投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

速さに関する問題

2014年城北中学の問題です。


A君とB君はP地点を同時に出発して、それぞれ一定の速さで、P地点とQ地点の間を1往復しました。A君はQを折り返して、Qから900mの地点でB君と出会いました。また、A君がPにもどったとき、B君はQを折り返してPまであと3kmの地点にいました。
このとき、次の各問いに答えなさい。
(1)A君がQに着いたとき、B君はQまであと何kmの地点にいますか。
(2)A君の速さが時速6kmであるとき、B君の速さは時速何kmですか。
(3)(2)のとき、PQ間の道のりは何kmですか。


(1)二人が1回目に出会った時、二人の差は900m×2=1800mになっています。A君がPに戻った時、二人の差は3000mになっていたので、

二人が出発してから1回目に出会うまでの時間:A君が一往復にかかった時間=1800:3000=3:5

A君が片道にかかった時間は2.5となるので、その時の2人の差は1800÷3×2.5=1500m 

A君がQについたとき、B君はQの手前1500m=1.5kmのところにいます。

(答え)1.5km

(2)二人の速さの合計で一往復を移動するのにかかる時間が3、A君の速さで一往復にかかる時間が5です。したがって速さの比は5:3になるから、A+Bの速さ:Aの速さ=5:3
したがってA:Bの速さの比は3:2になるのでB君の時速は6÷3×2=4kmです。

(答え)4km

(3)二人の時速の差は6-4=2㎞です。差が3kmになるのは90分後ですから、A君が一往復にかかる時間は90分÷2=45分
したがってPQ間は6×$$\frac{45}{60}$$=4.5km

(答え)4.5km

「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)

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午後入試

2015年はサンデーショックの年でもあるので、東京・神奈川の学校の入試日が例年とはだいぶ変わります。来年も午後入試を新設する学校が増えるだろうと思うのですが、午後入試は本当に苦肉の策ではありました。

慶應中等部が2月3日に試験を移動して以降、入試日程の短縮化に拍車がかかった感じで、とにかく早めに合格者を確保したい、という動きが強まってきました。

元よりどの学校も早く入学者を決めたいところがあるわけです。第1回、第2回と複数回の入試をすれば、確かに1回の入試の合格者を絞り込むことができるので自校のレベルアップにつながるところはあるものの、一歩間違うと他校に先に生徒を確保されてしまう、みたいなところもあるわけで、早めに入試は組みたい。

幸いIT技術が進んだので採点をがんばれば合否判定は素早くできるので、入試事務は以前に比べて相当短縮化されました。しかし、いかんせん日程はそれ以上増えない。入試のスタート日は地域の中高協会で決まっているから、前倒しはできない・・と思っている最中、午後があるじゃあないか、というので始まったのが午後入試でした。

もちろん午前中に試験を受けた後の入試だから、集合時間にしろ、試験科目にしろある程度柔軟に対応しないと敬遠されてしまうところがあるわけですが、それでも貴重な入試機会を確保できる、ということでどんどん広まっていっています。

ただ、子どもたちにとってはやはり午前中試験を受けて、また午後受験するのは結構な負担であるし、くたびれてしまうと次の日の試験にも影響がある。

概ね午後は2月1日と2月2日に集中しますが、これを午前午後を2日連続でやるというのは本人も家族もそれなりに大変なので、日程を考えながら1回に絞り込んだ方が良いと思います。

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国語の力

国語の力は大きく分けて3つの力に分類することができます。

ひとつは文章を読む力。何が書いてあるのかをつかみ、著者の意図をくみ取ることができる、という力。

次は問題を考える力。文章の意味がわかったとして、問題の答えを考えられなければいけない。例えば、そのとき主人公はどんな気持ちだったのか。なぜ、そんな行動をしたのか、という問いに対して答えられなければなりません。

最後が書く力。もちろん問題を考えれば当然答えを書かなければいけない。これが選択問題であれば、記号で答えればいいわけですが、解答形式は選択式とは限りません。自分のことばで説明しなさい、という記述式の問題も近年増えているので、自分の考えた答えを文章に表さなければなりません。

この3つの力がそろって国語力というのだから、単に文章を読む力があったとしても、国語の点数はあがらないわけです。

良く本を読む子はいますが、だからといって国語の点数が良いかと言えばそうとは限らない。こういう子は確かに読む力はついているのですが、問題を考える力や書く力が十分でなければ国語の点数は上がらない。

ついでに言えば、問題を考える力は自分なりに考えるではなく、あくまで文章を原典にして考えないといけない。問題の出題者は著者ではないので、本文のここにこう書いてあるから、答えはこうでなければならないという論理で問題を組み立てます。だから、その考え方を練習して身につけなければならないわけです。

ということで、この3つを鍛えるのにはやはり読解問題をコツコツ解いていくのが一番なので、早い時期から入試直前まで一定のペースで練習を積み上げていくことが唯一の方法といえるのです。

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