月別アーカイブ: 2013年7月

内接する円の問題

2013年雙葉中学の問題です。


図は、正方形と円を組み合わせたもので、一番小さい2つの円は同じ大きさです。
かげのつけた部分の面積は、一番大きい円の面積の18分の7です。円周率は3.14です。

(1)かげをつけた部分の面積は何cm2ですか。

(2)一番小さい円の半径は何cmですか。


(1)
影のついた円の半径は15cmです。したがって半径×半径=225 図から大きい円の半径×半径=30×30÷2=450ですから、大きい円の面積ははかげの円の2倍です。

したがって一番小さい円は一番大きい円の(1/2-7/18)÷2=1/18になります。

一番大きい円の面積は450×3.14=1413cm2 ですから一番小さい円2つ分は1413÷18×2=157

真ん中の円の面積は15×15×3.14=706.5cm2より 706.5-157=549.5cm2になります。

(答え)549.5cm2

(2)一番小さい円の面積は157÷2=78.5 78.5÷3.14=25ですから25=5×5より半径は5㎝です。

(答え)5cm

半径×半径で面積比を考えるのは、このパターンでは多くみられます。半径はルートになってしまいますが、半径×半径なら整数値で出せる、という問題です。

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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成城中学 第3回入試を新設

成城中学というと、成城学園と間違われる場合も多いのですが、こちらは男子校。牛込にある受験校です。

成城中学は陸軍士官学校・幼年学校への予備教育を行う学校でしたが、途中成城第二中学が併設され、これが世田谷区に移転して現在の成城学園になりました。

しかし、成城中学は牛込に残り、中高一貫校の大学受験校として活動を続けています。

成城中学には運動部も多く、ラグビー部もあります。ラグビーで言えば最近、人工芝化が進む学校のグラウンドにあってここは土のグラウンド。しかもかなりフカフカな感じがする土のグラウンドなのです。二十三区内では特に珍しくなったかもしれません。

今回の入試は第2回2月3日の定員を30名、2月5日に移しての実施。2013年のデータでみると、第2回入試は募集140名に対して受験者554名、合格者262名ですから約2倍の倍率は保っているものの、やはりレベルアップをしたいのと、2月5日に改めてチャンスを作ることで学校の認知度を上げることが目的なのかもしれません。

以前は結構交通が不便だったのですが、今は大江戸線牛込柳町駅ができたので、通学も楽になりました。

早稲田や東京女子医大も近く文教地区のこの学校はあまり目立ってはいませんので、機会があればご覧になっても良いかもしれません。

成城中学入試日程

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過去4回のまとめ

過去4回、速さの文章題、容器と水量(1)、旅人算とグラフ(1)、旅人算とグラフ(2)についてご説明しました。

速さの文章題
容器と水量(1)
旅人算とグラフ(1)
旅人算とグラフ(2)

4回を通じて、時間とともに変わる量を考えています。

速さの文章題では、速さの3公式を使い、平均の速さやダイヤグラムの見方、速さのつるかめ算などについて学習しました。

容器と水量(1)では柱体の容器に一定の割合で水を入れて、時間と水面の高さの変化を考えました。最近はこのテーマの問題が増えており、特に今年は多かったように感じました。もちろん入試問題はさらに複雑な条件がついており、仕切り版が動いたり、高さがいろいろ変わったり、水量が途中で変化したりしています。グラフを使った問題も増えているので、ここではグラフの読み取り方も練習しました。グラフの傾きが変わるということはどういうことなのか。傾きが急になるということはどういうことなのか、などについて考えました。

旅人算とグラフ(1)(2)は、これも出題が増えているグラフと速さの問題について考えました。旅人算は追いかけたり、出会ったりする場所や時間を計算する問題ですが、お互いが向かい合っている場合や同じ方向を向いている場合などいろいろ変化するので、グラフを描いて考えるとわかりやすくなります。また最近ではグラフで条件を出す問題も増えているので、グラフの読み取りについても考えてみました。
有料のプリント教材では、ここ数年の難関校の入試問題についても5年生が解けるやり方で詳しく解説しました。やや難しいと思いましたが、考えることで応用力が伸びてくれればと思っています。

時間とともに変化する、ことを理解するのにグラフは非常に有効な手段です。その意味ではこの4回を通じていろいろなグラフを見たと思うので、そのグラフの使い方がわかれば、次に問題を解くときに自分でグラフを書いて条件を把握できるように練習していってほしいと思います。

1学期はこれで最後になりますが、なかなか難しい範囲が多くなっているので、夏休みにしっかり復習してみてください。

以下のプリントもお役立ていただければと思います。

まとめのテスト

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