なおなおパパママ講座」カテゴリーアーカイブ

第39回 夏休み前に塾の先生と必ず面談をしてください。

■ 多くの塾では面談が行われている時期だと思います。これは学年を問わず、大事なことだと思います。

■ 6年生の場合、志望校を絞り込んでいき、現状を考え、どういう勉強をするか、ということが大事なテーマになります。塾の先生に相談して、具体的な勉強を決めていかなければいけません。

■ 夏休みの勉強を具体的に決めるでもお話しましたが、この夏何を勉強するか、ということは、当然、塾の先生とも相談しておかないといけない内容です。科目的に何を優先すべきか、どういうことをできるようにするのか。このプランは塾の先生にも話をしておいて、協力を得た方が良いに決まっています。

■ 例えば、ここで算数の力を伸ばしたいので、多少、算数に傾斜して勉強させたい、ということは、当然あり得ることだと思います。だから、社会の宿題まで手が回らないかもしれない。ここは塾の先生に話をして、社会の先生にも伝えてもらうことが必要なことでしょう。

■ 5年生の場合、そろそろ内容が難しくなる時期です。塾での様子を聞きながら、今後の勉強で何を注意した方が良いのかは聞いておかなければなりません。特にこの夏何をやるべきなのか、指導される先生と打ち合わせをしっかりしておいた方が良いでしょう。それに、5年生の夏は、家族で旅行ができるチャンスですから、そのこともしっかりお話をした方が良いでしょう。たくさんの宿題が出て、旅行中も勉強、ということにならないようにしておきたいところです。

■ 塾によっては機械的に、時間を決めてくれるところもあるし、5年生以下の面談はないところもありますが、できれば指導される先生と3か月に1度ぐらいは話をした方が良いと思います。夏休み前は特に大事な面談ですから、機会を作って先生とお話してください。

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次号は7月12日正午ごろ配信します。

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第38回 まずは自分で勉強する力を養う

■ 中学受験の歴史を振り返ってみると、自分で勉強してテストを受ける、というシステムが中心だった時期があります。

■ なぜこうだったのだろうか? といえば、当時の感覚としてやはり勉強は自分でするもので、しかも夜遅くに小学生が教室に来るということは考えにくかった。子どもは早く寝なければいけないのだから、来るとすれば日曜日に。その分家で1週間勉強して、その成果をテストで試す、というやり方だったわけです。

■ そのテストの点数をあげるために塾が始まり、現在に至っているわけですが、この間に一番忘れられているのは、「自分で勉強すれば合格できる」という事実です。塾に行こうが、通信教育でやろうが、とにかく自分で勉強すれば合格できる。しかし、そうでなければやはり力はつかない。

■ 小学生のときから、自分で勉強できると、中学に入ってもそのくせがちゃんとついているから、どんなシラバスになろうと、ついていけるわけですが、人に頼ってしまうと、そういう力がない分、また塾や個別指導を探さないといけなくなる。

■ だから先先のことを考えると、早くに塾に入れる、ということよりも、「自分で勉強する力」を養うことの方が大事だろうと思います。

■ 最近の中学受験のカリキュラムは速くなっているが、しかし4年生はやはりまだ本格的な勉強をするには早すぎるし、そこでどんどん教えられて、自分でものを考えなくなったり、やらなくなったりしてしまうと、先先力はつかない。

■ むしろ家で問題集や参考書などを開いて、自分で「勉強する」習慣をつけてからの方が、塾や通信講座を始めても、伸びが全然違うのではないか、と思います。

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第37回 基本に戻ってはいけない場合

■ 例えば速さの問題が得意でない場合。「基本に戻るか」ということで、例えば通過算の基本をやらせてみると、できる。あるいは旅人算の簡単な問題はできる、ということがあるでしょう。

■ つまりある程度簡単な問題ならできる、という場合は、基本に戻ってはいけないのです。

■ しかし、「できないから基本に」という指導が目立つのですが、これをやるからかえって算数ができなくなるのです。

■ 最近の入試問題は、いくつかの要素を重ね合わせて作られています。基本問題はそのひとつの要素にすぎません。応用問題を解くためには、その要素を分解していかなければならないのですが、それは応用問題を考えてはじめてできるようになることなのです。

■ ところが、解こうと思っても、なかなかできない。時間がかかる。だから「やはりわかっていない」ではないのです。分解の仕方がわからない。だったら、まずは解答・解説をよく読むことです。そして、それを再現する。自分でやってみて、解いてみるのです。そうすると次第に、構造がわかってくる。さらには分解ができるようになります。

■ ただし、この勉強は時間がかかります。できなければ一問について30分程度は少なくともかかるでしょう。でも、こればかりは時間をかけない限り、突破できません。問題数をこなすというよりは、むしろ考える力を鍛錬するというイメージに近いでしょう。土台、すべてのパターンを網羅する、なんて勉強はできないので、本人に考える力をつけるのだ、という視点で勉強を組み立てていけば良いのです。

■ 過去問もその意味では大事な題材になります。あってる、あってない、よりは、「どうやって解くかをじっくり考える」ということにこだわってほしいと思います。

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