月別アーカイブ: 2013年11月

プレッシャーの原因

試験が近づくにつれて、子どもたちには精神的なプレッシャーがかかります。

のんびりしていると見えても、本人たちの気持ちはそうではない。実際にチックが出る子もいますし、ストレスはかかる。まあ、受験する以上、ある程度のストレスは仕方がない部分があるわけですが、しかし、やはり結果を恐れると、うまくいかない。

この時期は、小学校でも、「誰がどこを受けるらしい」みたいな話が出る。なるべく、そういう話はしないように、とはいっても、実際お母さんたちが話しているわけですから、子どもの口だけ止められるわけもないわけで、そうなると
「あの子が合格して、僕が落ちたらどうしよう。」
という気持ちになる。
「みっともない。はずかしい。」
という感情につながると、これはあきらかにプレッシャーになる。だからこの考え方を変えさせないといけないのです。

よくスポーツ選手は「自分らしい試合」とか「自分のプレーができれば」というような言葉を口にします。絶対に勝つ、みたいな話はあまりしない。

「絶対に勝つ」という気持ちは大事だが、実際には自分にプレッシャーをかけすぎて、力を出せないことが多い。

だから、「自分の力を出せればいい」という言い方をするのです。

オリンピックの優勝候補ですら、そういう言い方をするわけだから、子どもたちにはなおさらのこと。

ですから、まず、落ちることはみっともないことでも、はずかしいことでもないということを教えましょう。

ただ、「悔しいこと」です。

自分の力が通じなかった。だから悔しい。次は通じるように努力しよう、とこうなればいいので、そういう考え方ができるようにいろいろ話をしてあげてください。

ちなみに、「不合格のときにかける言葉」など考えなくていいです。

ただ、悔しいことだから、子どもによっては泣くでしょう。泣くくらいでないと、いかんと思います。

でも、次の試験はあるわけだから、「もう一度、自分の力を出し切ろう」と本人が考えていければいい。つまり、そういう考え方を教えておけばいいのです。

これからプレッシャーがかかる子はいますから、様子を見ながら、適宜少しずつ教えていきましょう。

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第110回 楽しく勉強する

■ 来春から塾に、と考えておられるご家庭は多いと思いますが、受験準備期間が3年ということになると、やはり最初から「がんがん」といくのは、子どもたちにとってはしんどいものです。最初、塾もゆっくり進み始めるものの、あっという間に宿題、組み分け、というような流れに巻き込まれていく。

■ ノルマに追われていくと、だんだんつらくなってくるのは当たり前。それが短い期間なら我慢できるかもしれませんが、長くなれば当然、子どもたちの辛抱も限界になる。だから、少なくとも5年生の前半ぐらいまでは、あまりしんどいと思わせてはいけないのです。

■ その意味では、やはりほめることが大事です。ちょっとしたことをほめてあげられれば、子どもたちだって悪い気はしない。組み分けだって成績が良ければ、当然ほめられるわけで、だから成績の良い子どもたちはさらにがんばる。しかし、逆もまたしかり、だから、そこをケアしてあげないといけないのです。

■ 例えばご褒美、というのはその意味でも大事なものだと思います。ここまでやったら、おやつ、と仕事をする場合でも自分にごほうびを用意するでしょう?それと同じです。大したものでなくてもいいが、それでも子どもたちはご褒美をもらえればうれしい。ほめられているのといっしょです。

■ 少なくとも目標校が決まって、自分で「がんばって合格するぞ」と思うまでは、多少なりとも勉強を楽しくする工夫は必要です。長い期間ストレスに耐えることは大人でもしんどい。まして小さい子どもたちには大変なことなのですから、ぜひ工夫してあげてください。

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規則性の問題

2013年 巣鴨中学の問題です。


ある規則にしたがって帯分数が、次のように左から並んでいます。
このとき各問いに答えなさい。

1$$\frac{2}{3}$$ ・ 5$$\frac{6}{7}$$ ・ 9$$\frac{10}{11}$$ ・ 13$$\frac{14}{15}$$ ・・・

(1)7番目の分数を求めなさい。
(2)並んでいるすべての帯分数を仮分数にしたとき、10番目の分数の分子の数を求めなさい。
(3)(2)のとき、仮分数の分子が2549になる分数は何番目ですか。


(解説と解答)
(1)整数部分の次の数が分子、その次の数が分母です。
整数部分は1、5、9、13・・・となっているので、1から4ずつ増えます。
n番目の整数部分は1+4×(n-1)となっているので、7番目は1+4×(7-1)=25ですから、求める数は25$$\frac{26}{27}$$です。

(答え)25$$\frac{26}{27}$$

(2)同様に考えると10番目の整数部分は1+4×(10-1)=37ですから、10番目は37$$\frac{38}{39}$$となるので、仮分数にしたときの分子は39×37+38=1481

(答え)1481

(3)整数部分をpとすると求める数はp$$\frac{p+1}{p+2}$$ということになります。
したがって仮分数にしたときはp×(p+2)+(p+1)=2549ということになります。
最後にp+1を足しているので、2549-1=2548はp×(p+2)+p=p×(p+3)になるから、2548はPの倍数です。
そこで2548を素因数分解してみると、
2548=2×1274=2×2×637=2×2×7×7×13=49×52となるからP=49です。
したがって(49-1)÷4+1=13番目になります。

(答え)13番目

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)

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