投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

第607回 親の言うことを聞かない子

■  親の言うことを聞かない、というのは、ある意味当たり前、というか、普通なのです。

■ 小さいころは本人にも自信がない、あるいはやりたいことがそこまではっきりわかっていない、から、こうしなさい、と言われればそうするところはある。

■ しかし、実際に自分ができてきて、自分のやりたいこと、自分の思うこと、がある以上、親の言うままに動くことはあまりない。

■ それでも小学生のうちは、まだ充分に自信がないから、言うことを聞く場合もありますが、それが理にかなっていないと思えば、やはりやらないし、本人がやりたくないこともやらない。

■ 親の言うことは聞くのが当たり前だ、という論理、は最早通用しない時代だと思ってください。だから、どうするか? そこを考えないと、いけないのです。


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難問ばかりの学校

上位校でも出題傾向に違いはあります。

例えば、やさしい問題から、難しい問題まで幅広く出す学校もあれば、難問ばかり出す学校もある。

難問というのは、やはり時間がかかるので、たくさんは出せない。せいぜい50分の試験時間で4問から5問程度になりやすい。だから合格点も5割ぐらいになる場合もありますが、しかし、大事なことは、そういう学校は「その難問に興味を持てるか」ということをポイントにしている。

逆に、難問ばかりだと、解く問題がなくなる、という子は当然受けないから、それなりに力のある子が挑戦するだろう、という思惑がちゃんと働いているのです。

だから、こういう学校を受ける場合、たくさんの問題を解かせるというよりは、じっくり考える時間を与えた方が良い。

しかし、最近の模擬試験や組み分け試験は、幅広くたくさんの問題を出して、効率良く点数を取ることを求められている分、案外こういう難問ばかりの問題に手をつけていないことが多いのです。

だから実際に過去問を始めてみると、できない、ということは多い。

で、できないがスタート地点で、そこからどう興味を持って、しぶとく考えられるようになるか、この練習がこういう学校を受験するには大切です。


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ていねいさを鍛える



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英語を鍛えて、中学受験は英語入試、本命は高校受験

というような、流れがこれからできてくる可能性はあります。

インターのお子さんを何人かこれまで預かりましたが、英語は抜群にできるから、まあ、これはおいといて。

あとは、算数と国語の準備を2年間でやって、まあ、これはうまくいけば良い、ぐらいの感覚。

基本的にインター、そのまま、という手もあるし、また日本の学制に戻るのであれば、メインを高校受験にしてしまう、という手もあります。

だから、小さい時から英語を頑張る、というのは一つの手。

実際、英語は最後まで役に立つから、日本の受験勉強よりは有意義なところがあるかもしれません。

帰国子女ではなくても、英検2級ぐらいとってくる小学生が最近増えてきたのは事実でしょう。


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