投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

平面図形の問題

2014年灘中学の問題です。


次の( 1 )、( 2 )にあてはまる数を答えなさい。

図のように、面積が18cm2の正六角形ABCDEFの内部に点Gをとり、6つの頂点とGをそれぞれ直線で結びます。

3点B、G、Eと、3点D、G、Fがそれぞれ一直線上にあるときは三角形ABGの面積は( 1 )cm2です。

また、3点C、G、Eと3点D、G、Fがそれぞれ一直線上にあるときは三角形ABGの面積は( 2 )cm2です。

(解説と解答)
(1)

台形ABEFは正六角形の半分。三角形GFE(図のイ)は正六角形の6分の1の正三角形の半分。三角形AGF(図のア)は正六角形の6分の1の正三角形と同じです。
したがってウの部分は18÷2-18÷6÷2-18÷6=9-1.5-3=4.5

【答え】4.5cm2

(2)

DからEFに平行に線を引きCEとの交点をHとし、BEとDFの交点をIとします。
HDはDEの半分になるのでDG:GF=1:2 DI:IF=1:1よりGI:IF=1:3
三角形CDEは正六角形の6分の1
三角形BCGと三角形EFGの和は正六角形の3分の1
三角形AFGはGI:IF=1:3より正六角形の6分の1の$$\frac{4}{3}$$倍。
したがって三角形ABGは
18-18÷6-18÷3-18÷6×$$\frac{4}{3}$$=18-3-6-4=5

【答え】5cm2


「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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なぜ「できなくなる」のか。

勉強が挫折する一番の原因、それは「できない」です。

「できる」が積み重なっていく分には、やる方もおもしろいし、またほめられもするから楽しい。楽しいからまたやる、という循環になります。

しかし、できないと、おもしろくない。おもしろくないし、「まだできないの?」と言われてしまうから、自信ができない。自信ができないから、やりたくない。という悪循環になる。

この最初の違いは「できない」です。

「できない」を何としても「できる」に変える必要がある。ただ、たくさんやることがあるから、全部を同時にできるようにすることは不可能です。だから、子どもたちは自信を失いやすい。

良く保護者会で
「今は、算数さえできていれば問題はない。」
というようなお話をしていました。

しかし、それはウチの塾には組み分けテストがなかったからです。だったら、まあ、理科とか社会とかできなくても、あまり気にならない。逆にできることだけスポットライトが当たっているから子どもたちの自信はつきやすかった。

今のシステムはそうではありません。

「全部できないといけない」という圧迫感が子どもたちを覆っているところがあって、そんなに器用に立ち回れないから、自信を失いやすいのです。で、しかも、算数だけやっていても、クラスは総合点で決まるから、算数ができても「やさしいこと」しか教えてもらえなくなり、「得意だ」と思っていたことが「できない」に変ってしまうところもある。

そういうシステムに勝ち残れる子どもたちだけが、成績を伸ばしているに過ぎないのです。逆に言えば、ウチの子がそうでない、とわかったら別の方法を考えていかないといけない。

最近になって「合格者の成績が伸びない」と学校の先生から聞かされることが多くなりました。受験率の問題ももちろんあるのだけれど、どうも、こういう一辺倒なシステムのために、子どもたちの力が伸びきれていない、という可能性があると私は思っています。

だから、よくよくお子さんの勉強の仕方というものをいっしょに考えてあげてください。これは、本人だけで解決するのは不可能だし、そういう塾の先生はそういうシステムでの伸ばし方しかある意味できませんから、親が考えるしかないのです。

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この部活をやるんだ!

志望校選びにあたって、私はクラブ活動の状況を調べることは大事だと思うのです。

以前、ある学校の囲碁部に入りたいといって中学受験を始めた子がいましたし、家から通える範囲で室内プールを持つ学校がない、ということで受験を止めた子がいました。

「え?」と思われるかもしれませんが、例えばプールの子はスイミングを続けるにあたって冬でもしっかり泳ぎ込めるような環境を求めて私学を探していた、ということなのです。公立にはそういう学校はありません。で、残念ながらなかったので、それならばスイミングクラブを中心に活動を続けるしかない、ということで中学受験は止めたということになったわけです。

どうしてもラグビーをやりたい、という子もいました。だから、ラグビー部のある学校しか受けない。ラグビー部がある学校はやはり限られるから、当然、選択肢は少ないがそれでも希望通りの学校に合格していきました。

昨日、「居場所を見つける」というお話をしましたが、学校は塾ではありません。いろいろな面で成長させてもらえるところであり、また自分がやりたいことがあることが受験の大きな励みになるわけで、そういう部活動をしっかり調べておく、ということは大事なことです。

例えばオーケストラというのもなかなか難しい話ではあるのです。別にプロになるわけではないが、オーケストラの一員として活動を続けていきたいと思うと、じゃあ、そういう学校はあるのか?と調べるとやはり多くはない。最近は各校ともホームページを充実して情報を出してくれていますが、それぞれの部活動のコンサートの情報も出てくるようになりました。

こういうのはいい機会だから、ぜひ出席されると良いと思うのです。

「この部活をやるんだ!」ということが、子どもたちにはやはり大きなエンジンになる。そういうものがあれば、さらに学校生活が楽しくなるだろうから、ぜひ調べて将来の夢を考えてもらってください。

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