月別アーカイブ: 2012年12月

来年は普通のお正月にしようね?

6年生は大晦日だというのに、また正月特訓に出かけているかもしれません。

明日は元旦だけれど、塾によっては授業があるし、それにせっかく家にいるのなら、過去問もやりたいし。

え、? 初詣。だめだめ。先生が、風邪を引くといけないから、手早く済ませるところが良いって言ってたわよ。別にいかなくてもいいんじゃない?

それでも、せめてお年玉ぐらいはもらって、おせちを少々楽しんで、なんていう受験生が多いのではないでしょうか。

ま、来年は普通のお正月にしようね、という話になるのです。私もそう思っていました。長男の受験の時に。

しかし、翌年、そうはならなかった。

子どもは同じところにはいない。必ず成長していきます。そして中学に入ればそれなりに自分の世界ができる。

「初詣? 大丈夫。友だちと行くから。」

って、何が大丈夫なのか、良くわかりませんが。元旦には結構スポーツの試合もある。だからそれを応援に行くというのもあって、まあ、いない、いない。

これから、そういう場面が増えてくるでしょう。大きくなるということは、そういうことなのです。

だから、今を大切に、ということで、今年も楽しめる分はしっかり楽しんでください。

今年一年、読んでいただいてありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

田中 貴

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ていねいにやると遅くなっちゃうんだよ

この時期、6年生にはとにかくていねいに解くように言います。

問題を良く読む。計算を見直す。答えが出たと思ったら、もう一度、問題を確認する。解答用紙の番号を確認する。などなど。

そういう注意をよく受ける子が毎年必ずいます。

「また、やった。見直したの?」
「やってない。」
「なんで。」
「だって、ていねいにやると遅くなっちゃうんだよ。」

なるほど。そういう感覚を持っている子どもたちは多いかもしれませんね。急ぎの虫がいるわけだから、とにかく速く解かないといけないと、つい思ってしまう。

しかし、入試は得点で決まります。早く終わろうが、時間ぎりぎりまで使おうが関係ない。実際に試験時間は限られているわけだから、その時間を充分に使う方が良いに決まっている。

よくこういう子にはミス率の話をします。

例えば、ミスを起こす確率が10%だったとすれば、正解率は90%。したがって合格点として7割の得点をしようと思えば、ほぼ8割の問題を解けば良いことになる。

ところがミスを起こす確率が20%だとすると、正解率は80%だから7割の得点をしようと思えば、9割の問題を解かなければならなくなるわけです。

だから、ていねいにやって、正解率を上げれば、必然、慌てなくても良いことになるわけです。

「わかる?」

「うーん、わかるけど、ていねいにやって、8割しかできなくて、でもミス率が20%だったら受からなくなっちゃうじゃん。」

「ていねいにやれば、ミス率が下がることはあっても、上がることはない。」

「え、でも、僕は上がらない。」

って、結局は急いでいるから、ていねいにできていないだけなのです。ていねいにやらないと、何回も間違えて、また時間がなくなるという面もあるので、とにかく「ていねいに」解いていってください。

結果で見ると、やはり「ていねいな子」が合格するのですから。

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豆電球の問題

2009年海城中学の問題です。


図1に示された回路について次の問1、問2に答えなさい。ただし、6個の豆電球はすべて同じもので、豆電球の明るさと電流の大きさは比例するものとします。

図1

問1 下の文章は図1の豆電球(あ)~(か)の明るさについて説明したものです。文章中の( A )~( C )に入る適切な数値をそれぞれ答えなさい。ただし、答えが整数にならない場合は分数で答えなさい。

左側の(あ)(い)(う)の部分では、上の(い)を流れる電流と下の(う)を流れる電流に分かれます。よって(い)の明るさは(あ)の( A )倍になります。右側の(え)(お)(か)部分では、上の(え)(お)を流れる電流と、下の(か)を流れる電流に分かれます、よって(え)を流れる電流は(か)を流れる電流の( B )倍になるので、(え)の明るさは(か)の( C )倍になります。

問2 回路全体でみたとき、(あ)、(い)、(え)、(か)の明るさはどうなりますか。明るい順に並べなさい。


問1 (あ)に流れる電流を(6)とすると(い)と(う)は(3)になります。
一方(え)(お)は2個直列に並ぶので抵抗が【2】になるのに対して(か)は【1】なので、(え)(お)に流れる電流は(6)の3分の1で(2)、(か)は(4)になります。

したがって
( A )は(3)÷(6)=1/2
( B )は(2)÷(4)=1/2
( C )は明るさと電流が比例するので1/2
になります。

問2 電流の量から(あ)>(か)>(い)>(え)になります。

「映像教材、これでわかる電気」(田中貴)

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