投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

たくさん解くよりも

中学受験の対策として、どうしてもたくさんの問題を解く、という練習方法が使われていると思います。

しかし、そうなるとわからなかった問題の検討が十分できないことが多い。わからないから、答えを見よう、解説を読もう、これは良いのです。

しかし、その結果としてまだよくわからないまま、先に進んでしまったとすれば、その問題にかけた時間が水泡に帰すことになるのです。

なぜならわかっていないから。

これは本当にもったいない話だと思うのです。別に課せられた問題をすべてやらなくとも、一問でも多く理解できれば良いのです。中途半端にわかっている問題が増えても力にはならない。その意味ではやはりしつこく考える、という態度が重要でしょう。

量をこなせばいい、と考えてはいけません。本当によくわかった問題が一問でも増えれば、それが合格に導いてくれます。


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第279回 途端に途切れる

■ 子どもたちの勉強する様子を横で見ていると、「お、元気にやってるな」と思っていた十数分後、もうすでに疲れて眠そう、という感じになっている子がいるものです。でもその子が特別なのか、と言えばそうではなくて、これが小学生なのだ、ということです。

■ いっぱしのことを言うし、元気でもあるのだけれど、しかし、やはり体力はない。でも、大人とおなじようにやりたい。でも、まあ、途中でばてる。ということを理解して、ペースを考えないといけないのです。

■ ところが甘くなってはいけない、とばかりにやらせすぎてしまっているところがあるのではないでしょうか。特にお父さん、お母さんの受験経験というのは、小学生のころというよりは、もう少し大人になってからのことが多く、「私はもうちょっとやった」と思いやすい。

■ しかし小学生の受験勉強というのは、中学生や高校生のような受験勉強にはならないのです。だからペース配分を考えるのが大事。上手に休憩を取るように心がけてください。


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立体に関する問題

2017年桜蔭中学の問題です。


右の図1は,一辺の長さが6cmの立方体16個をすき間なくはりつけて作った立体です。次の立体の体積をそれぞれ求めなさい。

20170705t001

(1)図1の立体を3点A, B,Cを通る平面で切断したとき,2つの立体ができます。そのうちの小さい方の立体は三角すいです。このとき,点Dを含む立体の体積

(2)図1の立体から1つの立方体アを取り除きます。(図2)その立体を(1)と同じように3点A, B, Cを通る平面で切断したとき,点Dを含む立体の体積

20170705t002

(3)図1の立体から2つの立方体イ,ウを取り除きます。(図3)その立体を(1)と同じように3点A, B,Cを通る平面で切断したとき,点Dを含む立体の体積

20170705t003


【解説と解答】
(1)
20170705t004
12×12×÷2×24÷3=576が三角すいの体積ですから、
12×12×24ー576=3456-576=2880cm3
(答え)2880cm3

(2)
20170705t005
(1)の三角錐から6×6×6を引き、3×3÷2×6÷3=9増やすので、576-216+9=369
6×6×6×15-369=2871
(答え)2871cm3

(3)
20170705t006
Dを含む部分から削るのは一番上が
12×12÷2×24÷3-9×9÷2×18÷3=576-243=333
2段目は3×3÷2×6÷3×2=18
3段目はなく、4段目は3×3÷2×6÷3=9
333+18+9=360cm3
したがって残るの部分は
6×6×6×14-360=3024-360=2664
(答え)2664cm3


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