア~エから一つ選び、記号で答えなさい。
  ア 水酸化ナトリウム水溶液に亜鉛を加えて加熱する。
  イ 過酸化水素水に二酸化マンガンを加える。
  ウ 硫黄を燃焼させる。
  エ アンモニア水を加熱する。

(2)気体Xの捕集方法としてもっとも適当なものを次のア~ウから一つ選び、記号で答えなさい。

(3)ある重さの板状のマグネシウムをある濃さの塩酸に溶かすとき、できるだけ速く溶かすためにはどのような方法で行えばよいですか。適当なものを次のア~エから二つ選び、記号で答えなさい。

  ア マグネシウムを板状のまま溶かす。
  イ マグネシウムを細かくきざんで溶かす。
  ウ 塩酸の濃さをうすくして溶かす。
  エ 塩酸の濃さを濃くして溶かす。

(4)実験結果から、実験で用いた塩酸10cm3に加えたアルミニウムの重さと、発生した気体Xの体積の関係を表すグラフをかきなさい。

(5)アルミニウム、マグネシウム、鉄を塩酸にそれぞれすべて溶かして500cm3の気体Ⅹを発生させた。このとき溶かした金属の重さを重い方から順番に並べたものとして、正しいものを次のア~カから一つ選び、記号で答えなさい。
ア アルミニウム、マグネシウム、鉄
イ アルミニウム、鉄、マグネシウム
ウ マグネシウム、アルミニウム、鉄
エ マグネシウム、鉄、アルミニウム
オ 鉄、アルミニウム、マグネシウム
カ 鉄、マグネシウム、アルミニウム

(6)アルミニウム0.78gを塩酸に加えたところ、すべて溶けました。このときに発生した気体Xの体積は何cm3ですか。

(7)マグネシウム1.8gを実験で用いたものと同じ濃さの塩酸に加えたところ、0.2gが溶け残りました。このとき用いた塩酸の体積は何cm3ですか。割り切れない場合は小数第2位を四捨五入して小数第1位まで答えなさい。

(8)マグネシウムと鉄を合わせて1.2gにして塩酸に加えたところ、すべて溶けて775cm3の気体Xが発生しました。このとき用いたマグネシウムの重さは何gですか。


(解説と解答)
(1)金属を塩酸に入れるので発生する気体は水素です。したがって水素の実験ですから、ア
(答え)ア

(2)水素は空気より軽く水にとけにくいので、水上置換が一番良い方法です。上方置換の場合、酸素と混じる可能性があるので、水上置換の方が安全です。
(答え)ウ

(3)反応を早くするためにはふれる表面積を増やす、あるいは塩酸を濃くすればよいことになります。
(答え)イ、エ

(4)
0.9gまでは比例しており、そこからは1200㎝3のままですから、以下のようになります。

(5)
一番たくさん必要なのが鉄、次がマグネシウム、その次がアルミニウムです。
(答え)カ

(6)0.9gで1200㎝3ですから、0.78gでは1200×$$\frac{0.78}{0.9}$$=1040㎝3
(答え)1040㎝3

(7)マグネシウムは1.2 gで1200㎝3の水素が発生します。
鉄は0.3gで130㎝3、マグネシウムは0.3gで300㎝3ですから、0.3gのマグネシウムを0.3gの鉄に取り換えると300-130=170㎝3減少します。
できた水素は775㎝3ですから1200-775=425 425÷170×0.3=0.75gが鉄です。
したがってマグネシウムは1.2-0.75=0.45gになります。
(答え)0.45g

金属の反応と気体の発生に関する問題です。基本をしっかりマスターしていれば、できる問題だと思いますが、(5)などは問題文をしっかり読んで何を求められているのかを確認して解いてください。


「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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