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地方は選択の自由がない?

中学受験は首都圏や関西圏など一部の地域に限られます。

それ以外のところでは、基本的に公立中学に上がり、そのあと高校受験でナンバーワンスクールである県立高校をめざす、ということになる。

私立というのは、あまり選択肢がないから、このナンバーワンスクールに行かないといけない、というプレッシャーがかかります。しかも公立高校受験ですから、内申が必要になる。

なので、実は地方に住んでいると、学校の選択の自由がなくなる、ことは確かなのです。

首都圏だと、まあ、たくさん私立学校があるので、中学受験の段階でいろいろ選択肢が出てくるが、それがないのは、やはり子どもにとってはあまり楽しくない部分もある。

なので、近年首都圏の学校や寮のある学校への受験をめざす層が一定の割合でいる。

寮のある学校は日本中にあるので、試験を渡り歩く、という子どもたちもそれなりにいるのですが、それはやはり選択の自由に関わっているところがあるようです。


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授業をしない塾

もともと大学受験の内容を教えられる先生というのは、数が少なかったので、第二次ペビーブームのころから、大学進学を望む生徒の数が増えて、やはり教室を展開したものの、先生が不足するということで考えられたのが衛星予備校でした。

で、授業を動画で配信する、という点では、いろいろな方法ができて、現在はインターネットが主流になり、コロナ禍で、オンライン授業が随分行われるようになりました。

今は大学受験では授業をしない塾がもう1パターンできて、これは動画も使わない。

ただ、市販の教材を組み合わせて、それで勉強をするのですが、ただし、管理をする。進行状況をチェックする。(問題の疑問点は基本的には解説が書いてあるので、それを読めば良いというスタイル)なのです。

だから最近この手の塾が広がったわけですが、衛星予備校のときも、家で勉強すれば良いのに、わざわざ教室に行くの?みたいなことが言われていて、でも高校生の場合はやはり家にあまり帰りたくない?ところはあるので、そういうやり方もあったかもしれない。

小学生の場合は、ただ参考書や問題集だけではなかなかうまくいかないので、こういう塾は今のところ見たことはないが、授業をしない塾はあります。

基本的にはWEBワークスのような動画教材とWEB問題集を使って、子どもが自分で勉強する。

ただ、塾には行く。塾に行くのは、やはり管理してもらうためで、これだとお父さん、お母さんはまあ、一応管理してもらっているので、自分が管理しなくて良いという面がある。

これはこれでひとつのやり方だと思いますし、塾側のメリットとしては先生はたくさん必要ない。個別指導の先生もいらない。

教室に管理者がいれば、別に4教科教えられなくても良いわけで、これだと地元の塾はがんばれるかもしれません。


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システムは悪さをしない

たまに塾でもいろいろ事件が起きたりしますが・・・。

しかし、悪さをするのは人間。塾に突っ込んでくるのも人間なのです。

システムは止まることはあっても、悪さはしない。

そのまま、ちゃんと動いていれば、子どもたちはそれを使って自在に勉強ができる。

なので、リスクを減らして、自分で考える力を養うなら、システム学習は「アリ」なのです。

特に自分で勉強ができる子は、一気に効率を上げることができますから。


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