配点の妙?

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日本女子大附属が2013年度より、一般入試(第1回・第2回)の各科目の配点を変更しました。

日本女子大附属中学校 配点の変更

 国語・算数   各50点  →  各60点
 理科・社会   各50点  →  各40点    合計 200点

時間配分に合わせた変更で、入試傾向に大きな変化はないそうですが、各校で学校別傾向と同じように違うのが配点です。

麻布は算数と国語が60点満点 理科と社会が40点満点  
栄光は算数と国語が70点満点 理科と社会が50点満点  
開成は算数と国語が85点満点 理科と社会が70点満点  
桜蔭は算数と国語が100点満点 理科と社会が60点満点 
慶應中等部は算数と国語が100点満点 理科と社会は50点満点
女子学院や慶應普通部は4教科が100点満点 

世田谷学園のように算数が120点 国語が100点 理科社会が各65点という傾斜配点の学校もあります。

この配点の違いは、なかなか微妙なところがあって、算数が得意で理科社会があまり、という場合はやはり算数と国語の傾斜が強い学校の方が多少有利な面はあります。

過去問をやり続けていくと、だんだん、学校の試験に慣れてくるので、途中で模擬試験を受けたりすると、逆に違和感を感じる場合もあるかもしれません。なんか、やりにくいなあ、みたいなこともあるでしょう。

しかし、これだけいろいろ違うと、やはり学校に合わせた対策は必須なのです。これだけ違うのは、それぞれの学校がやはり長い間に培ってきた経験の中から固まってきたシステム。例えば総合点が少ないということは出題問数が少ないということが多く、それだけじっくりと問題を解いてもらいたいという考えでしょう。また逆にたくさんの問題を出して、いろいろな側面の力を試し、差も広げたいということであれば、総点は増える傾向にあります。

しっかり過去問をやりこんで、その傾向を身につけてほしと思います。
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