第278回 自分で勉強する力を養う

■ 最近の子どもたちの様子を見ていると、早めに自分で勉強する習慣がついた子は順調に伸びていけるのですが、そうではない子が案外増えているように思えるのです。

■ なかなか家で勉強しない。勉強しなさい、と言われて勉強しないから、だんだん家庭内バトルが増えてくる。バトルの方に時間がとられて、また勉強しない。そういう毎日の繰り返しで、親も子もだんだん疲れてしまう。

■ 子どもたちだって最後の方はやはり入りたいから勉強するようにはなるのですが、しかし、本当になかなかエンジンがかからない。スタートが早すぎるから、自分で勉強する習慣が付かないにもかかわらず、塾に行き始めてしまう。その結果として落ちこぼれる→自信がない→やる気が出ないという悪循環になるのだろうと思うのです。

■ なので、この夏の講習、授業後に自分で勉強する時間を作ろうかと思っています。学校別演習システムの勉強もしないといけないので、強制力が多少ある環境でないと、なかなか自分で勉強するようにならないのであれば、それを実践してもらうしかないのではないか。

■ と、子どもたちに話したら、結構歓迎ムード。なんだ、これは・・・。やはり家庭内バトルから子どもたちも逃れたいのかもしれませんが。


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口ばっかり・・・

6年生ともなると、まあ、口はいろいろ言うでしょう。きっと・・・。

「自分で勉強するから」とか「ちゃんと自分でやるから」みたいなことをいう子が増えてくるわけですが、実際のところで言えば、ぜーんぜん、ということも多い。

ホント、口ばっかり何だから・・・、と思っているお母さんも多いかもしれません。

しかし・・・。

よくよく考えてみると、それでもずいぶんいろいろなことができるようになったのではないですか?

子どもたちのすることは100%ではありません。まだまだ十分でないところはたくさんある。しかし、それが少しずつできるようになって今があるわけであり、その先にはもっとできるようになっているはずなのです。

で、大事なことは待つことと言うべきことはいうこと。

ウェイトは絶対に待つことを多くするべきだと思います。なぜなら、自分でやってくれないと、できるようにはならないからです。

もちろん言わないといけないことはあるのだが、言ってもなかなか聞かない、ということはあるでしょう。いつか、子どもがお母さんに言葉を思い出して、そうか、そうだなあ、やろうかなあ、というようになればいい、ぐらいに考えてください。

だから、言うときは言葉が届いていないといけない。怒った声で言ってもなかなか聞こえない、のでゆっくり話してあげてください。


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濃度に関する問題

2017年麻布中学の問題です。


2つの空の容器AとBに、1800gの水を分けて入れ、以下の操作を行って同じ濃さの砂糖水を作ります。ただし、砂糖水の渡さとは、砂糖水の重さに対する砂糖の重さの割合のことです。

【操作1】:Aに4gの角砂糖を1個、Bに3gの角砂糖を1個それぞれ入れて溶かす。
【操作2】:AとBの砂糖水の濃さを比べて、Aの方が濃いときはBに3gの角砂糖を1個入れて溶かし、Bの方が濃いときはAに4gの角砂糖を1個入れて溶かす。

 まず【操作1】を行い、その後はAとBの砂糖水の濃さが同じになるまで【操作2】をくり返し行います。砂糖水の濃さが同じになったら操作を終えるものとして、以下の問いに答えなさい。

(1)Aに入れる水の重さを1200gにすると、AとBの砂糖水の濃さが同じになるまでに、AとBに角砂糖をそれぞれ何個入れることになりますか。【操作1】で入れるものも合わせて答えなさい。

(答え)Aに(   )個、Bに(   )個

(2)Aに入れる水の重さを( ア )g、Bに入れる水の重さを( イ )gにすると、【操作1】の後【操作2】がちょうど10回行われ、AとBの砂糖水の濃さが同じになります。ただし、【操作1】で入れるものも合わせて、Aには角砂糖が2個以上入り、Aに入れる角砂糖の個数よりBに入れる角砂糖の個数の方が多くなります。このとき、( ア ):( イ )をできるだけ簡単な整数の比で表しなさい。

(答え)( ア ):( イ )=(    ):(    )

(3)Aに入れる水の重さを( ウ )g、Bに入れる水の重さを( エ )gにすると、【操作1】の後【操作2】が30回以上行われ、AとBの砂糖水の濃さがどちらも6.25%になります。このとき、( ウ ):( エ )をできるだけ簡単な整数の比で表しなさい。

(答え)( ウ ):( エ )=(    ):(    )


【解説と解答】
(1)Aに1200gの水が入れば、Bには600gになります。
AとBに入る砂糖の量がA:B=2:1になればいいので、以下の表のようになります。
20170627t002
(答え)A 3個 B 2個

(2)Aには8g以上の砂糖が入っています。個数は合わせて12個にならないといけないので、
(Aの個数、Bの個数)=(2、10)(3、9)(4、8)(5、7)
(Aの砂糖の重さ、Bの砂糖の重さ)=(8、30)(12、27)(16、24)(20、21)
になります。
このとき、砂糖の重さは互いに素でないと、10回に達する前に同じ比になってしまいます。
したがって条件に合う比は(20。21)だけなので、これが答えです。
(答え)20:21

(3)水の量は合わせて1800gです。濃さが6.25%ですから砂糖:水=6.25:93.75=1:15になるので、砂糖の重さは1800÷15=120gです。
Aには4g、Bには3gずつ入っていくので、4×A+3×B=120とすると、A、Bの組み合わせはA、Bの0をのぞくと
(A、B)=(27、4)(24、8)(21、12)(18、16)(15、20)(12、24)(9、28)(6、32)(3、36)
となり、互いに素になるのは
(27、4)(9、28)の2つですが、(27、4)は【操作2】の回数が30回を越えません。
したがって(36g、84g)となるのでウ;エ=36:84=3:7
(答え)3;7


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