月別アーカイブ: 2013年2月

受験生、がんばれ!!

中学受験でばたばたしていると、横で高校受験部門がそろそろそわそわし始め、高校受験部門と並行して今度は大学受験部門がまた忙しくなる。

この2月は東京、神奈川では中学受験、高校受験、大学受験とばたばた続きます。

塾としては1年に1回の大イベント。

中学受験が終わって、ふーっと息をつく暇もなく、今度は高校受験の結果でいろいろな話を聞き、と思っていると国公立の前期が始まって、さらに後期になだれ込む。

一段落すると、あっという間に桜が咲き、いよいよ入学式かあ、という感じになるわけです。

3年前、6年前受験生だった子どもたちが、いよいよ次の受験になったわけで、またいろいろ緊張したり、不安になったりしているかもしれません。

しかし、これまでがんばってきたのだから、その力を出し切れば良いのです。その心構えは中学受験も高校受験も大学受験も変わらない。

自らを頼め、と良く子どもたちに話をしました。

これまでやった勉強が、自分の力になっているのだから、その力を出すことが一番。結果はおのずとついてくる。

高校受験や大学受験は、浪人があり得るわけだから、さらにプレッシャーは強くなるのだけれど、その分成長もしているわけだから、自分の力を頼りに良い結果をつかみとってほしいと思います。

受験生、がんばれ!! 塾の先生もがんばれ!!

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比熱の問題

2013年桜蔭中学の問題です。


物の温まりやすさは、物の種類によって異なります。温まりやすい物は冷めやすく、温まりにくい物は冷めにくいです。そこで、物の温まりやすさ(冷めやすさ)を調べるためにつぎの(実験)を行いました。

(実験)
室温25℃の部屋で、図のようにA 鉄でできた100gの球を水の入ったビーカーに入れ、80℃になるまで温めました。球をビーカーから取り出し,
すばやくB 25℃の水100gが入っているふたつきのC 発泡ポリスチレン製の容器に入れました。しばらくして温度を測ると容器の中の水の温度は30℃まで上がりました。

 このように温度のちがう2つの物を接しょくさせると、高温の物は冷え、低温の物は温まり、やがて同じ温度になります。このとき、高温の物から低温の物に熱が伝わり、高温の物が失った熱と低温の物が受け取った熱は等しくなっています。この(実験)では、鉄の球の温度は50℃下がったので、その分の熱を失い、水の温度は5℃上がったので、その分の熱を受け取りました。鉄の球の温度変化の大きさが水の温度変化の10倍であることから、同じ重さどうしでは、水の温まりやすさを1とすると鉄の温まりやすさは10であることがわかります。

問1 (実験)の下線部Aの球を鉄でできた200gの球にとりかえて同じ(実験)をしたとき.、容器の中の水は何℃まで上がりますか。最も近いものをつぎのア~オから1つ選びなさい。
 ア.28℃  イ.30℃  ウ.34℃  エ.52℃  オ.60℃

問2 (実験)の下線部Aの球をアルミニウムでできた120gの球にとりかえて同じ(実験)をしたとき、容器の中の水は36℃まで上がりました。同じ重さで比べると、水を1としたときのアルミニウムの温まりやすさはいくらになりますか。小数第1位まで答えなさい。

問3 (実験)の下線部Bの水を30℃の油80gにとりかえて同じ(実験)をしたとき、油の温度は何℃まで上がりますか。ただし、同じ重さで比べると、水を1としたときの油の温まりやすさは2とします。

問4 (実験)の下線部Cの発泡ポリスチレン製の容器をガラスのビーカーにとりかえて同じ実験をしたとき、水の温度は何℃まで上がると考えられますか。つぎのア~りから1つ選びなさい。また、その理由を15字以内で答えなさい。

  ア.30℃より低い温度   ィ.30℃   ウ、30℃より高い温度


1gの水の温度を1℃上げるのに必要な熱量は1calです。
鉄は10倍なので1gの鉄の温度を1℃上げるのに必要な熱量は0.1calになります。

問1 200gの場合x℃になったとき、鉄が失う熱量は0.1×(80-x)×200
一方25℃の水100gがもらう熱量は(x-25)×100 
これが等しくなるので 0.1×(80-x)×200=(x-25)×100から
0.1×(80-x):(x-25)=1:2
よりx-26=16-0.2×x 1.2×x=42より x=35℃ 
(答え)ウ

問2 (80-36)×120×アルミニウムの比熱=(36ー25)×100g
したがってアルミニウムの温まりやすさは44×120÷1100=4.8 
(あたたまりやすさは比熱の逆数になっています。)
(答え)4.8

問3 等しくなる温度をX℃とすると、
(80-X)×100×0.1=(X-30)×80×0.5
より800-10×X=40×X-1200 50×X=2000 より2000÷50=40℃
(答え)40℃

問4 ガラスに変えると、ガラス自体が熱を帯びるので、熱がガラスに移ります。熱が取られるのでアとなります。
(答え)ア ガラスが熱をうばうから。


「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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楽をしたいから考える

今年の灘の一日目の計算問題が話題になっているそうです。

こんな問題を小学生が解くのか?ということがポイントのようなのですが、確かにこれをゴリゴリやっていくのは骨が折れます。

しかし、きっと灘の受験生はこれは何かあるだろう、とは思うでしょう。

変な数ばっかり並んでいるな、と思った時に183が目につきます。

183は3で割れる。183=3×61 61かあ、あ、ここにありそうだな。

というので671÷61=11ということになるから、どうもキーとなるのは61だと見当がつきます。

で、あとは式を書いてみれば、以下のように解けるでしょう。

こんな計算をだれも、ゴリゴリとやりたくはない。

だから、考える。しかし、だからこそ、おもしろいし、考える力もついてくるのです。

これが小学生にできるのは、まあ、勉強の賜物ですが、しかし、考える力をつけるというのは、むやみやたらに勉強することではありません。

楽をしたいから考える、ズボラであることは、大事な成長の要因なのです。

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