月別アーカイブ: 2012年12月

学校別クラス分け

大きい塾だと、ある学校別のクラスが2クラスとか3クラスある場合があります。

で、全員が参加する組み分け試験はもう終わっているところが多いが、このクラス分けがまだ続いていたりする。でもそろそろそれも終わりで、最終的にこのクラスかあ、というのがわかってきたりするかもしれません。

こういうところでは、1組目はまあ、大丈夫。とかまあ、塾や校舎内でそれなりに定説があるわけです。保護者会でも聞かれたかもしれないし、お母さんたちの話からも聞こえてくる。

そうなると、今のクラスでは「合格は難しいのでは?」と不安になってくるかもしれませんね。

この定説は統計的には正しいと思います。つまり例えば1組の80%と2組の20%が合格する、みたいは話は当たっているかもしれない。しかし、「誰か」が決まっているわけではないのです。

そして、このクラス分けはある意味かなり僅差の勝負をやっている話ではあると思うのです。それでも順位はつくし、クラスの定員が決まっているから、1組と2組みに分かれてしまうわけでしょう?もしかしたら、全体のレベルで考えると2組も相当良いところまで行っている可能性はある。

ところが、塾の先生たちは、やはり「安全に」受験させることを考えます。だから、あまりに強気の志望校を並べないように伏線を張る。

「2組なので、やはり2日は押さえておきましょうね。」

みたいな話です。

だから、そこはもう安全校をしっかり確保している、というのであれば、あとは遠慮することはない。しっかり狙っていきましょう。ここで第一志望校を変える必要はありません。ここまでがんばってきたのだから、あと少し。

数字は変えられるものです。

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第61回  大学合格実績と中学受験倍率の隔年現象

■例えば東大の実績がある学校で良くなったとしましょう。

■そうすると、この中学校の倍率は上がります。いろいろな見方はありますが、実際に倍率は上がるので、相関があると私自身は思っています。つまり、前年の東大の実績が上がったところは、次の年の倍率は上がります。

■ところがその学校では「東大に受かるかもしれない」層は入ってしまったことになるので、例年より浪人が少なくなる。最近は浪人する生徒はかなり減少しましたが、それでも志望校を狙うために1浪はしようというので、狙う子はいるわけですが、その数が少なくなる。

■したがって、次の年はなかなか上がらない。むしろ下がることの方が多いでしょう。すると、その次の年にその中学校の倍率は下がります。

■これは逆も同じ。つまり、入らないと次の年には下がる。しかし、そうなると今度は浪人が多くなるので、次の年には増える。したがって中学は次の年は難しくなるわけです。

■つまり、1年、2年の大学受験の実績で判断してはいけない部分があるのです。長期的にどうか、は考える材料になるが去年が悪かった、とか良かったということで人気になるような選び方はそろそろやめた方が良い。

■2012年の大学進学実績で公立高校が躍進してきました。浦和高校、旭丘高校、日比谷高校、千葉高校。でもこれは今後も続いていくでしょう。明らかに制度が変わって、学校も進学指導に力が入っているからです。「私立に行かないと上位の大学への進学は望めない」ということはさすがにこれからなくなってくるでしょう。公立中高一貫校もあるので、いろいろな選択肢が出てきました。各校がそれぞれの強みやスクールカラーで良い教育を展開すれば、必然子どもの成長のステージに合わせて受験が選べることになるので、これは明らかに良い方向に向かっていると思います。

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3:4:5を使いたい

2012年 早稲田中学の問題です。


正方形ABCDの頂点は円周上にあり、三角形AEBは直角三角形です。またBFの長さは12cm、EFの長さは9cmです。

(1)AFの長さは何cmですか。
(2)円の面積は何cm2ですか。ただし、円周率は3.14とします。


(1)三角形AEBも直角三角形なので、三角形AEBと三角形BFEと三角形AFBは相似になります。AB:BE=AF:FB=BF:FE=12:9=4:3より
AFは12÷3×4=16cm
(答え)16cm

(2)AE=16+9=25㎝ 

3:4:5が使えないととすると、

AB=4×A EB=3×Aとすると
三角形AEBの面積は3×A×4×A÷2=25×12÷1=150よりA×A=25 A=5
したがってAB=20cm EB=15cm

てな風に解かないといけないのかもしれませんが、結局、3:4:5になるのだから使っちゃいましょう。

見た瞬間にAB=20cmとわかる子も多いと思います。

したがって正方形ABCDの面積は20×20=400
400÷2=200が半径×半径になるので
200×3.14=628cm2
(答え)628㎝2

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)
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