コーチングの課題(4)

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子どもの勉強を見ているとき、ほめることを意識していると良いでしょう。

コーチングの世界ではacknowledgementといいますが、相手のことを認めるという意味。親が子どもをみているとき、つい親の方が子どもに甘えて乱暴なことばや子どもを傷つけることばを発しているものです。

お母さんとしては「そういわれたらくやしいと思うだろう」と考えているのでしょうが、存外、子どもたちは「ぼくってかわいそうだなあ」と思っていることが多いのです。

実際に何ができるようになったのか、ここをしっかり見届けることで次の学習計画が生まれてきます。子どもは同じところにいません。常に成長していますから、日々できることが増えているといっていいでしょう。そこを認め、ほめる、ということが子どもの姿勢を積極的にするし、さらに次の目標に向かおうという気持ちを強くするものです。

お母さんは毎日、子どもたちの生活を見ていますから、注意すること、小言が多くなっているはずです。
「スリッパをけとばさないの、ドアは閉めて、ランドセルは上に持っていって!」
というような言葉が毎日のように繰り返されているでしょう。

子どもたちもわかっているのですが、しかし、実行できない。これが幼さです。しかし次第に注意深くなっていけば、できることばかりですから、その注意深さをつけていくために何をすればいいのか?ということを考えなければいけません。

むしろ認める、ほめることで子どもたちの態度は明らかに変わってきます。とお話すると「先生、のぼせませんか?」という話になるのですが、「のぼせるくらいでちょうどいいのでは?」とお話しています。

自信のない子よりは自信のある子の方が、自立もするし、自分の力も発揮するものです。

ぜひほめることばを増やして、子どもたちの日々の成長を認めてあげてください。

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