第26回 子どもに悪いなあとは思わない

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キッズの教室で、お母さんがあわてて帰ってこられることがあります。

まあ、約束としては何か見たい番組がある、それまでにお迎えに来てねということなのでしょうが、そう簡単にはいかない場合だってあるでしょう。

で、私はいつも思うのですが、こういうときにやはりきちんと我慢させることが大事だと思うのです。

「こういう事情で、それはできないから、がまんしてね。」

子どもは泣くかもしれない。だからといって子どものいうことばかり聞いてもいられないのが現実の生活です。だから、きちんと説明する。そして「がまん」は要求すべきだと思います。

子どもがかわいいのはだれも当たり前。でもそこでしっかり「がまん」することを教えてないと、どこへ行っても自分のわがままが通ると考えてしまう可能性だってあるのです。

専業主婦ではないから、子どもに悪いなあとは決して思ってはいけない。むしろ、そういう生活の中から我が家なりの子どもを大事にする生活方法としつけを両立させるべきではないでしょうか。

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