投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

戦わずして勝つ

受験と孫子の兵法はそぐわない感じがしますが、しかし、この「戦わずして勝つ」ということばには別の意味で魅力を感じます。

今の子どもたちは早い時期から競争させられています。

毎月のテストで、クラスや席を決められる。まあ、こういうことはどこでもあることなのですが、しかし、中学受験の現場が異常なのは、それがすぐにみんなに知れ渡ってしまうこと。

例えば予備校もクラス分けがあって順位がつくわけですが、まあ、それなりに教室は大きいし、机の位置はつねにローテーションすることになっているので、成績が良いからいつも前に来る、ということはなかったのです。(一応念のため過去形。)

しかし、今の中学受験の現場はそれが露骨にわかるから、その情報が学校に持ち込まれてしまったりする。

なので、子どもたちのストレスが大きくなるのです。

だから「戦わずして勝つ」ということに意味が出てくる。

最後の方は戦わないといけないのだけれど、前半であまり消耗戦に引っ張り込まれない方が良いのです。

ここで勝たないと上には上がれない、と言わんばかりに手を引っ張っても子どもにその気がなければ、そう簡単に結果が出るわけではない。

一方で組み分けに参加しなくても入試に合格している子はいるのです。つまり戦わずして勝っている子がいる。

山の登り方はやはりしっかり考えて行く必要があります。現状を分析して、それが子どもにプラスになってないのであれば、改めるに遅すぎることはありません。



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下の子の受験を再考する

お兄ちゃん、お姉ちゃんの受験が終わり、いよいよ今度は下の子の受験というご家庭もあるでしょう。

すでに上と同じ塾に通っている、という場合もあるでしょうし、これから塾を考えようという段階のご家庭もあるかもしれません。

で、上の子と同じにしなければいけないことはありません。

最初のお子さんの場合は、親もいろいろ手探りなところはあるので、なんでもいろいろやってきたと思うのですが、しかし、点検をしてみると「これはいらなかったなあ」「これは止めておけば良かった」ということがあるものです。

土台、今の受験体制は過剰と思える程、子どもたちへの負担が増えています。多くの子どもたちがストレスを抱えるようになっているので、同じやり方をしなければいけないということはない。

むしろ、どうやればいいのか、もう一度再考してみることが必要でしょう。

同じ兄弟姉妹でもやはり違う個性ですから、その子に合った勉強の仕方、受験の進め方を考えてあげてください。


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2021 東大合格者のランキングを見て思うこと

2021年の東大合格者ランキングです。

1位 開成高等学校 144名
2位 灘高等学校 97名
3位 筑波大学附属駒場高等学校 89名
4位 麻布高等学校 85名
5位 聖光学院高等学校 79名
6位 西大和学園高等学校 76名
7位 桜蔭高等学校 71名
8位 渋谷教育学園幕張高等学校 67名
9位 東京都立日比谷高等学校 63名
10位 駒場東邦高等学校 56名

(ちなみに11位に神奈川県立横浜翠嵐高等学校が入っています。ここも県立高校として良くがんばってくれました。)

東京の大学の話だから、ということかもしれませんが、しかし今年は西大和も頑張っているし、日比谷は公立高校として唯一のベストテン入り、なかなか気を吐いているのですが、しかし、こうやってみると中学受験をしないと東大に入れないのかい?という錯覚を覚えてしまうかもしれない、と思います。

以前、地方の国立大学の卒業生が東京での就職に挑戦してなかなか大変だったというを聞きましたが、しかし、やはり首都圏中高一貫校→首都圏有名大学or医学部という流れと地域の公立高校→地域の国立大学という流れが完全に分かれてしまっている感じがします。

ということは生まれた地域によって、日本もすでに差がつきやすい状況にあるということで、これはやはり地方の私立高校や公立高校ががんばっていかないといけないところではあるのですが、子どもを東京の大学に出す、というのはやはりそれなりに大変なことなので、制度としてもっと考えないといけない部分はあるかもしれません。

西大和ががんばったのは良いとして、それでも他の地方の中高一貫校はどうも医学部に流れるところがあり、もう少しいろいろなバックグラウンドの学生が集まってこないと、今の閉塞感は打ち破れないのではないか、という気もしてくるのです。

東京の中学受験塾の同級生と大学の入学式で再会した、という話は多分今年の春の大学の入学式でたくさん聞かれそうですから。



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