応用力は学校別対策で鍛える

学校別対策に反対する塾の先生はあまり多くはなくなったように思うのですが、それでも「どんな問題が出ても対応できる」姿をめざしている教室もまだあるかもしれません。

実際にいろいろな知識を持ち、読解力や理解力がある子、というのはいます。で、そういう子はまあ、間違いなく、どこを受けても入るだろうなあ、と思います。

ただ、それはもったいなかったかもしれない、と思うのです。もともと頭が良くて、そんなに勉強してなくてもその位になってくれれば何も問題がないが、しかしかなりの時間を費やしてそうなったとすれば、行く学校は1つだからその学校に合格する力をつけて、後はほかのことをやっても良かったのかもしれないのです。

中学受験の範囲は途方もなく広いものです。学校の教科書で見ると中学3年生まで広がっています。だからそれをすべてマスターすること自体が途方もないことのように思うのです。だったら基礎だけしっかり固めて、必要な応用力は受験するであろう学校の対策でつければいいのではないでしょうか。

一番行きたい学校の入試に沿って応用力ができればいいわけで、それ以外は本当のことを言えば不要なのです。

だから受験カリキュラムが早めになっていますが、そこは基礎がしっかりしていればいい、とまず切り捨ててしまいましょう。つまり、あまり難しいことを4年生や5年生のうちにできなくたっていいのです。それよりは基本問題ができることに注力する。

そして早めに第一志望を絞り込んでいくことです。むしろ学校別の対策を早めに始められるようにする方が良いのです。

今4年生、5年生のご家庭はもしかすると大変な想いをされているかもしれませんが、応用まで行かない、と思うのであればむしろ基礎にとどめた方が良いでしょう。
むしろそこに集中して、そこまでできたらもうOKを出してあげていいのではないでしょうか。

後は6年生になって、学校別対策で応用の枝葉を広げていきましょう。


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まだまだ算数で良い


gakkoubetsu


2学期になったら、やはり4教科のバランスを考えて、割と均等に勉強する子が増えてくるのですが、まだそれは早い。

まだ夏休みの算数の復習が終わっていないだろうし、過去問も残っているのであれば、やはり算数中心に進めるべきです。

それだと暗記が間に合わないのでは、と心配される肩も多いでしょうが、社会や理科の知識の得点に比べて、算数の配点は多いので、多少の知識不足は算数ができれば十分にカバーができます。細かい知識はここで始めてもまだ忘れる。忘れるに十分な時間があるからです。

ですから、10月ぐらいまでは算数中心で良い。算数である程度得点がとれないと、なかなか合格しないのですから、まだまだ算数に時間を割いてください。

まだ勉強時間の半分は算数でもよい、と思います。


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第287回 受験勉強がうまくいかない


gakkoubetsu


■ まだ12歳ですから、受験勉強がうまくいかないことは当然ある。

■ 決めたことが守れない。できないことに挑戦する粘りがない。ていねいに勉強しない。勉強をめんどくさがる。などなど。

■ もう6年生なのに、あと5ヶ月なのに、と焦る気持ちになられるかもしれないが、まだまだ12歳。いろいろなことができるようになっているが、まだできないところもたくさんある。だから受験勉強がうまくいかないからといって、その子をダメな子だ、などと決めつけてはいけない。

■ これまでたくさんの子どもたちを見てきましたが、いつ本気になるか、わからない。それが中学生の時かもしれないし、高校生になってはじめて何か考えるようになるかもしれない。だからそれを待っていればいいのです。

■ いつか何かをやりたいと思って、がんばるようになる時期はやってくるものですから、何がなんでも、と思わないことです。

■ 子どもの成長をまず見守ろうとい気概をしっかり持ってください。


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