投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

点の移動の問題

2014年東邦大東邦の問題です。


図のようなAD=14㎝の長方形ABCDがあります。
点Pは、点Bを出発して辺BA上を毎秒1cmの速さで点Aまで動きます。
点Qは、点Pが出発してから3秒後に点Dを出発して、辺DA上を毎秒2cmの速さで点Aまで動きます。点Pと点Qが同時に点Aに着くとき、次の問いに答えなさい。

(1)辺ABの長さを求めなさい。
(2)四角形APCQの面積が長方形ABCDの面積の半分になるのは、点Pが点Bを出発してから何秒後ですか。


【解説と解答】
(1)点Pと点Qは同時に点Aに着きます。
ADは14㎝で点Qは秒速が2cmですから、AD上を移動するのにかかる時間は14÷2=7秒。点Qは点Pが出発してから3秒後に出るので、点PはBからAまで7+3=10秒かかります。したがってAB間は1×10=10㎝
(答え)10㎝

(2)四角形APCQの面積は長方形ABCDの面積から三角形PBCと三角形CDQの面積を引いたものですから、四角形APCQが長方形ABCDの半分になるということは、2つの三角形の面積の和が長方形ABCDの半分になります。
点Qが出発してからの時間を【1】秒後とすると
三角形PBCの面積は(【1】+3)×14÷2=【7】+21
三角形QDCの面積は2×【1】×10÷2=【10】
したがって合計は【17】+21=10×14÷2=70
より(70-21)÷17=$$\frac{49}{17}$$=2$$\frac{15}{17}$$
したがって点Pが出発してからは3+2$$\frac{15}{17}$$=5$$\frac{15}{17}$$秒後です。

(答え)5$$\frac{15}{17}$$秒後


「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)

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情報公開

学校によって、入試に関する情報や入学後に関する説明に積極的な学校とそうでない学校があります。

本来こういう広報活動はどの学校も積極的であるべきだとは思うのです。教科の指導内容や進学実績ばかりではなく、クラブ活動や子どもたちの日常生活、あるいは入試に関する考え方などなるべく機会を作って保護者に知らせるべきだと思います。

熱心な学校は、やはり募集に対してかつて非常にしんどい思いをしたことがあり、その結果としていろいろな試行錯誤をした上で今があるから、たくさんの行事が残っている。説明会も回数が多いし、オープンキャンパスもあるし、最近だと模擬試験もあったりします。

学校が入試の模擬試験をやるというのは、一番確実ではあるし、会場も学校だから入試の練習にもなる。

そういうことを積み重ねて、募集活動が成果を上げているわけです。

一方、熱心でないと思われる学校は、明らかにこれまで成功してしまっている学校と言えるでしょう。そんなにがんばらなくても、生徒は来ると思うから、あまりやらない。

かえって情報がいろいろ出てしまっても困るから、あまりいろいろなことを言わない。合格点も発表しない、というようなことになるわけです。

まあ、それはそれでそういう考えだからしかたがない部分はありますが、やはりそういう学校は受験生が集まらなくなる傾向になっているような気がします。

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物語文だけの出題

多くの学校では長文の出題は2題です。1題が物語文。もう1題が論説文、説明文。それでも最近は結構長い文章が採録されて問題になっているので、読んで答えるのは結構大変です。

で、多少なりともじっくり文章を読んで、読解力、表現力を試したいということになると、この問題文が1題になる学校があります。その代わりすべての問題が記述式ということになります。

この場合、論説文や説明文を題材にすることはあまりなく、ほぼ物語文になるようです。

論説文や説明文は論理を読み取れるか、ということが中心になるわけですが、物語文の場合は登場人物の心情を読み取ることになります。

したがって「人の気持ちがわかる子か?」「人の痛みがわかる子か?」というような観点でも子どもを見ることができる。

なので、こういうスタイルの学校はそのスタイルを変えません。だから毎年判を押したように物語文の読解になる。

じゃあ、対策は簡単かというとそんなことはないのです。

物語文ばかりを読んでいれば、「人の気持ちがわかるか?」というとそうでもない。やはり子ども自身が成長しながら、いろいろな体験をするからわかるところもあるし、またそれを表現するということになれば語彙も必要になる。

ただ書けないということはなくなります。対策をしていれば問題に応じて書くことはできるようになるのです。ただ書けるようになったからといって、答えが合っているとは限らない。でも、書かないと○はつかないわけで、最初は内容を問わず、とにかく書けるように練習をします。

もうこの時期になると、それなりに書けるようにはなっているので、あとは中身。答えについて、本当に登場人物の置かれている状況がわかっているか、どういう気持ちになっているのか表現できているか、をしっかり検討していきましょう。

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