月別アーカイブ: 2012年11月

規則性の問題

2011年浦和明の星の問題です。


1、2、3、4、5の5つの数を並べて、隣り合う数を足し合わせる操作を4回します。

例えば、5つの数を1、3、5、2、4と並べたとき、次のようになります。

(1)上のような操作をしたとき、次のようになりました。
アとイに当てはまる数をそれぞれ答えなさい。

(2)上のような操作をしたとき、次のようになりました。

このとき
【1】 ◎にあてはまる数を答えなさい。
【2】 A、B、C、Dの4つの数の和と☆にあてはまる数を答えなさい。
【3】 A、B、C、Dにあてはまる数をそれぞれ答えなさい。


(1)

とおいて、わかっているところをもどしていくと、

となるので アが3とわかり、したがって後を入れていくと、

となるので、イは52です。

(答え) ア 3 イ 52

(2)要素を書き出してみると、図のようになります。

【1】
したがって
ABB☆ = 12
☆CCD = 11

これを合計するとABB☆☆CCD = 23

47=ABBBB☆☆☆☆☆☆CCCCDですから 

47-23=24は BB☆☆☆☆CCになるのでこの半分がB☆☆Cですから24÷2=12が◎になります。

(答え)12

【2】
ABB☆=12 B☆☆C=12 ☆CCD=11から

ABB☆+☆CCD-B☆☆C=ABCD=12+11-12=11がABCDの和になります。

ABCD☆の和は1+2+3+4+5=15ですから、☆は15-11=4となります。

(答え)ABCDの和 11 ☆ 4

【3】
B+C=4ですから BとCのどちらかが1でどちらかが3になります。
B=1とするとABB☆=12からA=6となって条件に合いません。
したがってB=3 A=2 C=1 D=5

(答え)A=2 B=3 C=1 D=5 

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)

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配点の妙?

日本女子大附属が2013年度より、一般入試(第1回・第2回)の各科目の配点を変更しました。

日本女子大附属中学校 配点の変更

 国語・算数   各50点  →  各60点
 理科・社会   各50点  →  各40点    合計 200点

時間配分に合わせた変更で、入試傾向に大きな変化はないそうですが、各校で学校別傾向と同じように違うのが配点です。

麻布は算数と国語が60点満点 理科と社会が40点満点  
栄光は算数と国語が70点満点 理科と社会が50点満点  
開成は算数と国語が85点満点 理科と社会が70点満点  
桜蔭は算数と国語が100点満点 理科と社会が60点満点 
慶應中等部は算数と国語が100点満点 理科と社会は50点満点
女子学院や慶應普通部は4教科が100点満点 

世田谷学園のように算数が120点 国語が100点 理科社会が各65点という傾斜配点の学校もあります。

この配点の違いは、なかなか微妙なところがあって、算数が得意で理科社会があまり、という場合はやはり算数と国語の傾斜が強い学校の方が多少有利な面はあります。

過去問をやり続けていくと、だんだん、学校の試験に慣れてくるので、途中で模擬試験を受けたりすると、逆に違和感を感じる場合もあるかもしれません。なんか、やりにくいなあ、みたいなこともあるでしょう。

しかし、これだけいろいろ違うと、やはり学校に合わせた対策は必須なのです。これだけ違うのは、それぞれの学校がやはり長い間に培ってきた経験の中から固まってきたシステム。例えば総合点が少ないということは出題問数が少ないということが多く、それだけじっくりと問題を解いてもらいたいという考えでしょう。また逆にたくさんの問題を出して、いろいろな側面の力を試し、差も広げたいということであれば、総点は増える傾向にあります。

しっかり過去問をやりこんで、その傾向を身につけてほしと思います。
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出願書類の変化

以前は、願書にはいろいろ書きこむことがありました。

家族構成、親の勤務先、兄弟姉妹の学校など。しかし、近年、個人情報をあまり学校がとらないようになってきました。

これは、ひとつには個人情報を学校がなるべく持たないようにしておこうという配慮。

そしてもうひとつが、合否は成績で決まる、ということを明確にすることでしょう。

いろいろ書けば、当然、そのことが合否を決める要素になると、勘違いされることになる。

お父さん、お母さんの出身校を書けば、当然、「OBでないと受からない」みたいな話になってしまう。

そんなことはないのに、そう思われるのは心外であるから、学校は願書をシンプルにしようとしています。

もし、受験前にいろいろ気になることがあるのであれば、一度学校に直接聞いて見られてもいいかもしれません。

こんなこともありました。

手に障害のある子どもがいました。面接があるので、その障害で不利になってしまうのではないかとお母さんは心配されていました。そこで私は学校に問い合わせていただくことにしました。

その学校では試験前に、校長先生がその子とお母さんに会ってくださいました。

「笛は吹けるのですか?」

「はい、特別な笛を作っていただいていたので、大丈夫です」

「そうですか」

 それからその校長先生は、その女の子の手をとって、いくつか質問をなさいましたが、最後ににこっと笑って、

「大丈夫ですよ。この手が不利になることは一切ありません。ぜひがんばって受験してください」

と声をかけてくださったそうです。隣でお母さんは本当に涙が出るほどうれしかったとおっしゃっていました。

親としては何か不安になると、その不安がだんだん強くなってしまう場合があります。そうすると、子どもにも影響を与えます。それであるならば、ちゃんと話を聞いた方が良い。最近の学校は事前であれば、良く話を聞いてくれますから、気になるようであれば相談してみてください。

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